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暗殺教室』 第 93 話 「リーダーの時間」

Fleet Week San Francisco 2012 blue angel 突き抜ける──空気のカベも組の差も

男子同士の棒倒し(意味深)も大詰めです!
どちらも勝利に あと一歩まで一気に迫り──、それぞれの理由で停滞しました。そのネチっこい描写が『暗殺教室』らしくて面白い!

孤高の支配者

今回も浅野 学秀の優秀さが光りました。
「五英傑」と同じく、外国人の助っ人たちも、学秀の前では飼い犬のように従順な飾りです。自分の考えで勝利に向かって動ける人物が 1 人でもいれば、とりあえず A 組の勝利は確実だったんですけどね。
竹林 考太郎が(小憎たらしく)言ったことから分かるように、「すべては浅野しだい」である点では A 組も E 組も変わらない。

まさに浅野は「一人で戦況を 決定づける 強いリーダー」です。
──まさか それが最大の弱みに なるなんて、本人も含めて A 組の誰も想像できなかったに違いない。

糊口の指導者

一方の磯貝 悠馬は控え目な指導者です。
浅野と同じように最前線で戦いつつも、けっして一人だけでは勝利をつかめない。それこそが彼の・E 組の強みになる。
しかし──。

オレを踏み台にしたぁ!?」状態には笑いました。
棒の高い部分にいる学秀に張り付くため、磯貝をジャンプ台に使ったわけですが──、おそらく土台にいる A 組の生徒を使っても同じことが出来たはず。
「体を張るリーダ」としての磯貝を描いたのでしょうね。──でも、心なしか、踏んづける生徒たちは いつも以上に力一杯だったという……(以前からの磯貝は嫌われている設定が発動)。

数の暴力

ねぇーー あそぼーーー」の絵が うぜェーーー!
三村 航輝村松 拓也の顔なんて妖怪じみているし、合計で 7 人くらいに浅野は しがみつかれているはずです。その状況を想像するだけでヘンな汗が出る。

ここは学秀を褒めるべき場面でした。
手足を取られているのに、それでも棒から離れない。さすがは外国人たちと対等以上の戦闘能力を持つだけはありますね。


潮田 渚の表情だけは異質です。
ひとりだけ平然とした顔をしながら浅野の ほっぺたをつまんでいる。──なんだか「近所の お兄ちゃんに遊んでもらおうとしている幼女」みたいに見える……!(ゴー・トゥー・病院)
毎回のように書いているけれど、どう考えても作者は渚を「男の子」として描いていませんよね。だが それがいい。

音速の さらに先

吉田 大成村松 拓也の回り込みは予想通りでした。
赤羽カルマ杉野 友人木村 正義など足の速い生徒や、手の早い前原 陽斗が A 組の棒に突進することも、だいたい想像したとおりです(手?)。

暗殺教室 第 92 話 「戦術の時間」 あえて守とならずして客となる | 亜細亜ノ蛾

ただ、「音速飛行」以降の作戦が読めません。
今回のラストで A 組のリーダに へばりついて終わったのですが、このまま倒して勝利──なのか? まさか、そんなアッサリとは決着が付かないでしょう。
上で書いたとおり、浅野の一声で E 組の棒は簡単に倒せるだろうし、絶体絶命は両者とも同じです。──いや、A 組の生徒たちが棒に戻りつつある今では、E 組のほうが不利かもしれない。

おわりに

題名は「船頭多くして船山に登る」から借りています。
思いっきりネタバレというか そのままですが、どちらのチームのことか分からないから良いだろう──と思いました(小並感)。

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