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暗殺教室 第 97 話 「アフターの時間」 あとは借りが幸になる

暗殺教室』 第 97 話 「アフターの時間」

一皮むけて──次の戦地へ

今週号は『暗殺教室』が巻頭カラーと表紙を飾りました!
連載の 2 周年を記念して人気投票の お知らせと──、何と言ってもテレビ・アニメ化実写映画化を記念したカラー・ページです! めでたい!
──いつものように、女子は控え目で、女装や変装をした殺せんせーがメインですけれども。

安定の三つ脚

園長の自転車に改造には感心しました。
そもそも事故の原因は突然の生徒の飛び出しでしたが、不安定な自転車で大荷物を運んでいたら、いつかは転倒事故を起こしていたでしょう。
そこで、前輪を二輪にした三輪自転車に改良しています。これなら横転の危険性も激減するはず。技術班である堀部イトナ吉田 大成の仕事に感動した!(マシリト首相

でも、電動アシスト付きは免許が必要では?
──と思って調べると、日本においては小型の場合は免許が不要のようです。知らなかった。オレも欲しい!(自転車でも 5 分くらいの場所にあるコンビニへしか行かないけれど)

小五女子は お年頃

さくら姐さんの本名が明かされました!
ただ、印刷がつぶれていて よく読み取れません。実在する名字から似ている名字を探すと、「鬼屋敷」(きやしき)あたりでしょうかね。名前に「鬼」が つくからイジメられていたとか?

──今回の描写から察するに、さくらのイジメには男子も女子も参加していそうです。悪質で陰険なので女子だけかと思っていました。完全に偏見ですが。


テストを見せる さくらの笑顔が最高です!
おそらく さくらの学校生活のなかで、誰かに褒められるような結果を出したことは初めてなのでは? つらい目に会ってきたからこそ、今回の「不意打ちによる『暗殺』」は うれしかったに違いない!
これからも たまには 教えろよな」の くだりは、もう完全にツンデレというかメs ──もとい「オンナの子の顔」をしていますよ!

これも潮田 渚の おかげです。
これからも兄と妹のように仲良くして欲しいですね。本編のなかで描かれなくても、たまに一コマでも「そのあと」を教えてくれたら良いな。
──そして いつかは、本当の暗殺を渚が さくらに教える日が来るかもしれない。

かつての才知

今回も「五英傑(失笑)」は負け犬でしたー。
彼らの遠吠えばかりが聞こえる一方で、浅野 学秀は無言です。それは当然でしょう。彼が考える「勝利と支配」からは ほど遠い結果でした。赤羽カルマと浅野は、一点しか違いません。

また、浅野たちは知らないでしょうが、棒倒しでの一件は E 組の不調とは無関係です。2 週間も 授業を受けずに テストに臨む E 組と、前にも増して 猛勉強した A 組とでは、言うほど差は開いていなかった。
つまりは、卑怯な手を使っても正攻法でも、すでに E 組と A 組(浅野と五英傑)との学習能力は同程度でしょう。この状況は浅野 學峯 理事長にも耐えがたいはず。なにか妨害してきそうな予感がする──。

戦闘準備 完了

新しい「体操着」が格好良かった!
どう見ても「戦闘服」といった外見で、「どこのボーダー隊員だよ!」と『ワールドトリガー』のファン(オレ)からツッコミが飛んできそうです。
創作の世界における戦闘服の常として、女子は防御力が低そうですね。せめて茅野カエデだけは、胸部の装甲を厚めにしてあげて……!


あと、股が破れたジャージを人前で はき続けてきた岡島 大河には、なにやら「別の意図」を感じる……!

力の使い所

強くなるために身につけた その力は、他人のためにも 使える
これは『暗殺教室』の大きなテーマです。たぶん、殺せんせーが「地球を滅ぼす悪のラスボス」として E 組に着た理由も、その力を生徒たちに身につけさせるためでしょう。
この作品流に言えば、「殺す力を 身につければ 地球を救える」と物騒になるけれど。

おわりに

矢田 桃花が持っている本に笑いました。
陽性かくにん よかったね」って、それ……! 「読まなくなった 子供向けの本」という説明も涙を誘うところです(泣くのはオボちゃんだけ?)。

痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 「陽性かくにん! よかった」 小保方さんの実験ノートが女子力高すぎると話題に – ライブドアブログ


今回もイリーナ・イェラビッチの出番は少なかった。
職員室でミカンを食べているだけ、という……。せめてコンビニ・スイーツでも良いから、プリン的な女子力の高いデザートにしてくださいよ!
──いや、「ミカンじゃなくて、私をむいて!」という烏間 惟臣へのアピールなのかも。未来永劫、絶対に伝わらないけれど。


題名は「後の雁が先になる」から借りました。
まさに E 組と A 組との関係を言い表わすような ことわざです! 今回のタイトルは強引だけれど。

asiamoth:
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