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ニセコイ』 Vol 13 「アンシン」

Humpback Whale! 海よりも深くクジラよりも大きい──恋心(ハート)

花火以上に鮮やかな浴衣の表紙です!
しかし、この華やかなカラー・イラストには、さまざまな感情が込められて いるのでした。無邪気さや切なさ・感情の すれ違いなど──。

でも そんなことより、つぐみんに注目しますよね!
小野寺と桐崎にイチャイチャされている鶫は、いままでの本編からは想像できない構図です! 「番外編のドラマ CD 同梱版だっけ?」と思ってしまいそう。

(あと、左上の「かんざしを挿した女性」が、誰なのか分からなかったことは内緒です)

第 108 話 「シツモン」

草むらで寝転ぶ扉絵の小野寺 春が悩ましい!
そう、夜の花火大会(意味深)と言えば、こういうムフフなイベントや「ラッキースケベ」の宝庫ですよね!
──と思いきや……。


鶫 誠士郎のスリット入り浴衣がセクシィでした!
おそらく桐崎家の御用達ブランドで特注品の浴衣でしょう。(千棘の用意する)水着のほうが露出度が上なのに、どうして浴衣から覗いた生足のほうが破壊力バツグンなのか……!
去年までの桐崎 千棘の知識だったら、第 43 話 「ゴリヤク」みたいに「浴衣の下には下着を着ない」(重複文?)ことをつぐみんにも強要するはずでした。さすがに今年は 2 人とも ちゃんと着用しているでしょう。
それが残念でした!

『ニセコイ』 5 巻 「タイフウ」 2 - 本当はダメじゃない | 亜細亜ノ蛾

そして、この巻の前半に出てくる お色気要素は、なんと つぐみんの生足くらいです。それだけで十分とも言えるけれど、せっかくの夏休みなのに……。


「ニセコイ」が春にバレてしまいました!
そもそも、小野寺 小咲や楽が最初から説明しておけば良かったですね。それなのに、「仲間はずれにされていた」と落ち込んだりせず、姉の恋を応援する春が健気です。

舞子 集は春の気配に気づいて いました。
さすがに「春に聞かせるために計算して話した」のでは ないでしょうが、もしかして……。
あと、(ふう)ちゃんが春を覗いている描き下ろしイラストも追加されています。「がんばって 春…」と親友を応援する──気持ち以上の「何か」を感じさせる。


縁日だけで生きる一条の技術(スキル)が出ました!
一条 楽は、「ジャンプ」の主人公らしい能力者(ハンター)ですね! お祭りの回でしか生かせないところが、平和で現代的でもある。

一方で、『ドラえもん』の野比のび太は射撃の名手であり、むしろ防衛戦で最大限の実力を発揮する(もちろん、彼に「生身の人間を銃火器で撃てるのか どうか」は議論が必要だが)。

集団的自衛権問題で「のび太」の例え話は適切か? という話(dragoner) - 個人 - Yahoo!ニュース


せっかく獲得した景品は、いつの間にか消えています。
連載時には「夜店を出店していた集英組の組員に預けた」のだと考えました。
ところが、本巻のカバーを外すと「答え」が描かれています!(景品の なくなったタイミングと出会いの場面が前後逆だけれど、キニシナイ!)


一条は、女の子をエスコートする能力に長けています。
でも、これが「春だけではなく別の子でも優しい」から、花火以上に「炎上の元」に なってしまう。

第 109 話 「ブキヨウ」

さすがに「王子様」の演技は見破れました!
ニブいヒロインだらけの本作品ですが、そもそも春は、「一条 楽は悪い男」という先入観から入っています。それが誤解だと気が ついたから、同時に「王子様」の答えも見えてくる。

注目すべき点は、一条は つねに自然に行動していた、ということです。
けっして、「春ちゃんに誤解を解いてもらおう」と思って優しくしていた──わけでは ありません(ペンダントを拾ってもらった当初は置いておいて)。
「理不尽にモテる主人公」が多いなかで、一条は「理由があってモテる主人公」です!


お結び玉」の演出と言い、本格的に「春ルート」に入りそう。
春自身も「楽を好きになっちゃっても良い」と認めている。
だからこそ──、春は、姉のために恋をあきらめる気でいます。ハッキリと恋心を認識するからこそ、失恋もできる。

ただし、「短い恋」ではなく「短い失恋」でした。
今回のエンディングを見れば分かるとおり、春の恋は始まったばかりだ!


しかし、一番かわいそうなのは、橘 万里花でした。
みんなが楽しく花火大会に参加するなかで、マリーだけは置いてきぼりです。彼女の人望からしたら、いつのどおりだけれど……。
あと、よく考えたら「お結び玉」を橘と一緒に見た相手は本田さんです。これは──大いなる伏線がキマシタワー!!!


つぐみんを楽に押しつけている舞子に注目です!
あの位置からすると、集は鶫と密着状態だったはず。あわてて戻ると、つぐみんの お尻が舞子の顔面に ぶつかる『ピタゴラスイッチ』の完成ですよ!(えらく単純な仕掛け)

第 110 話 「オデカケ」

ドヤ顔でデートの お誘いをする春と、デフォルメ顔で驚く小咲の対比が笑えます。
春は「姉と楽をくっつけるため」という作戦を立てているけれど、無意識下では「一条先輩と一緒に過ごしたい!」という気持ちが大きかったに違いない!


登場人物たちの持っている携帯電話が「ガラケー」ばかりな理由は、本巻のカバーの折り返しに書いてありました。作者がスマートフォンに持ち替えたことで、作中のキャラたちも近代化するのかも しれません。
または、謎解き要素が多い作品だから、「じつは今から 10 年前の物語」という謎の設定だとか?(作中の一年間が何十巻も続けば必然的に そうなるケド)


まるで「一条と小咲が夫婦で春が子ども」みたいです。
小咲に帽子をかぶらせる・春を前屈みにさせる・構図を工夫することで、春の身長が極端に低く見える演出が効いていました。
楽が春に「完全に入っているよね!」という密着状態も、親子のように ほほえましく見える──かなぁ……。

小咲も楽も、デート中ずっと春のことを思っている。
ところが、春から見れば「両思いで仲良しな 2 人」にしか見えない。その切なさが心に しみました。なるほど、風ちゃんが春の背中を押したくなる気持ちが分かりますね。


「ニセコイ」の達人である一条には、恋人繋ぎをしたのも自然なことです! ──って、千棘と手を繋いだことって、そんなに多くなかったような……。
これは、一条家に伝わる「女たらしスキル」が発動した証拠です! 楽の母親が登場しない理由は、「母親(候補)が何人もいるから分からない」だったりして。あの楽のオヤジも、ああ見えて かなりモテそうだし。


海の生き物と 和菓子の コラボキャラが可愛かった!
ニセコイのグッズというか、古味 直志デザインのオリジナル・キャラとして売り出せそうな完成度です。 このグッズを、「好きです」と まるで告白のように受け取る春も かわいらしかった。いつか、告白の本番が来るのかな……。

みたらしクジラ」は、『さよなら絶望先生』だったら、間違いなく「グリーンピース・クジラ」に改変されていたはず。デザインも ほぼ同じでしょうね。

第 111 話 「ホレボレ」

ビーハイブ開発部の発明で つぐみん受難の回です!

毎度おなじみの展開ながら、今回の「グミ型惚れ薬」の効果は、それぞれの恋愛観に応じた反応が楽しめて面白い。
お子ちゃまのポーラ・マッコイは「かまって!」程度でした。色っぽい お姉さんからテクニックを授かっているはずですが、実践の経験がないから、まったく身に ついていません。

一方、鶫は「楽を抱きしめたい」が一番の感情でした。
ご自身の特性(驚異的な胸囲)をよく分かってらっしゃる! 今回の件で、春のように鶫も、楽への恋愛感情を素直に認めて欲しい。


千棘に対する鶫の反応が興味深かった。
グミを食べてしまった千棘に、「あ~ も~」と面倒くさそうな鶫の心の叫びですよ! つぐみん初登場の頃だったら、千棘に惚れられたら心の底から喜びそうなのに……。
現在の鶫は、楽以外に好かれても困るだけですね。


万里花は、薬に抵抗するほど楽への愛が深いのか、それとも鶫に恋することが不快なのか……。
おそらく前者でしょうね。それほどマリーは鶫を嫌っていない──というか、一条以外の人間は「ジャガイモやカボチャ」程度に認識しています。

しかし、じつは つぐみんは橘を嫌っている!
その話は、次の巻当たりで登場するはずです。この 2 人は仲良しに なれるはず──と思っていただけに、かなりショックでした。


小野寺は あまり変わっていませんね!(!?)
積極的すぎるスキンシップ(からの~?)や色っぽい目線も、「スキあらば実力行使」の小咲なら自然すぎる行為です。小咲だけ、グミの効果は 128 分の 1 くらいしか効いていないのでは?
それは さておき、このマンガが『To LOVEる』だったら、もっとネットリじっくり 20 ページくらい割いて描かれたでしょう。薄い本はよ!

第 112 話 「ステップ」

連載時にはカラーで描かれた万里花が華やかです!
典型的な「黙っていれば可愛いお嬢様」タイプな橘だけに、イラストだと いっそう見栄えが良い!(その立ち位置は桐崎だったはず だが……)

本音と建て前が 逆
これは、『レベルE』ネタですね。あまりにも有名なため「ジャンプ」では見かけなかった(※オレ脳内調査)けれど、そろそろ時効でしょう。
たしかに、あのバカ王子並に戦略家なマリーです。肝心なところが抜けているのも似ている。


楽は、夏休みに 1 人で図書館で宿題(受験勉強?)をしています。メガネをつけているけれど、楽は視力が悪かったっけ?
──はい、正解は「ヒロインたちに見つからず静かに勉強するため変装していた」ですね!(?)

でも、発信器が付けられているとは考えもしなかった。
いつも持ち歩いているカバンが決まっているとも限らないし、発信器の場所は どこだろう? 自分は、十字の髪飾りと見ました!(だとしたら、どうやって仕込んだのか疑問だが。本田さんが一晩でやってくれました、かな?)


楽の「女を落とすスキル」が今回も見られました!
一条が見せた 3 つの お手本は、どれも本当に実践的です。とくに「有無を言わさず強引に婚約指輪をはめる」は、かなり恋愛慣れした男性でも とっさには思い浮かびません。
「無言で頭なでなで」もギャグっぽいけれど、本当に好きな男子やイケメンから されたらイチコロです。さすが、一条先輩やでェ!


超一流のストーカであるマリーのことだから、今回の一連の手本は(本田さんに命じて)録画してある可能性が高い(それにしては本田は外にいたけれど、彼女ならワープ能力を持っていそうだ)。
なにしろ、楽が叫ぶ愛の言葉を録音するためだけに、わざわざオウムを手なずけた万里花ですからね。

『ニセコイ』12 巻 「オマツリ」2 - その声は逃さない | 亜細亜ノ蛾


相葉 右助の恋は完全なる失恋に終わった。
──とは限りませんよ!
今後、本田さんが出た回は、彼女の右手・薬指に注目です。ひょっとしたら、「金色の ダイヤで出来た プラチナっぽい シルバーリング」が輝いているかも。

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