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ニセコイ』 Vol 13 「アンシン」

エクレア 天にも昇る──エクレアの思い出

珍しく宮本るりメイン回から後半は始まりました。
ふわふわしたパンツ・ルックの私服が新鮮で、るりの「素顔」も見られる貴重な三部作です。

新鮮と言えば、一条 楽と宮本が、「るり」「楽君」と呼び合う姿まで飛び出しました! これは、トリした「別ルート」の幕開け──か!?

第 113 話 「ジイサマ」

アイスをくわえながらテキトーに写真を選ぶ宮本がキュートです!
るりは、メガネ・キャラということで「優等生で真面目」な印象を持たれている。
しかし、一条と小野寺をくっつけようとする場面でも、けっこう手を抜いたズサンな作戦ばかりでした。宮本は、意外と面倒くさがりな性格ですね。


曾おじいちゃんの宮本 吉三が元気すぎる!
最初は舞子を無視していたのに、るりの盗み撮り写真を見た瞬間に意気投合しています。この現金さにも笑いました。

るりは「舞子 集と似ていて苦手」と語っていますが、このテンションの高さは橘 万理花のほうが近い気も します。
「舞子と橘を足したような人物」と考えると、たしかに付き合いにくい。毎日・一日中 顔を合わせている里中さんはスゴいな……。


お手伝いの里中さんが可愛い!
髪飾りと和服からして、『花咲くいろは』の松前 緒花に似ていますね。

セクハラにも明るく重く釘をさしたり、一般的な「ご飯大盛り」の何倍も盛るなど、里中さんも十分にキャラも立っている。
「一条ハーレム」に参戦しそうだけれど──おそらくその機会は訪れないでしょう。

第 114 話 「イチミリ」

この巻で唯一の お色気シーンが来ました!
るり師匠の水着姿は何度か描かれているし、もっと間近で見たこともある。それでも、水着と下着では見られる恥ずかしさは違うし、なにより着替え中という点が大きい。
こんなにも取り乱した宮本の顔は初めてです。普段は舞子に食らわせている踏んづけ(と書いて「ご褒美」)も一条に浴びせました。
これも「フラグ」の一つに なりそう……。


宮本も一条の良さを認めつつ あります。
小野寺の近くにいるから、るりだって一条の優しさをいつも見ているはず。そして、今回は初めてのように自分(るり)に対して楽の思いやりを感じました。これはグッと来たはず!
それでも冷静に分析して、るりの揺れる乙女心は「ほんの 1mm だけ」でした。それも宮本らしくて良い!

るり陥落まで: あと 0.002mm


エ■ゲ──もとい王道ラブコメ場面が連続しました!
「同級生の女の子に起こされる」「メガネっ娘の素顔を見る」「『メガネを外すと美人だな』発言」と次々にイベントをこなしています。
しかし、メガネをかけたままでも宮本は美しい。今回の扉絵を見てもハッキリと分かります。
いつも小野寺と一緒にいるから、「寺(でら)ちゃんの引き立て役」なんて思っている生徒も多いかも しれませんね。そして、数年後に卒業アルバムを見て後悔する──。

やはり宮本でも、「美人」と言われたら、恥ずかしくも うれしい。
心配して もらっている件も含めて、一条に向ける宮本の表情が今までより柔らかかった。
トドメは、おじいちゃんから言われた「一条との結婚話」を拒んだ理由が、「小咲が何て言うか!!!」だけですよ! え!? その一点だけなの!?
本当に あと 0.002mm が埋まりそう!

あと、見慣れない「黒髪ロング」と「白い和服」の姿で「伝統的な日本建築の家」に いるから、ちょうど夏だし怪談ネタも盛り込めそうでした。
ただ、そこまで詰め込むと主題がボケてしまいますね。忘れたころに、林間学校あたりで見てみたい。


おじいちゃんの望んだことを並べてみましょう。 「魚釣り」「セミ取り」「スイカ割り」「飛び込み」(と「テレビ・ゲーム」)──。高校生の遊びにしては、ちょっと子どもっぽいですよね?
そう、おじいちゃんと るりが遊んでいたころの再現をしたかったのです!

一条も舞子も、本当に楽しんでくれて良かった。
とくに舞子の はしゃぎっぷりは素晴らしい。集のことだから、彼なりに「自分の するべきこと」を実践しようと考えたのでしょう。
つまりは、「クラスメイトと仲良く楽しく過ごしている るり」を演出しようとしている。舞子は、良い意味で「計算高い男」です。
まぁ、お風呂場のノゾキで台なしですケド。

第 115 話 「アンシン」

写真での友だち紹介は素晴らしいアイデアでした!
これも舞子のおかげです。気前よく写真を貸したことも良いし、何に使うのか察したところも さすが!
今回の最後も、舞子の写真が生きています。これだけ宮本の良い表情を追い続けている舞子だから、ただたんに「女の子の写真を撮ることが趣味」以上の感情をるりに向けていそう ですが──?


一条の行動が男らしかった!
るりが話している途中で、座をあとにするタイミングも素晴らしい。自分の役目を果たしたあとの去り際を見極めている。これぞ本物の男です!

また、宮本の演技に協力したとは言え、本来は無関係な楽まで頭を下げている。
こういう「男らしい土下座」は、少年マンガでは久しぶりに見た気が します。るりが流した「ズルくない女の涙」も珍しい(『ONE PIECE』で両方とも演技過多な姿を見た気がする)。


最後は意外でした。
おじいちゃんの話は また来年の夏あたりに出てくる──と予想しただけに、本作品で初の旅立ちに驚きです。
しかし──、「突然のセキ→ウソ☆→るりが殴打→そして……」という流れからすると、直接の原因は宮本なのでは……。

第 116 話 「ベントウ」

ポーズも表情も、なんとも奇妙な扉絵です!
「私を食べて(はぁと)」というか、ファスナの具合からすると「食後」にも見えてモヤモヤ悩ましい!

今では珍しくなった桐崎メインの話でした。
それでも、「一巻に一話は千棘回を入れようキャンペーン中」なのか、すこしずつ桐崎の見せ場も増えてきた気がする。とくに今回は、公式の「ぐぬぬ千棘」まで描かれる大盤振る舞い!(?)

でも、文字どおり「マリーに食われている」感じです。
扉絵のイラストくらいに、見た目もマトモな料理が千棘に できると良いですね(ちゃんとした弁当の絵なので、最初は万理花かと思った)。


橘 万理花の「料理が上手」という点は大きい!
興味深いことに、いつも敵対関係にある鶫 清司郎も料理が得意です。恋人ではなく お嫁さんの候補として見ると、マリーも つぐみんも欠点が見当たらない気がする。
ただし、鶫は「稼業から足を洗う」「お嬢を裏切る」という 2 点が重すぎます。そうなると、橘の一択に思えますが、「楽は小咲が好き」が揺るがないんですよね……。


「壊滅的に料理が下手」ネタと言えば、『銀魂』の姐御・志村 妙です。
妙の場合は、すべてが黒炭と化す作画の省力化という名の呪いをかけられた悲しい運命を背負っている。
一方、千棘の場合はバリエーションが豊かすぎます! 英語の「art」は「技術」の意味も含まれている。そう考えると、桐崎の料理は「芸術品」と呼んで差し支えないでしょう。


またもや「図書館でムチャをやる話」でも あった。
これだけ大騒ぎして、よく職員に注意されなかったですね。騒いでいる連中の親(マフィア・ヤクザ・警視総監)を知っているのかな……。 万理花のワルノリを止めずに、平然とカウンタ席に座っている楽も、さすがに極道者の息子だけあって肝が据わっています。
本田さんまで一緒に寿司を握っているけれど、彼女の指輪の有無は確認できませんでした(どちらにせよ、料理の時は指輪を外すか)。


最後はラブコメらしい終わり方で ほのぼのしました。
この場に『美味しんぼ』の山岡 士郎がいたら、文句の一つも出た でしょうね。
おにぎりは、かなり技術力やカンが必要な料理です。やはり、料理は愛情が一番大事なのか?

第 2 回人気投票結果発表

上に引き続き、万里花が千棘の優位に立つ結果でした!
それよりも、人気投票の 19 位に読者が入るという前代未聞の結果ですよ!
そもそも、登場人物(マリー)が読者に直接 声をかけるという異常事態でした。『ニセコイ』の投票は Y さんの名前とともに歴史に刻まれそうです。

千葉県のYさんとは (チバケンノワイサンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科


しかし、小野寺の人気は圧倒的でした!
Y さんに入れられた票を足しても、万里花は一位に なれなかった(もし順番が入れ替わっていたら、それはそれで悲劇だけれど)。 「○○寺」で票が分かれたのに小咲が一位です。


あと、こんなに見せ場も出番を減らされているのに、まだ 3 位をキープできた桐崎の人気も根強い。
春が 3 位くらいでも不思議ではなかったと思う。

番外編!! 「マジカル パティシエ 小咲ちゃん!!」

やる気のない「悪。」がイカニモもな番外編でした。
ついでに言うと、ルーリン以外のマスコット・キャラが省略されまくっている。この脱衣──もとい脱力系のノリが なごみます。

ついに必殺技の登場!? だが、しかし!
まったく意味がない全裸を強制するのは、百合──もとい るり師匠の趣味が反映された設定なのでは? あるいは、アニメのブルーレイ版に特典で収録される、とか(熱望)。

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