• 投稿:
  • カテゴリィ:

暗殺教室』 第 105 話 「『死神』の時間・5 時間目」

ところてん 時に甘く・時に辛く──まるで先生のように

この作品ならではのクレイジィな状況から始まります!
暗殺の対象(殺せんせー)が、スゴ腕の暗殺者(烏間 惟臣)と一緒に、殺し屋(死神)の隠れ家へノコノコやってくる──というヘンテコな場面でした。
繋いである首輪をアッサリ外すところもジワジワくる。

しかし、本当の狂気は甘くなかった──。

仲間か敵か

殺せんせーの最大の弱点は「仲間」です。
生徒たちを人質に取られると弱い。この弱点は、シロが さんざん利用して失敗してきました。ところが──。
今回のイリーナ・イェラビッチのように、仲間に裏切られることを殺せんせーは考えて いません。──そもそも、彼らが殺せんせーを狩る暗殺者なのに。

(以前に寺坂 竜馬がシロに利用されたときは、「子どものヤンチャ」程度に殺せんせーは あしらっていた。それが一歩間違えば大事故につながったのだが)

この不思議な共生は、死神やシロのように外部の敵が いることで成り立ちます。彼らが消えたあとは、「元通り」生徒たちは殺せんせーを暗殺しようとする。
これ以上に ない奇妙な関係ですね!

飛べない理由

落とし穴には意表を突かれました!
ドラゴンボール』で言うと「舞空術」みたいに、殺せんせーは いつも助走なしで いきなり飛んでいる印象です。ところが、本当は すぐには飛べないらしい。

──なんとなく後付け設定くささを感じますが、最初からだったと信じてみよう。
たしかに、殺せんせーがマッハ 20 で飛び回る「までの状態」は、今まで誰も注目してこなかった。そこを突くのは盲点です。
──というか、時速 700km の触手の 初動を見切り攻撃できる人間なんて、死神しか存在しないだろうけれど(触手を持っていた堀部イトナなら可能か)。

脱出のカギ

殺せんせーがところ天の助に!?
といった『ボボボーボ・ボーボボ』を描き、松井 優征先生の元・師匠である澤井 啓夫先生に捧げるネタ──とは ならないでしょうね(当然)。
でも、新しく開発した体内器官は、とてつもなく格好が悪い上に時間が かかるし、絶体絶命なのでは……。

──と、ここで思い出して欲しい。
これまた「黒歴史」というか「無かったこと」に されそうな設定の一つで、以前に殺せんせーは生徒の机に潜り込むほど小さく変形して いました。まっすぐな棒状に なればオリから出られるのでは?

でも、生徒たちも外に出せなければ意味が無い。
一瞬で外に出て、一瞬で死神を倒し、すかさず出口のカギ・または脱出する方法を見つけ出す──。そんなリスクを負った上で助け出せなかったら、死神の怒りを買って もっと致命的でしょう。

(また思考が二転三転したけれど、操作室に死神を入れなければ水は流れ込まないか)

地球を救うよりも

「生徒 27 人の命は地球より重い
そう語る烏間が格好良かった! 烏間と比べると、今回の殺せんせーは気の毒に なってきます(生徒たちの危機は、元をたどれば殺せんせーが原因だけれど)。

E 組に来た当初のビジネスライクな烏間だったら、もしかしたら生徒たちの命と地球をハカリに かけて──、地球の将来を取ったかも しれません。でも、そんな選択肢は永久に消え去りました。


烏間も人質にされて、殺せんせーが触手で解決する。
そんな状況かと読んでいました。──そうなる可能性も まだ残っているけれど、烏間がキッチリ決めてくれるでしょう!
そしてイリーナが惚れ直す!

(イリーナが裏切った理由の大半は、「烏間が振り向いてくれないのでスネた」だよね。あとでキツーい お仕置きが待っていそう──だけれど、それこそイリーナの本望かも)

おわりに

死神が身に まとっている漆黒のオーラは何だろう?
どうやら、誰の目にも「モヤ」のように見えるらしい。このモヤが消えた下には、普通の衣服を着ているのだろうか。それとも──真っ裸!?


題名は「舌の剣は命を絶つ」から借りました。
ペンは剣よりも強し」と裏表になっていそうな ことわざです。それほど、言葉の力は重い。

[2] このページの一番上へ戻る