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ニセコイ』 Vol 14 「ネエサン」

Girl Removing Her Head 仕事の顔も──脱ぎ捨てたい

進路の相談で三者面談をする時期が来てしまった!
思えば永遠に続くと思われた『SKET DANCE』の高校生活でも、急に季節が変わっていき進路の話が出てきます。そうすると、終わりが近づいてきたのだな──と寂しくなってくる。
「学園もの」の宿命と言えるでしょう。

いや、高校を卒業した後も続く作品もある。
「ジャンプ」で言うと『DEATH NOTE』や『バクマン。』は主人公が就職・結婚した後まで描きました(この 2 作品以外に思いつかないが)。
だから、『ニセコイ』も それに続いて欲しい!

第 122 話 「メンダン」

るりの両親は登場しませんでした。
きっと、親も るり師匠の着ぐるみだけど、さすがに分身までは できなかったのでは(!?)。──という冗談は置いておいて。

宮本の親を想像すると、「るり同様に しっかりとした考えの冷静な人物」か、まったく逆に「おしゃべりで陽気なノンキ者」かの どちらか・あるいは両方だと見ました。
そう、後者は舞子タイプですね。父親が あんな感じで、だから苦手(棒)なのかな(じいちゃんへの反応を見ると違いそうだが)。


マリーは いつもの調子でしたね!
面談後も万里花のペースで騒ぎになって、本当に この子の周りは にぎやかです。
それだけに、一条と(人生の)進路が違ったら──と考えると不安に なってくる。いまも 2 人の学力は差が開く一方だけれど、万里花は どう考えているんだろう。
やっぱり、最終手段は「袖の下」かな……。


万里花が「一条一筋」なように、鶫には桐崎です。
──と つぐみんは言っているけれど、「千棘の隣には楽がいる」ことを含めての進路決定ですよね!

そして鶫は、すっかり妄想キャラが定着しています!
学園ラブコメで妄想と言えば、男性主人公の特権みたいな時代が長く続きました。しかし現在では、エ■妄想は つぐみん専用の得意技ですよ!

ところで、鶫の妄想は いつも「一条の愛人」です。
これは、「あくまでも お嬢が本妻で、自分は 2 番手で良い」という つぐみんの謙虚な心──では ありません
鶫の本心は、ズバリ「お嬢にも一条にも近くにいて欲しい」です! つまりは「千棘も楽も手に入れる」という欲張りさんなんですよ!(断言)
ホンマ、いやらしい娘やでェ……!

(『ニセコイ』も初期のころは お色気路線で人気を得ようとしていた(その あたりは『スケダン』も同じだ)けれど、最近は控えめに なったなー。と寂しげに独り言)


また小野寺・母顔芸が爆発しました!
この目の つり上がり具合は、『僕のヒーローアカデミア』の(悪役ぎみな)ヒーローである爆豪 勝己と張り合えるくらいです!
小咲の お母さんは、ゆくゆくは一大 チェーン店を経営する願望を持っていますが、それよりも「悪の秘密結社」のほうが似合うのでは?
巻末の番外編と本当にリンクしたりして。


千棘は何でも実現させそうだから進路にも無関心です。
一番 現実的な進路は、一条と同じ大学への進学でしょうね。楽が目指すレベルの高い所でも、千棘なら余裕です。
でも、そうなるとマリーの進路が詰んでしまう……。

第 123 話 「ムイテル」

宮本が語る夢の話が興味深かった!
1 ページちょっとでサラッと書いていますが、とても「週刊連載に合わせて数十分で考えた」ようには思えません。知り合いの体験談を借りたのでは──と邪推してしまう。それくらい現実味が ありました。
宮本の目指す翻訳家の道は、夢ではなく目標ですね!


つぐみんの意外な才能を見ました!
それほど付き合いの深くない小咲の能力を、微に入り細に入り「見える化」してしまう! そんなにまで小野寺の奥の奥まで知り抜いているのか……(ごくり……)。ではなくて。

鶫にはファイナンシャル・プランナの才が あります。
小咲の性格や将来像を正確に とらえ、生き生きと語る つぐみんを見ていると、こちらまで楽しくなる。理路整然と説明されるから、すんなりと信頼できます。
本当に この方面が鶫には向いていそう!


能力ある者は それを行使する 義務がある
千棘の母親・が語る言葉は、すこし「上から目線」にも感じてしまう。実際に華は「上」にいる人です。だから余計に「他人ごと」に聞こえる。

しかし その真意は、自分に合った役割を探すことです。学生だったら、小野寺のように「最後まで 見つけられなかったら」と心配になる。でも、それでも じっくりと見つけていくべきです。
──そんなことは、何十年も前に知りたかった!


私がお嫁さんに なったりしたら
──って、256% 小野寺からの 愛の告白じゃないですか! 一瞬で あきらめた楽は残念すぎる! あと もう一歩だけ踏み込んで聞き返していたら、小咲も本当に告白していたかも しれません。
(あと、森高 千里の『私がオバさんになっても』みたいだな、とも思った)

一条の受け答えも絶妙です!
料理出来る奴を 旦那にすりゃ いい話」とは、これまた直球ですね!
ところが、お互いにストレートな殴り合いをしているのに、ミリ単位で避けてしまう。達人同士のボケ合戦で、今日も日が暮れるのでした。
で、とばっちり(小咲の料理)は家族へ向けられる。

第 124 話 「レディー」

毎度おなじみ! つぐみん受難の回です!
千棘の護衛以外の仕事をしている鶫は非常に珍しい(普段から護衛しているか怪しいけれど)。とくにポーラ・マッコイと組む任務なんて、回想でしか見たことがありません。
たまに こういう真面目な仕事の話があると、鶫とポーラの人物像に厚みが増す──と思っていたのに……。


男女しか参加できないパーティと言えば!
てっきり、「鶫は男装・楽は女装」で潜入するのかと思いました。それは なかったか。
「主人公の女装」ネタも昔のラブコメでよく見たけれど、しばらくは「昭和臭」がしたものでした。いまは一周して(?)「男の娘」が通常営業に なりましたね。


まるで狙ったように鶫が一条に急接近しています!
つんつるてんで露出度の高いドレスを着た つぐみんと、彼女が脱いだ直後のスーツを着る楽が、ベッドのある密室二人きりですよ!
さっさと 脱げ!!」からの謎の時間経過と、「一仕事を終えた」風の楽を見ると、つぐみん並みの妄想力を発揮せざるを得ない……!(か?)


ちゃんとしたドレスに着替えた鶫も笑いました!
「さんざん苦労してムリヤリに着た」みたいな大根芝居のあとで、バッチリとフル・メイクでリップまで塗って参上ですよ!
さらに、わざと騒ぎに巻き込まれたふりをして、一条から大切な婚約者(フィアンセ)」という言質を取る計算高さです!

つぐみんは、今回の台本を何日かけて書いたんでしょうね? 言うまでもなく、ポーラが食べたアイスも準備済みです!

第 125 話 「オンナハ」

ポーラの出番が少なくて残念でした。
その分だけ、扉絵でのサービスが効いています! しかも、セクシィな扉絵の時は、たいてい本編には お色気要素は ありませんでした。ところが今回は、中身のほうが はち切れんばかりに はち切れている!(?)
もちろん、その役目は鶫ひとりですが。


今回も つぐみん無双です!
着替え損」なんて鶫は言っていますが、自分から色っぽいコスプレ衣装を着たり、最後には脱いだりして、すべてが一条に見せつけるという作戦に違いない!

笑ったのが、一条もノリノリなところでした。
鶫は あきらめかけた「キュースク」も、楽は速攻で買いに行っています。というか、今回の一条は、女性の衣装をひとりで よく買いに行けましたね! 店側も売るのがスゴい。

参考(に なりすぎィ!): スクール水着 #旧タイプ(旧型) - Wikipedia


良い雰囲気のラストでした。
鶫は、自然な笑顔で真っ正面から楽を見つめられたし、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えられました。楽のツッコミにも素直に返せて、一段と親密な仲に なっている。
ポーラがオチをつとめてくれて、こちらもニヤニヤと読み終わりました。「ほー いいじゃないか こういうのでいいんだよ こういうので」と『孤独のグルメ』みたいな感想が出てくる締めです!

番外編 「トウイツ」

ユイが叉焼会をまとめた話は不思議でした。
ところが、それを数コマで まとめ上げる作者の手腕のほうがスゴかった! たしかに、これなら みんな従う──かなぁ……。

笑い話のようですが、意外にも説得力は あります。
男同士の見栄の張り合いや嫉妬心で争うよりも、「ひとりの女のために」と力を合わせるほうが、男の美学としても成り立ちそう。古今東西の女王に従う臣下たちや、嫁さんの尻に敷かれるダンナ連中を見ると、ますます そう思います。

番外編!! 「マジカル パティシエ 小咲ちゃん!!」

なんと悪の親玉は舞子──ドクター マイコーだった!
──と よく考えるまでもなく分かりきった展開ですが、世界征服の理由が面白い! 「魔法少女と戦うために悪に染まる」なんて、そのままエ■ゲで使えそう(もう存在しそう?)な設定です!

魔法少女など変身ヒロインものには、「大きな お友達」のファンが一定層います(1 人見たら 30 人は いると思え!)。
もしかして、本当に この番外編の設定でエr ──は ともかくゲーム化したりして。

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