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暗殺教室』 第 148 話 「過程の時間」

viper 息を潜めて地に紛れ──一撃を狙う

3 周年を記念して『暗殺教室』が表紙を飾りました!
殺せんせーがデカデカと描かれています! いつもどおりの誰得なカラーですね! もうちょっと、顔の色ではない彩りが見たかった。女子キャラは何人も いるのに!

先生の顔には金色の顔料が使われているのでしょう。
しかし、自分はデジタル版を購入しているため、黄金色ならぬ「黄土色」にしか見えません……。うん、困った。
さらに、蝶ネクタイ(形の何か)を首に巻いています。ネクタイのエピソードを読み終わった今では、これも台無しだよなぁ……。

冒頭と扉絵もカラーで描かれています。
ここで ようやくイリーナ・イェラビッチが登場しました! じつに彼女らしい役割を演じています(後ろにいる岡島 大河と同じくらい)。

暗殺か決闘か

赤羽 業潮田 渚を容赦なく蹴り飛ばす!
カルマが親友を相手に本気でケンカできる理由は、「超体育着」で守られているから──と途中まで考えていました。しかし、後半では無防備な顔面にまで遠慮がない。
渚の得意分野である「暗殺」から、カルマの領域である「ケンカ」に持ち込んだ結果です。

乱暴の大義

カルマの暴力は鷹岡 明と大差がない。
ナイフの一撃だけで勝負は決まる。その機会はカルマには何回も あったはず。ところが、「気絶させてから ゆっくりトドメ刺してやるからさ!」と楽しんで痛めつけています(※)。

それでも、カルマは卑怯者には思えません。
なぜなら、カルマはクラスのために戦っているからです。それは潮田も同じで、お互いに背負うモノがある。だから傷つくことも傷つけることも恐れません(※)。
鷹岡は、私的な欲望だけで生徒を支配していた。そのための暴力を利用している。カルマや渚とは

(※: ただし、渚に かかと落としを決める直前、カルマの目に祈りのような色が見えた。「頼む、これで倒れてくれよ……!」と言っているかのようだ。「楽しんで痛めつけ」たワケも、渚の心を折るためだろう)

少年の時代

カルマの独白には苦くて甘い味がする。
自分の思いをさらけ出せる場所なんて… もう二度と無いだろうな」。──これは、あまりにも特殊な環境である「暗殺教室」だけの話では ありません。多感な「中学時代」に全員が体験するはず。

いや、普通であればオトナになってから初めて分かる。
人間関係や仕事に疲れた時に、ふと「あのころ」を思い出して気が つきます。同級生たちの顔が浮かんで、なぜだか視界が ぼやけたり──。
早熟なカルマは、すでにオトナのような思想を身につけています。しかし、あと しばらくはクラスメイトたちとバカをやって、いつもの「中三病」っぷりを発揮して欲しい!

おわりに

題名は「学問に王道」から借りました。
ご存じの通り、「王道」とは「安易な方法。楽な道。近道」の事です。──「正道」と同じ意味に間違えて自分は覚えていました!
ちなみに「王道」と同じ音で「横道」が あります。これは文字どおり「正しい道からはずれること」。「学問に横道なし」というタイトルにしようと思ったけれど、現実の世界には いろいろと抜け道が──。

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