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暗殺教室』 第 152 話 「宇宙の時間」

cocoa_youkan 交渉の切り札を片手に──切り込んでいく

宇宙空間では静かに作戦が進行している──。
この場面は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を思い出しました(まるで似ていないけれど)。自分の なかで宇宙での作業シーンは、しばらく『暗殺教室』か『ヱヴァ』の二択になりそう。
どちらの作品も、宇宙の場面は「味付け」程度で終わっています。かつては作品の すべてを投じてきた宇宙も、そろそろ身近な存在に なってきたのかも。

冷たい密室と専門家たち

宇宙飛行士たちは、さすがにプロ中のプロでした!
ナイフを首筋に当てられている水井ですら、すぐに落ち着いた表情に変わっています。それどころか、解放された直後に「ハイジャック犯」の帰り道まで心配している。
赤羽 業は自身のことをマニュアル外の襲撃と考えています。しかし、乗組員には想定の範囲内だった可能性も ある。それくらい、宇宙では予想外のことが日常です。

有望株の帰還

命がけの仕事では潮田 渚たちも負けない!
初めての宇宙旅行も、これまでの訓練の延長線上にある。なにしろ世界を救うための暗殺です。地球上の誰よりも真剣に己を磨いてきました。
命に対しては命で向き合う」姿勢もお互いに共通しています。そのおかげで、宇宙飛行士たちと打ち解けるまでが早かった。

また、船長が協力的になって当然とも言えます。
この船では、もともと超生物の爆発を防ぐための実験をしていました。どのみち研究の成果は超生物──殺せんせーに適用される予定です。しかし、殺せんせーは E 組以外の加入を望まないでしょう。

今回の話は、上記の「オトナの計算」なしで良かった。
船長なら、当然のように頭の中で損得勘定が合ったはず。それを「心意気に惚れた」ように振る舞っていて格好良かった!
かつてはプロの殺し屋(ガストロ)たちに励まされ、今度は宇宙飛行士にまで歓迎されています。たまげた中学生たちは、どんなオトナに なるのだろう?

幸せを知る知性

最後の「」の言葉に驚きです!
彼女は、「感情」を初めて自覚したと言う。──今の今まで、笑ったり泣いていたのは、すべて演技(計算)でしか なかったのか……。それにしては、人間(読者)の好みを知り尽くしている あざとさだったけれど。
魔法少女まどか☆マギカ』のキュゥべえを見ると分かるように、創作の世界の「感情が無い」は当てに なりませんね。彼(?)も、どう見ても驚いたり怒ったりしていました。

おわりに

題名は「仰いで天に愧じず」から取りました。
仰いで天に愧じず、俯して人に愧じざるは、二の楽しみなり」の一部です。これだけのことを言い切る人生は難しい。自分は、なかなか お天道様に顔向けが できません(目に悪いから)。

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