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暗殺教室』 第 163 話 「確定の時間」

Sepia Grunge Sign - Rattlesnake Caution 蛇の一撃は──不安を殺す

冒頭から『暗殺教室』史上で最大のチャンスですよ!
殺せんせーが酸素を吸入しなければ危険な状態に陥るなんて、過去には一度も無かったのでは?

超破壊生物な先生は、超高速で精密な動作が可能です。
しかし、体力は無尽蔵というワケには いかなかった。今回のように「四六時中マッハ 20 で飛び回らなければならない状況」を作り出せたら暗殺できたかもしれません。あるいは「無酸素状態が長く続く」のも危ないでしょう。
しかし──。

一休
「では将軍様。屏風の中から そんな状況を出してください!」

刃を研ぐ女王

わかばパークの主(ぬし)が再登場です!
さくら姐さんも、渚の前では すっかりメス──もとい女の子の顔をしている。以前のヤンチャな印象が完全に消えました。
ところが、小学校での忌まわしい記憶は まだ残っている。新しいクラスに編入できたとしても、さくらをイジメていた生徒が押しかけてくる可能性は高い。
もしくは、ほかの学校に さくらは転校するのかな。それが良いかも。


さくらはおしゃれな服を着ています。
ニットのベスト(かワンピース)は、さくら(や茅野カエデ)みたいに小学生らしい体形で着ると かわいらしい。でも、イリーナ・イェラビッチが着たら とんでもない破壊力でしょう!
大丈夫! 将来の さくらもやれば出来るから必ず

才能の使い道

「壁ドン」ならぬ「首ピタ…」が決まった!
この場面で『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を思い出しました。首元から血を吸う吸血鬼の姿から、恐怖ではなく官能を引き出しています。言われてみれば、丸っきり「首元にキス」ですからね。

潮田 渚は「女殺し」の成長を続けています!
ピンポイントに頸動脈を狙う暗殺者の手は、これから何人を殺──救っていくのだろう。さくらも、きっと「渚 先生」のおかげで、誰にも恥じない・負けない生徒に育つでしょうね。

ただ「見る」こと

死神」は、相手を「見る」ことが できなかった。
暗殺する対象を「観察」することは できても、人間として扱っていません。その結果が、雪村あぐりの悲劇を生んでしまった。

一方、渚は「『見る』達人」です。
暗殺者としてクラスで最高の才能と言われるけれど、それ以上に相手の気持ちを潮田は見抜ける。渚なら殺せんせーみたいな先生に なれるはずです。
生徒の笑顔を心から待ち望む。──それこそが渚の第一の刃だと思う。

圏外からの急襲

ついに「最終暗殺」が明かされました!
大気圏外の衛星による攻撃とはエゲツナイ手段に出ています! これは いわゆる「ロンギヌスの槍」や「神の杖」と呼ばれる兵器でしょう。
要するに「高いところから重たい物を落とす」兵器です。それに加えて、現実の兵器はロケットの推進力も使う。ただ、落下速度は約マッハ 9.5 とのこと。マッハ 20 を誇る殺せんせーなら十分に避けられるのでは?
しかし、荷電粒子砲レールガンのように、今回の兵器には加速器が付いていそうです。マッハ 20 をはるかに超える速度で攻撃できるのかも……。

不審な一報

ここで気になるのは、烏間のチェックが雑な事です。
「生徒は全員が帰宅したはず」「夜には標的しか いないはず」という 2 点しか報告していません。しかも計画の実行は、その報告を受け取った何時間も後になる。
──旧校舎に生徒が いる可能性は あるのでは?

もちろん、地球爆発の危機からすれば安いものです。
しかし、あの烏間 惟臣が生徒の危険性を無視するはずが ない。万が一にも生徒が夜に校舎へ近づかないように、暗殺が終わるまで監視しそうな ものです。やはり、なにかが おかしい。

思想の食い違い

あと、殺せんせーが夜まで居残っているのは偶然です。
殺せんせー自身の意思で生徒たちを連れ回し、ほぼ先生の趣味で卒業アルバムを編集している。そういう普段と違う行動の結果、「たまたま殺せんせーが職員室に残っている」状態です。
──それなのに、最終暗殺は「計画通り 今夜」に行なわれる。どうも そこが引っかかる。これほど大がかりで一度かぎりの計画にしては、何もかもがチグハグに感じます。

もしかして、烏間が「上」の人間を誘導したのでは?
「夜になると校舎から標的は動かない」という情報を流す。さらには、殺せんせーには最終暗殺の計画を話した──とする。あとは「人類の危機は去った」ことにして、殺せんせーは ひっそりと卒業まで別の場所で授業を続ける。
そんな甘い未来を見ました。さて、どうなるか──。

おわりに

さくらの答案用紙に注目しましょう!
彼女の名前が少しだけ見えています。一文字の半分くらいですが、「鬼」と読める。さくらの名字は「鬼頭」や「鬼塚」あたりでしょうか。さくらがイジメに あっていた理由は名字の「鬼」の字かも しれない。
しかし、世の中には強そうな名字が まだある!


題名は「会者定離」から借りました。
元の言葉は「出会う者とはいつか必ず別れる運命にある」という意味です。「この世や人生の無常さを言った仏教のことば」とのことで、卒業の季節に しっくりくる。
一方、「(最終兵器を)発射したら離れるのが定め」という何のヒネリもないタイトルに なりました。その昔、ロケットやミサイルの発射には、男の子のロマンが込められていました。今の時代には、なにが男子を引きつけるのだろう?

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