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暗殺教室』 第173話 「私の生徒の時間」

For Big Mistakes...
間違いを──間違いでは終わらせない

超・生物たちの戦いに人間の入り込む余地はない!
──という前提を逆手に取ったような展開でした。「触手生物 vs. 触手生物」の争いが続く状態は、ある意味では読者に安心感を与えてくれます。つまり、ほかの生徒たちは「蚊帳の外」に なる。
そう油断していたら──。

足手まといか誇りか

殺せんせーは激しい攻撃を受け続ける!
生徒を盾に取られたら避けることも逃げることも できません。柳沢が言うとおり、生徒たちが助けに来た行動は不正解だったのだろうか……。

殺せんせーが反撃しなかったことは疑問です。
べつに「動けば生徒を襲う」と柳沢に言われては いません。自分が柳沢だったら先のように警告し、いつでも自分が生徒を襲えるように身構えておくでしょう。
そうせずに「モルモットなら生徒をかばうはずだ」と柳沢は確信している。つまりは、E組の生徒と同様に「殺せんせーを信頼している」わけです。この愛憎が入り交じった感情に、柳沢自身は気がついているのだろうか?(※)

かつての憧れ

二代目」は命令どおりに攻撃するだけです。
結果的には、殺せんせーに対して最大の効果を生んでいる。二代目が自分の判断で動いていたら、思わぬスキを生んでいたかも しれません。
それでも、二代目には誇りを失って欲しくない。自分の師匠である「死神」をめざし、師を超えようとしていた。その思いは純粋だったはずです。
──善悪を抜きにすれば。

二代目は「命までは奪わない」印象が強かった。
ところが、なんの ためらいもなく二代目は攻撃を繰り出しています。これは彼自身の意思なのか、柳沢に操られているのか──。

負の連鎖

我を忘れた殺せんせーがパワー・アップする!
バトル・マンガでは よく見る場面です。ただし、殺せんせーの場合は、「強くなる」とは すこし異なる。 もともと「死神」が「殺せんせー」の姿を選んだ理由は、弱くなるためでした。自分から望んで弱点を「設定」したことになる。つまり、いままでは触手細胞の動きに制限を付けていたのでは?
幽☆遊☆白書』で言うところの戸愚呂・弟の「フルパワー 100%中の100%」状態に殺せんせーが変身するのでしょう(赤羽 業なら「それって、『ただの100%』じゃね?」とか言いそうだけれど)。
それなら二代目や柳沢にも勝てるかもしれない──が。

しかし、それは悲劇を繰り返すことになる。
死神は触手生物に変形し、この世を破壊する気でいました。その暴走は、雪村あぐりが命を賭けて止めている。
怒りの ままに触手細胞の力を発揮することは、あぐりの遺志を台無しに してしまう。また、殺せんせーが爆発する可能性を上げてしまいそうです。
憎しみは何も生まない。すべてを壊してしまう。

ゲスの極み男。

穴の空いたアバズレ」発言には本当に腹が立った!
茅野カエデが登場した時から、今回の展開は十分に読める。それでも、上の侮辱は悲しみを怒りに変えました。それに、「処■膜から声がでていない」の次に並べたいくらいの気持ち悪さです!
紙面を破り捨てようかと思ったけれど、自分は「少年ジャンプ+」で購読しているのでした。このー、定期購読だと月額900円(税込み)と お得で、毎週「ジャンプ」が外出しなくても読める上に、無料連載も豊富で、場所も取らない超優良サイト & アプリめー!【PR】

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おわりに

※: 上記のことについて ふと思う。
柳沢 誇太郎の感情は、今週号の『斉木楠雄のΨ難』(第181χ「ドキドキ交Ψ宣言」)に出てきた梨歩田 依舞と同じかもしれません。ということで、次回あたりに感動のシーン(┌(┌^o^)┐)が描かれたりして(しない)。


題名は「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」から借りました。
実際のラストは、上記の言葉とは逆とも言えます。雪村姉妹に教えられるどころか、2人を失ったことで殺せんせーは最悪の愚行に走ろうとしている。
だからこそ、今回のタイトルは自分の願望が入っています。きっと、あぐりあかりのことを思い出し、殺せんせーは正しく生徒たちを導いてくれるはずだ──と。

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