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HUNTER×HUNTER』 No.360 「寄生」

DOMODST
逝きは よいよい──帰りは 怖い

今回にて いったん『H×H』は お休みです……。
そんなタイミングで本編が「アレ」でした。いや、おなじみの「下描きそのまま」「殴り描き」「ネーム状態」では ありません。

「冨樫センセ、そっちに行っちゃダメー!(歓喜)」
と叫びたくなるような狂気の世界が描かれました。作者の暗黒面を見せられたようでドキドキする。『幽☆遊☆白書』や『レベルE』でも味わった「下卑た快感」です。
冨樫先生、心身共に ご健康でいてください。──そう願う一方で、「クレイジィな ほうがマンガは面白くなる」とも思う。もしも冨樫 義博先生がマンガ家に なっていなかったら、どうなっていただろう……。

王子自身の手で

王位継承戦の全体像が明かされてきました。
国王が正式に継承戦──という名の殺し合いを許可している。上位の王妃は下位の王妃に警護人を付けられます。ところが警護人による暗殺は重罪だという──。
つまりは、あくまでも王子達本人による生き残り戦です。「壺中卵の儀」は継承戦のために念能力・念獣を寄生させるための儀式だった。

人形を使う

上記を理解した上で、別の暗殺方法も思いつく。
警護人などの第三者が王子を暗殺しない理由は、ただたんに違法行為だからです。王子を葬ったあとの報復や刑罰が恐ろしいから実行できない。それだけです。

それならば操作系の念能力で操れば良い
──この発想は、正式に念能力を習得した人間なら すぐに思いつくはずです。
ただし、根本的な問題がある。作中では当然のように「念で操った殺人」が登場します。だから感覚が麻痺している。しかし、他人を殺害させるほどの操作は、本来であれば かなり高度な能力です。念能力者も限られる。

混沌の正体

今回の念獣は誰の能力だろう?
まるで(悪趣味な)ぬいぐるみのような形状は、いかにも子どもっぽい。クラピカビスケに電話した際の推理も第十三王子・マラヤームの念獣と見ていました。
ただ、排除した人間から考えるとワブル王子の念獣と考える方が自然です。消された護衛は全員が「母親の敵」でした。──赤児が なぜ敵を認識できたかは疑問が残るけれど。

まったくの盲点も考えつきました。
オイト王妃が最初から持っていた念能力という可能性です。そうだとしたら ものすごい演技力だ。クラピカがオイトに鎖を使った描写は無いため、この予想を保留する価値は あります。


王子の中には寄生以外の念能力者は いるのだろうか?
すくなくともツェリードニヒには壺から出た妖精(?)が見えませんでした。その一点だけから考えると、ツェリードニヒは念能力を持っていなかっただろう。
──守護霊獣と念の関係は いまだに不明ですが。

徐々に奇妙な暴行

犯行の理由は「ヒマ… だった… から」!?
サイールドに取り憑いた念獣(?)が謎です。寄生型の念能力と されているけれど、サイールドにしか視認できない。クラピカにも見えていない ようです。念とは別の性質を持つのだろうか。
──ただたんに「」(イン)の効果かも しれません。「」(ギョウ)でアッサリと見えたりして。
また、現在アニメで放送中の『ジョジョの奇妙な冒険』第四部に出てきた あるスタンドを思い出しました。「ね? ね?」とか絶対に意識しているだろ!

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