村上春樹 『走ることについて語るときに僕の語ること』 走者も作家も継続が重要!

作家・村上 春樹氏がマラソンに のめり込む日々を明かす。
小説家になった経緯や前職・大学時代の思い出もあり。
一緒に走っているような臨場感とドラマが味わえる。

石持浅海 『扉は閉ざされたまま』 密室殺人から始まるミステリィ!

犯人と犯行の手口が最初から明かされている。
それなのに決定的な「謎」を伏せたまま進行していく。
探偵と対決する犯人の気分が味わえる傑作ミステリィだ。

『死ねばいいのに』 京極夏彦 - 死者に生を求める

彼女は何者だったのか。
彼は何人かに聞き回る。
結論が出るかは不明だ。

村上春樹 『回転木馬のデッド・ヒート』 日常に潜む狂気と凶器

小説家の村上春樹氏が一般人から聞いた話をまとめている。
ただのインタビュー集ではなく、まるで短編小説だ。
不思議な読み口で怖さが味わえた。

村上春樹・安西水丸 『日出ずる国の工場』 明るく楽しく毒々しく工場見学!

作家と絵描きが 7 つの工場をめぐる。
もちろん、普通の報告では終わらない。
日本における工場の現状と未来を楽しく読めた。

『眠れる美女』 川端康成 - 触れられる遠さ

『眠れる美女』と『片腕』・『散りぬるを』を収録した短編集である。
幻想的な味わいと奇妙な設定も楽しい。
なんと言っても文章の表現が美しく、末長い愛読書と なりそうだ。

野火ノビタ 批評全仕事 『総評』 - 『HUNTER×HUNTER』感想序文

マンガ家・榎本ナリコ氏の別名が野火ノビタである。
前世紀に彼女が配本した批評本は、自分の心の糧だ。
『HUNTER×HUNTER』単行本の感想の序文として紹介する。

『ラッコ 11 号 番貝編』 小説でラッコ大暴れ!? 2011/12/29 発売

『ラッコ 11 号』は、『バクマン。』のなかで登場する。
その番外編ならぬ「番貝編」が小説になった。
著者である「ひなた しょう」氏の実力や いかに?

「名作のタイトルに一文字足すとよく分からなくなる」が笑える!

作品名を改変するネタは、今までにも よく見てきた。
ルールがシンプルなだけに、今回のネタは作るのが難しい。
だからこそ、決まった時の破壊力が すごいのだ。

『カンガルー日和』 村上春樹 - 夢でしか逢えない彼女

不思議な話を収録した短編集だ。
一編一編は、すぐに読み終わるような文章の量になっている。
ところが、いつまでも心に残る鋭さを感じた。

『中井精也の鉄道スナップ撮影術 ゆる鉄』 - ゆるくても甘くはない

「ゆる鉄」が満載された写真集であり、撮影のノウハウ集でもある。
心がなごむ写真を眺めるだけでも楽しい。
読み終わるころには旅立ちたくなる 1 冊だ。

『伊豆の踊子』 川端康成 - 自分自身の道を迷う踊子と「私」

川端康成が書いた、あまりにも有名な作品である。
このシンプルで美しい話は、すべての日本人に読んでもらいたい。
いくつかの引用を交えて、自分なりに楽しんで紹介してみた。

『美の壺』(単行本) - 外国の美を知り、日本の美を味わう

NHK テレビで放送されている『美の壺』が好きだ。
単行本になっていることを書店で知った。
素晴らしい写真を載せた本書を 5 冊、ここで紹介する。

『容疑者 X の献身』 東野圭吾 - 殺人事件と愛の真実とは?

『探偵ガリレオ』シリーズの第 3 作目となる小説だ。
冒頭で殺人事件とその証拠隠滅が起こり、探偵役が真相を解き明かす。
天才数学者・石神と天才物理学・湯川との頭脳合戦──としても読める。

フォトテクニックデジタル 2010年 09月号 - 女性の肌を美しく表現

ポートレイト写真の撮影とレタッチについて、特集が組まれている。
別冊の付録は、Adobe Photoshop の便利な逆引き辞典だ。
グラビア写真も含めて、読みごたえ・見ごたえのある 1 冊だった。

『よくわかる! ポートレートレッスン』 - さまざまな光と色を生かす

さまざまな調子の写真が楽しく、解説の文章も理解しやすい。
この一冊から、本格的に写真に取り組む足がかりにピッタリだ。
いつも同じような写真を撮っている──と悩む人にも読んで欲しい。

カール ブックスタンダー NO.820 - 雑誌や本を固定する台の傑作品!

〈カール事務機〉が販売する〈ブックスタンダー〉が便利だ。
ハードカバーも雑誌も、ガッチリとページを固定して見られる。
ところで、〈No.820〉が製品名になるわけだが──ちょっと、素っ気ない。

『脳ミソを哲学する』 筒井康隆 - 科学の扉をツツイたら

小説家の筒井康隆氏が、9 人のスペシャリストたちと対談する。
1995 年当時ではあるが、専門家から最先端の話が聞けた。
ユーモアを交えた科学的な対談は、面白くて読みごたえがある。

青春──トーキョースクールガール - 100 人の少女×写真の自由さ

100 種類の制服に身を包んだ、100 人の少女が登場する写真集である。
ところが、見どころは制服よりも、表情だ。
素の表情を超越した、超個性的な表情に圧倒された。

『新釈 走れメロス』 森見登美彦 - 男の友情とは「ちょっと手加減」

太宰治の『走れメロス』などを森見風に解釈した短編集。
短編が全部で 5 篇収録されており、作品のフンイキがそれぞれ異なる。
バカバカしい話や切ない恋愛など、さまざまな方面から楽しめる 1 冊だ。

フォトテクニックデジタル 2010-04 ポートレイト撮影に必携!

毎月、何冊ものカメラ雑誌が発行される。
多くの雑誌は、見るべきページがすくない。
「フォトテクニックデジタル」は、その中でも読むに値する雑誌だ、と思う。

『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦 - 日々是なむなむ!

ある大学生の男女を描いた、恋愛物である。
──と単純に言い切れないくらい、次々に不思議なデキゴトが巻き起こった。
しかし、恋におぼれているときには、これくらい世界がグラグラと揺れ動くものだ。

デジタルカメラマガジン 2009 年 7 月号からカメラの露出を学ぶ

被写体と構図を除けば、写真で重要なのはピント合わせと露出の決定だ。
なかでも露出の設定は難しく、いまだにカメラに振り回されている。
今月号の DCM の特集は「目的別・露出のプロテク 38」だったので参考にした。

写真の「日の丸構図」は悪か?

メインの被写体を真ん中に置く「日の丸構図」で撮られた写真は、あまり良くないと聞く。
元々は「安定した構図のひとつ」だったはずだが、過剰に批評される構図となってしまっている。
自分なりに構図のことを考えてみたが、いまだに答えが出せない。

『新宿+』 森山大道の目で街を歩く/ 大道風の粒状感を出す方法

森山大道の写真集からは、彼の生き方が見えてくる──気がする。
それは、動く彼の姿を YouTube で見たからかもしれない。
また、森山大道をマネて単純にノイズを乗せた画像が多い中、正しい粒状感の演出方法を紹介する。

蜷川実花の写真集『EROTIC TEACHERxxxYUCA』『girls' holiday!』

良い写真を撮るには、良い写真を多く見ることだ──という事で、蜷川実花の写真集 3 冊みてみた。
『EROTIC TEACHER×××YUCA』と『girls' holiday!』は極彩色に彩られた女性たちが美しい。
彼女の単著ではないが、『LOVEフォト Vol.1』では、珍しく色味を抑えた蜷川写真が見られる。

『海辺のカフカ』 村上春樹 - 運命に操られる少年と受け入れる青年

家出した少年・カフカがいろいろな出会いとできごとを経験していく。
そこには運命にあらがおうとする意志を感じるが、それ以上の力に飲み込まれていく──。
一方、記憶も知識も失った老人と、粗暴な青年との出会いが、思わぬ展開を見せる。

『有頂天家族』 森見登美彦 - タヌキ鍋すら恐れず面白く生きよ

タヌキと天狗と人間とが騒がしく暮らす世界を描いていた小説だ。
擬人化した登場人物の安っぽい人間ドラマなどではなく、奇想天外なキャラクタが生き生きとしている。
本書を読み始めたきっかけが面白かったので、それも書いてみた。

細かすぎて伝わらない(こともない)本の組版(レイアウト)の話

カバーや帯に凝った本を見て、「本は中身(が大事)だ」と主張する人も多い。
十分に納得できる意見だが、「中身」のこだわり方も人それぞれだろう。
今回は、本の組版にこだわる人(架空の人物・帆掛さんを含む)を取り上げてみる。

『日本語の作文技術』 本多勝一 - 本書を薦めにくい理由とは

「わかりやすい文章」を書くために、多くの事例(悪文)を取り上げて、詳細に解説している。
「なぜ悪文になるのか」がはっきりと分かり、分かりやすく直すことができるようになった。
文の組み立て方や「てにをは」・「、」(読点)の使い方を学ぶためだけでも、本書を読んでほしい。

野球監督と総理大臣は批評の的になりやすい

北京オリンピックが終了したあとも、日本の野球──とくに監督について批判が強い。
野球監督や首相に文句を言う話は珍しくない、という話を引用してみた。
あわせて、『人間は笑う葦である』から橋本元首相と首相番記者の発言を紹介。

『七瀬ふたたび』 筒井康隆 - 超能力者たちの行く末は

『七瀬ふたたび』は、「七瀬三部作」の二作目で多くの超能力者が登場する。
七瀬と出会った超能力者たちは、仲間や敵になったり、超能力者故の理由で離れる者もいる。
残酷な運命の中で、七瀬が持つ「ひとつの大きな疑問」に答えが出る日は来るのか──。

『十角館の殺人 新装改訂版』 綾辻行人 - 一行で反転する世界

『十角館の殺人』は、綾辻行人氏のデビュー作で、20 年ほど前のミステリィ作品。
「新本格派ムーブメント」の始まりとされる本作は、古典作品のような雰囲気が楽しい。
事件の真相を明かす、「たった一行」の衝撃は、いまでも古びていない。

「生活・自分の変化」をブログ記事に書くには?

昨日書いた記事の続きで、生活や自分自身の変化を書くことについて、考えてみた。
うまく結論が出せなかったが、その思考の過程も書いたので、何かの参考になれば幸い。
また、難しく考えなくても、「ゆるい変化」について書けば面白い、と思った。

『新・萌えるヘッドホン読本』 感想・3(レビュー編)

『新・萌えるヘッドホン読本』の感想 3 回目は、ヘッドホンのレビューを取り上げる。
各ヘッドホンの「ジャンル別評価」で、合計の点数が最高の 3 機種を紹介。
そのほか、本書が切り開いたジャンルの可能性や「女の子・プラス・何か」について書いた。

『新・萌えるヘッドホン読本』 感想・2(イラスト編)

『新・萌えるヘッドホン読本』の感想 2 回目は、イラストに注目して紹介する。
たんなる「かわいい女の子のイラスト」で終わらず、物語性を感じる作品を取り上げた。
自分の中で持っているヘッドホンのイメージと、ギャップや一致が楽しめるのが良い。

『新・萌えるヘッドホン読本』 感想・1(概要)

『新・萌えるヘッドホン読本』は、同人誌で刊行されたあと、商業誌デビューという異色作。
「ヘッドホン娘」のイラストと、ヘッドホンの本格的なレビューが楽しめる 1 冊。
素晴らしい本で書きたいことが多いので、何回かに分けて紹介する。

『邪魅の雫』 なぜか元気のない榎木津と過去話

『邪魅の雫』は、京極 夏彦氏の『京極堂シリーズ』(妖怪シリーズ)9 作目。
いつもの面々や、懐かしい事件について語られるが、なぜか登場人物たちの雰囲気が異なる。
事件自体も変わった「ミッシング・リンク」物で楽しめるが、何より榎木津の過去話に注目。

『三色ボールペンで読む日本語』 小学生からのシェイクスピア

齋藤 孝さんの本は、どれも読みやすく、脳に知識と「技」が、するすると しみ込んでくる。
中でも本書は「一生使える技」が手に入るので、かなりオススメだ。
──自分は、ずっと前から本書を持っていたが改めて再読し、そう確信した。

『思い出トランプ』(向田 邦子・著) 『かわうそ』収録の短篇集

『思い出トランプ』は、中年男女の日常を描いた短篇集。
どの作品も暗い感じがするが、たまに このような作品に触れるのも面白い。
『かわうそ』は、最後の一ページでゾッとするような、ミステリィのような作品。

『バトル・ロワイアル II 鎮魂歌』 小説版の主人公は桜井 サキ

『バトロア II』の小説版を読んだ。
映画版のノベライズという位置づけで、ほぼ内容は同じ。
注目なのは、映画で描かれなかった、「ワイルド・セブン」結成エピソードと、桜井 サキの話。

『時計館の殺人』 大がかりなトリックの影に潜む思い

『時計館の殺人』は、綾辻 行人 氏の『館』シリーズ 5 作目。
綾辻作品は初めて読んだが、古典ミステリィへの愛を感じる作風で、面白い。
本作品は、大がかりなトリックと、「犯人」の心境の両方を味わって欲しい。

「今日の早川さん」たちの胸元、の真実とは

『今日の早川さん』の登場人物の胸元に注目したブログ記事を知った。
といっても(自主規制)な内容ではなく、T シャツロゴの元ネタを研究したもの。
自分としては、どうしても 23 ページの帆掛さんのシャツは、突っ込まざるを得なかった……。

『アフターダーク』 理解できない「無」の恐怖

『アフターダーク』は、ちょっと・ふしぎな一夜を描いた作品。
村上春樹らしく、雰囲気がよくて、最後まで読ませる。
とくに大きな事は起こらないけど、何となくいいな、が残る一作。

『フィッツジェラルドをめざした男』を追うホーギーの憂鬱

『フィッツジェラルドをめざした男』は、伝記作家・ホーギーが主人公のシリーズ。
デイヴィッド・ハンドラーの人気シリーズ、のはずだが日本ではあまり人気がないようだ。
しかし、ミステリィファンだったら必読だし、洒落たセリフを学べる一冊。

『家族八景』 家政婦はテレパス

「七瀬三部作」の一作目、『家族八景』を読んだ。
昭和 47 年に「家政婦はテレパス」という設定を思いついただけで凄い。
主人公の七瀬が、段々と自分が女性らしくなっていくことを自覚する場面が危うくて良い。

『13人目の探偵士』 山口雅也氏デビュー作の小説版

『13人目の探偵士』のゲームブック版は、山口雅也氏のデビュー作。
今回紹介するのは、その小説版だが、ゲームブック要素もあって面白い。
トリックも凝りに凝っている、入魂の一作。

『今日の早川さん』が家にある幸せ(23 ページを見よ!)

『今日の早川さん』がやっと家に届いた!(Amazon は予約に向かないよね)
一気に読了し、ふとあることに気がついた。
衝撃の 23 ページを見て、100 回死んだ──一生ついていきます!

Amazon.co.jp で『今日の早川さん』の予約開始!

Amazon.co.jp で『今日の早川さん』の予約が始まっている。
一日遅れだが、8/28 から開始されていたらしい。
coco さんの本が書店に並ぶとは、日本も捨てたもんじゃないな。

『インターネット的』 ネットの面白さは外の世界にもある

糸井重里さんの『インターネット的』を読んだ。
2001 年の発行だが、まだまだ新しい考え方がいくつも載っている良書。
インターネット的な面白さは、ネットの世界の外にもある、というのが面白い。

『世にも美しい日本語入門』 恋愛の前に日本語を学ぶ

『世にも美しい日本語入門』は『世にも美しい数学入門』と併せて読みたい良書。
美しい日本語を知らなければケダモノの恋しかできない、というのにドッキリ。
この本のおかげで、古典や文語体に触れたくなった。

『残像に口紅を』 消えていく、おもいで

『残像に口紅を』は、筒井康隆氏の凄まじい作品です。
一章ごとに一音ずつ消えていき、その音が含まれた対象も消えていく──。
全 66 章で、最後の一音の消失まで見逃せない。

『ZOKU』 正義と悪戯、それより恋愛?

『ZOKU』は森博嗣氏にしてはライトな小説。
「正義と悪戯」の組織の戦いをコミカルに描いている。
しかし、戦いよりも恋愛の話の方が登場人物にとっては重要なよう。

『レキシントンの幽霊』 強く余韻を残す 8 つの不思議な話

『レキシントンの幽霊』は、不思議な話を 8 編収録した短編集。
どの話も不思議で、はっきりとしたオチを書いていない。
それなのに読ませる、読み終わった後に強く余韻を残す、魔力を持った一冊。

『文学部唯野教授』 異形の物が棲む大学と謎のヒロイン

『文学部唯野教授』はスゴ本、といっていい一冊。
確証の後半に書かれた、「文芸批評論」の講義が圧巻。
また、ここまで大学人をおちょくるのか、という人物描写が面白い。

『ほぼ日刊イトイ新聞の本』 ネット社会の必読書

『ほぼ日刊イトイ新聞の本』は、もう、文句なしに面白い。
糸井重里さんが「ほぼ日」を始めるまで、運営していく話がメイン。
インターネットの先を見据える人たちの話が、いま読んでも全く古くなっていない。

『七つの怖い扉』 井戸から消えない死体

2ch のコピペの中には優れたものも多い。
井戸に投げ込んだ死体が消える、という怖いコピペの元ネタが載っている短編集を読んだ。
怖い話でも、「オチ」がわかると怖さが無くなるのが残念。

『土を喰う日々』 畑と相談し、リスを見る日々

『美味しんぼ』に出てきた『土を喰う日々』を読んだ。
裏表紙と後書きに「クッキング・ブック」と書いてあるが、レシピはほとんど無い。
一年中、畑と語らい、土を食す日々。

『もの食う人びと』 辺見 庸氏、飽食の国から飛び出す

『もの食う人びと』を読み、世界中の「食」の現実を知った。
それはごく一部の地域の記録だが、普段の食生活を省みるのに十分な内容だった。
本書の中には「食べ物を大事に」という押しつけがましさがないのも好印象。

舞城王太郎 『阿修羅ガール』 残酷な主人公の恋心

なにせあの舞城王太郎だ、油断はできない。
──と思ったが背後から刺された、という作品(なんだそりゃ)。
筒井康隆氏が自作の『ヘル』に似ていると評していたが、どちらかというと、アレ。

『小さいこいとばを歌う場所』を「ほぼ日ストア」で購入

「ほぼ日ストア」では「ほぼ日手帳」を購入したことがある。
『小さいこいとばを歌う場所』という素敵な本を見かけたので、さっそく購入。
他にも「ほぼ日ストア」に面白い商品があったが、品切れが多くて残念。

デイヴィッド・ハンドラー 『殺人小説家』

ホーギーシリーズ第 8 弾は、殺人予告とミッシング・リンクの事件。
級友との再会、そして別れ──。
もう完全に人間語を理解する、愛犬ルルに注目。

『小説作法』 スティーヴン・キング

結城浩さんの記事を読んで、スティーヴン・キングの『小説作法』を読んだ。
文章について多くのことを学んだが、絶版なのが惜しい。
あと、キングを紹介しているのか結城浩を紹介しているのか、わからなくなってきたのは内緒。

本が面白いのではない

本を読むこと、についてつらつら考えてみる。
──というつもりが、思い出話になってしまった。
「本が面白いのではない」の真意について、ちょっと考えて欲しい。

『トリオリズム』 叶 恭子・著

『トリオリズム』を読んで叶 恭子という人の印象が変わった、かもしれない。
ラブとメイクラブには知性が必要、というのを実践してきた方の言葉は説得力がある。
一流の人と接してきた人の考えに触れるのは面白い。

『美味しんぼ塾』 雁屋 哲・著 米食がいかに危険か(笑)

『美味しんぼ塾』を古本屋で見つけ、むさぼるように一気に読了。
「米食」の危険性について書かれたところが特に面白い(ここ、笑うところ)。
食前に読むと危険なので注意書きが必要だ(暴飲暴食の元)。

『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂 幸太郎・著

いつもは読まない作者の本を読もう、と思って読んでもたら大正解。
ジャンル分けがちょっと難しい、というか「ギャングもの」としか言いようがない。
どんでん返しもキレイに決まり、完成度の高さを感じさせる一冊。

判型と価格と「棚」に左右される本の売り上げ

作家・竹内薫さんのブログから引用。
判型と価格で本の売り上げが左右されるのは判っていたが、「棚」も重要らしい。
自分はハードカヴァが苦手なので、「まず文庫」で出版されることを希望。

『使える読書』 齋藤孝・著 声に出して読みたい引用文

「使える読書」とはなんなのか?
それを実践するための方法と、実践編として著者の書評をまとめた一冊。
ゲーテやニーチェにビビってたらダメだ!というのにシビレた。

『原稿用紙 10 枚を書く力』 斎藤 孝・著 3 つのポイント

「3 つのポイントを挙げる」と「二つの事柄の間に関連性を見つける」という記事を読んだ。
斎藤 孝さんの『原稿用紙 10 枚を書く力』のコンセプトを思い出したので紹介。
この本からは引用したい部分が多くてタメになる。

『今日の早川さん』が──(ネタバレあり)

一応、coco さんのブログでは驚かすような演出がしてあったので、タイトルは自粛してみた。
いい機会なので、もういちど「今日の早川さん」の魅力を書いてみた。
というか帆掛さんラヴ。

『パプリカ』 筒井康隆・著 女の美しさと男の幼稚さ

今頃になって『パプリカ』の小説版を読了。
10 年以上前、というかエヴァ以前の作品とは思えない新しさ!
SF 的な考察は丸投げし、主人公の女性を中心に書いてみた。

『君の夢 僕の思考──』と『議論の余地しかない』

森博嗣さんのメッセージブックを 2 冊読んだ。
過去の作品からの引用文と、メッセージが楽しい。
また、すべてのページを彩る写真もまた「森博嗣っぽい」のが面白い。

『北イタリアの食卓 -うちの食卓Non solo italiano-』発売中!

レシピ本が好きで、よく読む。
ということで、本日(2007/04/06)発売の『北イタリアの食卓──』を紹介。
元となったブログ、「うちの食卓──」と一緒に見て欲しい。

『99.9%は仮説』 自分と相手、それぞれ異なる「仮説」

「仮説」を通して科学を考える本、『99.9%は仮説』を読了。
科学に対してモヤモヤ感じていた事のいくつかが、スッキリと理解できた。
しかし、「『99.9%は仮説』、では残りの0.1%は?」の答えは書かれていないので、それは自分で考えよう。

『恐怖の兜』 チャット形式の可能性と「テセウス」って誰?

チャット形式で展開するのが特徴の「物語」(なのか?)である、『恐怖の兜』。
いくつかの書評通り、ラストで驚愕する──が、人によっては何があったか判らないかも。
本書を読んで、「人狼 BBS」のリプレイ集が本になったらいいな、と思った。

小飼弾氏が 10 分以内で『クチコミの技術』を読む動画

タイトル通りの「速読ってレベルじゃねーぞ!」な動画を見て、驚いた。
延々と、著者の二人と話しながら、10 分以内で一冊の本と読了している──。
というのを見て、昔の『コミッカーズ』から、寺田克也氏のインタビュー記事を紹介。

アルファブロガは村上春樹がお好き?

アルファブロガの 3 人が、そろって村上春樹の『海辺のカフカ』を取り上げていた。
また、「村上春樹ブーム」がやってくる前兆だろうか?
あと、小飼弾さんが小説について語っていた表現が面白かった。

『実践 Web Standards Design』に超期待!

『実践 Web Standards Design』という、超豪華執筆陣の書籍が出版される!
現在、Web 上にほとんど情報がないので、微力ながら宣伝に協力──できてるか?
かなり期待できる本なので、ひとり 30 冊は購入して、29 冊は「……ごめんなさい」するといいお。

「まるごと JavaScript & Ajax ! Vol.1」 もう一冊の「サイ本」

JavaScritpt 言語の書籍といえば、オライリーの「サイ本」──だけ?
そんな時代が長く続いたが、ようやくもう一冊の「サイ本」と呼べる良書が発売。
しかし、JavaScript の入門書にいい物がない──ので、id:amachang が出せばいいのに。

【宝の】Perl 本で勉強中【持ち腐れ】

Perl を自在に使いこなしたい!と勉強中。
本を 3 冊を買ったはいいが──読む順番を間違えてる。
やはり、手を動かしてコードを書いていった方が、覚えが早いような。

『PHPサイバーテロの技法──』 まずは攻撃方法を学ぶ

ろくにプログラミングの知識もないのに、何を血迷ったか表題の本を購入。
解らないまま、詩的私的ハックてきに読み進む。
いつかきっと、立派なクラッカに──もとい、クラッカをモノともしない管理者になりたい。

『富豪刑事』(筒井康隆・著) 刑事はキャデラックで登場

TV ドラマ化もされた『富豪刑事』を読了。
とにかく設定が面白く、登場人物も魅力的。
十分、いち作家の代表作になりそうなのだが、筒井康隆作品の氷山の一角に過ぎないのが凄い。

オチの先読み不可 『笑うな』(筒井康隆・著)

実に多彩なショート・ショート集。
筒井康隆氏の作品だけあって、短篇といえど軽く読み飛ばせない。
この記事の最後、唐突に『時計じかけのオレンジ』が出てくるのはスルーの方向で。

自分を笑え! 『われ笑う、ゆえにわれあり』(土屋賢二・著)

森博嗣さんとの対談本『人間は考える F になる』では面白く感じなかった。
しかし、土屋賢二さんの初エッセイ集を読んだら、最高に面白かった。
いろいろとインスパイアされるが、なるべくちょっとずつ使っていこう。

『ロートレック荘事件』(筒井康隆・著)の「おとなり小説」とは

相変わらず淡々とした描写ながら、どこかに狂気をはらんだ書き方が凄い。
トリックというか小説の構造は「あの作品」そっくりだが、ラストが凄まじい。
この上ない悲劇を味わった。

『美味しんぼ食談』(雁屋哲・岸朝子 共著)と『ハンニバル』

表題の二作品に、思わぬ共通点を発見。
食べ物について追求すると、やっぱり「そこ」に行き着くのか……。
『美味しんぼ食談』といいながら、ゲテモノ話が多かったりするのはご愛敬。

七瀬は今も『エディプスの恋人』なのか──

昭和 50 年代の作品とは思えないくらい、古びていない。
じわじわと迫ってくる文体にのめり込んで一気に読了──凄まじい一作だ。
──と思っていたらシリーズ三作目というオチ。

子供に聞け!──スウェーデン式『アイデア・ブック2』

誰でも子供の頃は素直だった、と思いたい。
少なくとも、大人になってから「言えなくなったこと」が増えたことは実感する。
──さて、それは何が原因だろう? 子供に聞いてみよう。

ぬいぐるみ好きだった自分へ>『悠悠おもちゃライフ』

子供の頃はおもちゃが友達だった。特にぬいぐるみが大好きだった。
イマドキの子供も、そうなのだろうか? ポケモンカード?
きっと、昔の自分はこういう家に住みたかったに違いない、というおもちゃだらけの写真が満載の一冊。

『九マイルは遠すぎる』──探偵役はLに似て

「タイトルは有名な作品」の代表作(?)。
ほとんど妄想、というような推論を進める探偵役。しかし、読み応えはいい。
推し進めるというよりは押し付けるような推理は、Lにも通じる。

『名探偵の掟』は壁投げか?

好きな作家の作品ばかり読む、というのもいいが、たまには別の作家さんも。 東野圭吾氏の作品は初めて読むが、この一作だけでは判断が難しい。 軽く読める短編集で、作者のミステリィ好きが伝わった。

『「四季」愛蔵版BOXセット』と「今まで読んだ本すべて」

まぁ、どの辺が「やり過ぎ」なのかは、あえてぼかして。 一冊1000円と考えると安い、かな。 あと、いつか「今まで読んだ本すべて」のリストを完成させたい……。

『レタス・フライ』で過去作品の疑問に決着

懐かしい面々が登場する森博嗣氏の短編集。 過去の短編に関する、謎解きも載っている。 ──いったい、どれくらい考えたらこんな大仕掛けを思いつけるのだろう?

発想力が一番! 『アイデア・ブック スウェーデン式』

手元に置いておきたい本。 著名人や偉人の言葉などから発想法を提案。 レンガ一個の使い道を50通り考える、というのが面白かった。

森博嗣読者の「ほとんど」は──

森博嗣氏のブログで驚くべき分析が! シリーズ物を通して読む読者は極少数で、順番に読むのもまれとのこと。 ──インターネッツでは、「著作物すべて読むファン」なんてゴロゴロいるような。

『苦い林檎酒』 古びない《アリス》がここにも

やはり、アリスと名付けられた女性は男を惑わすのか──。 「それは、男の幻想では?」 人物描写だけでも面白いのに、ミステリィとしても素晴らしい一冊。

『森博嗣のTOOL BOX』はMORI LOG ACADEMYの前身?

好きな作家がエッセイを出している、というのは幸せなことだ。 森博嗣氏はエッセイや日記、ブログも出版されているのが有り難い。 いろいろな作家のエッセイが読みたい。自分でも出してみたい。

ほのぼの青春ミステリィ(嘘)『世界は密室でできている』

前作までと打って変わってマイルドな一作。 しかし、ちゃんと(?)毒が仕込まれている。 まじめにひとつひとつの謎を解きながら読む、というのはお勧めしない。

『暗闇の中で子供』に手も足も出ない

ミステリィのトリックは出尽くした感があるが、これはやられた! とはいえ、ミステリィとして読むのは少しつらい。 生ぬるい作品に飽きたひとはどうぞ。

『煙か土か食い物』か石けん(ブラックジョーク)

暴力的な作品。SEX!! ドラッグ(医療用)!! ロックn──もといラブソング!!(何故?) ミステリィだけを求めて読むと、火傷するぜ! あと、この記事のタイトルは、きっと熱心な雑君保プのファンなら解るはず。

『心の鏡』に『アルジャーノンに花束を』の原点あり

短編小説はこう書くべき、というような一冊。 主にSFだが、ホラーのような作品もあり。 なかでも、やはり短編版の『アルジャーノンに花束を』は素晴らしい。

千夜一夜を共にする本

何度も読み返すことができる本。そんな本に出会えるのは幸せだ。 自分にとっては、『森博嗣のミステリィ工作室』がそれ。 ほとんど毎日読み流して飽きないのは何故か、と考えると面白い記事が書けるかも。

魚になって読む本

タイトルは狙いすぎ。 自分は長風呂が苦手なので、気に入った本がお供してくれるのはありがたい。 こういった商品には、まだ隠れた需要がありそう。

暗中模索ミステリィ『ウッドストック行最終バス』

解決編を読んでも、モヤモヤが残る作品。 モースが出てくるシリーズの一作目なので、これでもまだ妄想シーンは少ないらしい。 事件の謎も手抜きはなく、渋い一作。

齋藤孝『発想名人』──発想法の本に非ず

タイトルから「発想法の本」と思って買うと肩すかし。 中身は、学生や芸能人との交流から生まれたエピソードが満載。 たまには肩の力を抜いて読める本もいいもんだ(たまには?)。

山口 雅也『ミステリーズ』『マニアックス』

山口 雅也氏の『ミステリーズ』『マニアックス』を読んだ感想。 姉妹作品とのことだが、雰囲気は全く異なる。 ミステリィの解釈を拡大させる意欲作や、馬鹿馬鹿しいコメディなど、幅広い。

空前絶後のトリック『衣裳戸棚の女』

衝撃的な「種明かし」を目の当たりにして、果たしてあなたは──。 本を投げつけるか、感心するか。はたまたトリックを見破るか。 全ミステリィファンに読んで欲しい一冊。

『デスノート』小説版「Lはそんなこと言わない」

『デスノート』のノベライズを西尾維新氏が──ということで、若干の不安を感じながらもサクサクと読み終わり。
面白かったし、ちゃんとミステリィになっているので満足!

森博嗣・入試問題・参考書

自分の好きな作家、森博嗣さんの日記で、入試問題に関する面白い文章があったので紹介。 また、自分の好きな小説家の書いた参考書があったらいいな、という妄想。 あと、『ドラゴン桜』と関係がありそうな、なさそうな、参考書の紹介。

ロバート・サブダの超絶飛び出す絵本

Hugo Strikes Back!: 買ったもの いわゆる「飛び出す絵本」の超...

森博嗣『地球儀のスライス』に冨樫義博が解説を

冨樫☆世界:冨樫義博 「地球儀のスライス」解説 冨樫先生が森博嗣という方の短編集...

値段を付ける、というアイデア

「面白い言葉やアイデアに対して値段を付ける」というアイデア。形の無い物の価値を判断する感覚が鋭くなるといいな。

[了]陰摩羅鬼の瑕、読了

もし、本作品をうっかり間違って「本格派ミステリィ」として読んでいた人は、ビックリする(か怒り出す)だろう。本作品は、というかこのシリーズはあくまでも「妖怪小説」だ。

[読]陰摩羅鬼の瑕、ようやく半分(400ページ)まで読んだ

今頃、読み始めた。まだまだ半分で、事件すら起こっていない。本編が始まる前に「事件解決直前」の描写があるのが特徴。

『湘南人肉医』映画化、『最後の晩餐』

『湘南人肉医』映画化、『最後の晩餐』 映画化不可能と云われたとのことですが、一体...

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