村上春樹 『走ることについて語るときに僕の語ること』 走者も作家も継続が重要!

作家・村上 春樹氏がマラソンに のめり込む日々を明かす。
小説家になった経緯や前職・大学時代の思い出もあり。
一緒に走っているような臨場感とドラマが味わえる。

石持浅海 『扉は閉ざされたまま』 密室殺人から始まるミステリィ!

犯人と犯行の手口が最初から明かされている。
それなのに決定的な「謎」を伏せたまま進行していく。
探偵と対決する犯人の気分が味わえる傑作ミステリィだ。

『死ねばいいのに』 京極夏彦 - 死者に生を求める

彼女は何者だったのか。
彼は何人かに聞き回る。
結論が出るかは不明だ。

村上春樹 『回転木馬のデッド・ヒート』 日常に潜む狂気と凶器

小説家の村上春樹氏が一般人から聞いた話をまとめている。
ただのインタビュー集ではなく、まるで短編小説だ。
不思議な読み口で怖さが味わえた。

村上春樹・安西水丸 『日出ずる国の工場』 明るく楽しく毒々しく工場見学!

作家と絵描きが 7 つの工場をめぐる。
もちろん、普通の報告では終わらない。
日本における工場の現状と未来を楽しく読めた。

『眠れる美女』 川端康成 - 触れられる遠さ

『眠れる美女』と『片腕』・『散りぬるを』を収録した短編集である。
幻想的な味わいと奇妙な設定も楽しい。
なんと言っても文章の表現が美しく、末長い愛読書と なりそうだ。

野火ノビタ 批評全仕事 『総評』 - 『HUNTER×HUNTER』感想序文

マンガ家・榎本ナリコ氏の別名が野火ノビタである。
前世紀に彼女が配本した批評本は、自分の心の糧だ。
『HUNTER×HUNTER』単行本の感想の序文として紹介する。

『ラッコ 11 号 番貝編』 小説でラッコ大暴れ!? 2011/12/29 発売

『ラッコ 11 号』は、『バクマン。』のなかで登場する。
その番外編ならぬ「番貝編」が小説になった。
著者である「ひなた しょう」氏の実力や いかに?

「名作のタイトルに一文字足すとよく分からなくなる」が笑える!

作品名を改変するネタは、今までにも よく見てきた。
ルールがシンプルなだけに、今回のネタは作るのが難しい。
だからこそ、決まった時の破壊力が すごいのだ。

『カンガルー日和』 村上春樹 - 夢でしか逢えない彼女

不思議な話を収録した短編集だ。
一編一編は、すぐに読み終わるような文章の量になっている。
ところが、いつまでも心に残る鋭さを感じた。

『中井精也の鉄道スナップ撮影術 ゆる鉄』 - ゆるくても甘くはない

「ゆる鉄」が満載された写真集であり、撮影のノウハウ集でもある。
心がなごむ写真を眺めるだけでも楽しい。
読み終わるころには旅立ちたくなる 1 冊だ。

『伊豆の踊子』 川端康成 - 自分自身の道を迷う踊子と「私」

川端康成が書いた、あまりにも有名な作品である。
このシンプルで美しい話は、すべての日本人に読んでもらいたい。
いくつかの引用を交えて、自分なりに楽しんで紹介してみた。

『美の壺』(単行本) - 外国の美を知り、日本の美を味わう

NHK テレビで放送されている『美の壺』が好きだ。
単行本になっていることを書店で知った。
素晴らしい写真を載せた本書を 5 冊、ここで紹介する。

『容疑者 X の献身』 東野圭吾 - 殺人事件と愛の真実とは?

『探偵ガリレオ』シリーズの第 3 作目となる小説だ。
冒頭で殺人事件とその証拠隠滅が起こり、探偵役が真相を解き明かす。
天才数学者・石神と天才物理学・湯川との頭脳合戦──としても読める。

フォトテクニックデジタル 2010年 09月号 - 女性の肌を美しく表現

ポートレイト写真の撮影とレタッチについて、特集が組まれている。
別冊の付録は、Adobe Photoshop の便利な逆引き辞典だ。
グラビア写真も含めて、読みごたえ・見ごたえのある 1 冊だった。

『よくわかる! ポートレートレッスン』 - さまざまな光と色を生かす

さまざまな調子の写真が楽しく、解説の文章も理解しやすい。
この一冊から、本格的に写真に取り組む足がかりにピッタリだ。
いつも同じような写真を撮っている──と悩む人にも読んで欲しい。

カール ブックスタンダー NO.820 - 雑誌や本を固定する台の傑作品!

〈カール事務機〉が販売する〈ブックスタンダー〉が便利だ。
ハードカバーも雑誌も、ガッチリとページを固定して見られる。
ところで、〈No.820〉が製品名になるわけだが──ちょっと、素っ気ない。

『脳ミソを哲学する』 筒井康隆 - 科学の扉をツツイたら

小説家の筒井康隆氏が、9 人のスペシャリストたちと対談する。
1995 年当時ではあるが、専門家から最先端の話が聞けた。
ユーモアを交えた科学的な対談は、面白くて読みごたえがある。

青春──トーキョースクールガール - 100 人の少女×写真の自由さ

100 種類の制服に身を包んだ、100 人の少女が登場する写真集である。
ところが、見どころは制服よりも、表情だ。
素の表情を超越した、超個性的な表情に圧倒された。

『新釈 走れメロス』 森見登美彦 - 男の友情とは「ちょっと手加減」

太宰治の『走れメロス』などを森見風に解釈した短編集。
短編が全部で 5 篇収録されており、作品のフンイキがそれぞれ異なる。
バカバカしい話や切ない恋愛など、さまざまな方面から楽しめる 1 冊だ。

フォトテクニックデジタル 2010-04 ポートレイト撮影に必携!

毎月、何冊ものカメラ雑誌が発行される。
多くの雑誌は、見るべきページがすくない。
「フォトテクニックデジタル」は、その中でも読むに値する雑誌だ、と思う。

『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦 - 日々是なむなむ!

ある大学生の男女を描いた、恋愛物である。
──と単純に言い切れないくらい、次々に不思議なデキゴトが巻き起こった。
しかし、恋におぼれているときには、これくらい世界がグラグラと揺れ動くものだ。

デジタルカメラマガジン 2009 年 7 月号からカメラの露出を学ぶ

被写体と構図を除けば、写真で重要なのはピント合わせと露出の決定だ。
なかでも露出の設定は難しく、いまだにカメラに振り回されている。
今月号の DCM の特集は「目的別・露出のプロテク 38」だったので参考にした。

写真の「日の丸構図」は悪か?

メインの被写体を真ん中に置く「日の丸構図」で撮られた写真は、あまり良くないと聞く。
元々は「安定した構図のひとつ」だったはずだが、過剰に批評される構図となってしまっている。
自分なりに構図のことを考えてみたが、いまだに答えが出せない。

『新宿+』 森山大道の目で街を歩く/ 大道風の粒状感を出す方法

森山大道の写真集からは、彼の生き方が見えてくる──気がする。
それは、動く彼の姿を YouTube で見たからかもしれない。
また、森山大道をマネて単純にノイズを乗せた画像が多い中、正しい粒状感の演出方法を紹介する。

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