空から現れた「二人の男」にピトーは……

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HUNTER×HUNTER No.263「突入 3」(週刊少年ジャンプ 2007 年 47 号)

「突入」も三回目になりました。後に伝説になる、「突入直前でコミック一巻消費」ですね(嘘。縁起でもない……)。

今回の目玉は、前回のラストで急に現れた「二人の男」の正体。みなさんは、予想が当たりましたか?

もう、このところ毎回展開が読めず、次週のジャンプが楽しみでたまりません。──ジャンプを買い始めた厨房のころ、まさかこんな 0x20 代になるとはなぁ……(ゼロエックスにじゅうって何? とか聞かないこと)。

読み始めて三分で読み終われるような内容(悟空対フリーザ戦の一話みたい)ですが、なんでこんなに面白いモンが描けるんだ……!

空から現れたのは

前回のラスト、怪鳥から飛び降りた二人の男は誰だったのか? というのが一番気になるポイントでした。

なんと、空から現れたのは──龍でした。って、あれ? 二人は?

──と思ってしまった自分は甘々ですね。この「龍」の形を見忘れるとは……。

会長が連れてきた「古い友人」というのは、ゾルディック家家長・ゼノ??ゾルディックでした! なんという格好いい登場シーン!

そうかー、しまった。ジンじゃなかったのか。考えてみれば、会長の強さと年齢層(100 歳をとうに超えている)を考えれば、ゼノくらいしか釣り合いが取れる人、いないですよね。

ピトーは久しぶりに強敵(と書いて”とも”)と戦えるので、実にうれしそうな顔を見せますが、ゼノはわずかに不適な表情をするだけ(ジャンプを横に倒して見よう)。──渋い!

ゴンたちは?

すぐにでも会長たちと護衛軍二人──いや二匹との戦いが始まるような雰囲気です。

なるほど、会長とゼノの行動は、護衛軍の視線を集めさせるのに絶好の作戦ですが──ゴンたちが選んだ作戦とは、噛み合わないですよね。次回ではさすがにゴンたちは宮殿内に突入しているはずですが(長かった──)、そこにいるのはユピー(と王)だけ。ゴンは、すぐにでもピトーと戦いたいのだと思いますが、どうなるんでしょう。

しかし──改めて考えてみると、モラウたちを筆頭とした一団の戦力と、ユピーの戦力は、同じくらいなのかもしれませんね。ピトー対ゴン・キルア、なんてまったくお話にならない、とか。

ただ、会長は、自分が王と戦うので護衛軍はモラウたちに任せる、と言っていた以上、モラウたちのプライドを傷つけるような行動に出るとも思えません。

あ、でも「敵を欺くにはまず味方から」とも言うしなー(ブツブツ)……。

じ、次回が気になる……。