NO-PCI
かなり「オカルト入っている」アイテム、「NO-PCI」を購入しました。
メーカの玄人志向のサイトを見ると、下記の効果がある、と書いてあります。
title="[シールドボード] NO-PCI">
- SANYO製OS-CONをPCIバス上の電源(±12V,+5V)のバイパスコンデンサとして使用することでPCIバス上の電源ラインノイズを軽減
- 銅箔板により電磁放射ノイズをシールド
はたして、効果のほどは──?
NO-PCI の改造
──いつものように、結論はあとで書くとして、このボードを改造した例が面白いので、紹介します。
たぶん、一番有名なのが、このページですね。
かなり「濃ゆい」改造例で、ムラムラとマネしたい欲が出てきます。ホットボンドを bukkake ているのが、ソソる……。
このサイトのパソコン関係のページは、電子工作に興味がある人には、本当にたまりません! 「ケーブル捻り」などの「明日から使える」小技からチャレンジしたくなりました。
あと、個人的にブログ復帰してほしいブロガ・トップスリーに入る drry さんも、NO-PCI の改造をされています。ほほう、こちらもいけるクチでしたか……。
NO-PCI の効果
さて、NO-PCI を導入した理由は、サウンドボードを新調したのがきっかけです。
ONKYO SE-90PCI ノイズのない純粋な音に感動! : 亜細亜ノ蛾
SE-90PCI は、本当にノイズが少ないのですが、オーディオ出力しない状態でアンプのボリュームを最大に上げると、微妙にホワイトノイズが聞こえます。
ボリュームをそんなに上げる状況はないし、気にする必要はないのですが──、少し、気になる。
そこで SE-90PCI はグラフィックボードから一番遠いスロットの一番下、NO-PCI をその 1 つ上に取り付けると──
──あんまり変わらない(笑)。ボリューム最大時のノイズが、ほんのわずかに少なくなった、ような気がする。
しかし、この NO-PCI を導入するメリットは、ズバリ! これでしょう。
「余計な不安を取り除く、精神衛生上の効果」
つまり、「パソコンの中身はノイズだらけ」「グラフィックカードからのノイズをサウンドカードが拾う」「ピュアオーディオにはノイズ対策が必要」──という情報を目にすると、気になって仕方がない。
そんなときに、「ノイズをカットする」なんて商品を見たら、飛びつきたくなります。──たとえ、いままでノイズを目や耳で感じ取れなかったとしても。
実際、NO-PCI の導入前後で何も変わっていないのですが、「でも、NO-PCI がノイズを防いでくれているから」と変に安心しています。
この安心感、プラセボ効果こそが、オーディオ・ビデオ業界ではもっとも「お金になる」分野──、というのは言いすぎでしょうか(言いすぎ)。
NO-PCI+
ところで、購入してから気が付いたが、NO-PCI の後継モデルがいくつかあること。中でも面白そうなのが、コレ。
おお、なんか「偽薬が本物以上に本物らしい感じ」じゃないですか! ほ、欲しい……。
ref.: どこまで行くのか玄人志向!? 今度はATX電源のノイズまで軽減するという「NO-PCI+」が登場!
まとめ
このページを読んだみなさんは、これからずっと、パソコンケース内のノイズが気になる──(呪)。
この呪いを解くためには、NO-PCI を購入し、10 人に勧めてください……。
まぁ、ぶっちゃけ(また)ヤフオクで 500 円で落としたので、これくらいだったらオススメできますけどね。ネタとして買う、というのもアリですよ。