DOOM 3:Resurrection of Evil
DOOM 3 の拡張パックを手に入れたが起動できない、と以前に書いた。そのあと、DOOM 3 本編も拡張もアンインストールし、もう一度インストールし直すと、あっさりと起動するようになった。
DOOM 3 用のお勧めマップ/ 旧 DOOM を ZDoom で楽しむ方法 : 亜細亜ノ蛾
ウェブ上では不満の声も聞こえるが、少し遊んだだけでも本編にない魅力を感じられて楽しい。DOOMer ならば、ぜひとも遊んで欲しいところだ。
ここから先は、ほんの少し遊んでみた感想を書いてみる。
新しい武器とシステム
まだ 1 時間くらいしかプレイしていないが、かなり面白い! なぜいままで買わなかったのかと、過去の自分をショットガンでヘッドショット(ダメージ 2 倍)したい気分だ(タイムパラドックス)。
新しい武器の「グラバー」(Grabber)は、いろいろなモノをつかんで投げられる。FPS では、グラバーのような「重力銃」は定番の武器になってきた(要出典)。
Ionized Plasma Levitator – Doom Wiki
DOOM ではおなじみの敵・ロストソウル(Lost Soul)の生まれ変わり(?)であるフォーガットンワン(Forgotten One)も、なんとグラバーでキャッチ・アンド・リリース(そのあと消滅)できるのだ! 初めてそれを知ったときは、本当に大笑いした。
けっこう序盤に登場するボスキャラとの戦いでは、グラバーでキャッチボールをする。これがじつに楽しい!
もう一つの新武器・アーティファクト(artifact)は主人公の能力を強化する。ボスキャラを倒すたびに新しい能力が手に入るようだ。
アーティファクトを利用しないとクリアできない場面も、当然のように出てくる。しかし、通常の戦闘でも手軽に使えてしまうので、緊張感が薄れそうだ。シューティングゲームの「ボム」みたいなモノか。自分で制限を設けて遊ぶほうが面白いだろう。
各種レビュー
- PCゲームレビュー「DOOM 3:Resurrection of Evil」
- いかにも DOOMer が書いた、という感じの愛あるレビュー
- RoE の雰囲気をつかむのに最適の記事
- 4Gamer.net ― DOOM 3:Resurrection of Evil 日本語マニュアル付き英語版[PC]
- 開発のウワサが出たころからの情報が載せてある
「id Softwareに美女なし」
とのこと……。女はね、顔じゃないんだよ(ヒント: 胸囲)
グラフィックカードを一新
Happy DOOMing!! のためにグラフィックカードも新調した。いつものようにヤフオクで、中古とはいえ市販価格の半額で購入できたので、かなりお得な気分がする。
手に入れたのは「ASUSTek グラフィックボード AGP N7600GS Silent/HTD/256M N7600GS Silent/HTD/256M」という、GeForce 7600 GS を搭載したカードだ。ファンレスなので静かなのが良い。いままで使っていたのは「玄人志向 RD925-LA128C グラフィックボード」という、Radeon 9250 のカードだった。動作速度は倍以上になっている。
いきなり型番を並べられても、何のことやら分からない人が多いと思うのでたとえると──:
時に、2008 年。PS3 だ Wii だと世間で騒がれている中、ひとりスーパーファミコンで遊んでいた。このままでは時代に取り残されると危機感を覚え、Nintendo64 を買ってきた。
──というくらいのグレードアップだと思う。最新のパソコンと比べると貧弱だが、今のところは満足している。
このカードのコントロールパネルを見ると、温度が 70 ℃くらいある。結構な高熱と思ったが、120 ℃くらいで速度を落とす設定になっている。まだ十分に耐えられるということか。オーバークロックには興味がないし、すぐに壊れたりはしないだろう──と祈るのみ。
いままでは「DOOM 3」を遊ぶときに、ディスプレイの解像度よりかなり低い 800×600 の解像度まで落とす必要があった。画面全体がぼやけた感じになる。しかも、各種エフェクトを省略して負担を減らす工夫もしていた。それが、カードを変えて GPU が高速になったおかげで、ディスプレイと同じ解像度の 1280×1024 にしても快適に動く。エフェクトもばっちりだ。
Windows の動作はほとんど変わったように感じないが、CPU や HDD・RAM の性能が低いからだろう。これらも交換するときが楽しみだ。
まとめ
DOOOOOM な日々がまだ続く──。
それにしても、グラフィックカードはもっと早めに変えるべきだった。これまで、どんなに遅い環境だったかが、DOOM を開始してすぐに分かった。CPU なども、交換したときに「もっと早く──」と言うのだろうな。