Panasonic LUMIX DMC-G1 を連れて三重県桑名市の街なかを散策する

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Panasonic LUMIX DMC-G1

2009_05_30_143924_Panasonic_DMC-G1 (by asiamoth) (by asiamoth)

星の数ほど同じ事を書いているが、「レンタルボンバーでカメラを借りた」。──今の時期は夜空に星が少ないので、ウソにはならない。

今回は Panasonic LUMIX DMC-G1 をお借りした。マイクロフォーサーズの実力は、どんなものだろうか?

DMC-G1|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

どんな写真が撮れるのか?

三重県の桑名市へ撮影しに行った写真を下から見られる。おひまな時にどうぞ。

5/30 の分は、すべてキットレンズの Panasonic LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S H-FS014045 を使って撮った。本体と合わせてもコンパクトで軽く、旅先にピッタリである。

重量が軽いだけではなく、動作も軽快だ。ファインダに映ったままの写真が撮れるため、ムダなことを考える必要がないのである。暗ければプラス側、明るければマイナス側へと露出補正をすれば良い。快適だ。

あまりにも楽に良い写真が撮れるので、独りでニヤニヤとしながら、カメラを片手に桑名の街なかを歩いていた。──よく、通報されなかったものだ……。

2 台目に最適

2009_05_30_151046_Panasonic_DMC-G1 (by asiamoth) (by asiamoth)

G1 は、すべてのカメラ好き・写真好きに使って欲しいカメラである。2 台目に買うカメラとして、ちょうど良い。

デジタル一眼レフカメラを使いこなしている人には、気軽に持ち運べるサブカメラとして G1 を導入する。コンパクトデジタルカメラを愛用している人は、もう少し本格的なカメラとして G1 を購入する──といった人も多いだろう。

初めて買ったカメラが G1 という人は、もうそれで満足してしまうかもしれない。自分も、「コレが 1 台あれば、ほかは いらないかな」と思ってしまった。

「レフ」がない

G1 は「デジタル一眼レフカメラ」ではなく、ミラーレス構造である。そのため、「デジタル一眼カメラ」や「レンズ交換式デジタルカメラ」と呼ぶ。

「ヨーグルト? いいえ、ケフィアです。」とか「下着姿? いいえ、キャミソールです」・「ホ■マンガ? いいえ、やおいでs ──最近では BL です」──などと似たフンイキに感じるが、ちょっと違う。いずれにせよ、気にする人は気にする(そりゃそうだ)ので、注意が必要である。

カメラマニアにもお勧め

フォーサーズ・マイクロフォーサーズというカメラの立ち位置は、「コンパクトデジカメ以上、デジタル一眼カメラ未満」といったところだ。映像素子の大きさも実際の写りも価格帯も、すべてデジカメ界の中間に位置している。

──と書いたが、じつは「フォーサーズのイメージセンサは 4/3 型」とは決まっていないのだ。以前に書いた記事にご指摘をいただいた。プロのライタでも間違えているくらい、ややこしい。

Panasonic LUMIX DMC-GH1 と ほかの一眼カメラとの動画機能を比較 : 亜細亜ノ蛾

それでは、G1 は初心者から中級者向けのカメラなのか。

──違う。マウントアダプタを利用すれば、大昔に活躍したレンズの資産を生かせるのだ。「おじいちゃんがカメラマニア(だった)」という人は、今すぐ親孝行をしに田舎へ向かおう。

マウントアダプタと関連する記事を並べて気が付いた。「楽しむ」という言葉が多い(ギズモードは相変わらずだな)。そう、カメラって、専門用語と知識とをズラズラ並べて優越感を味わうものではなく、楽しむモノなのだ。

写真を撮影すること、そのものが楽しい。G1 は、そんなカメラである。