ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
現在、このブログでは、記事のダイエットを行なっています(ついでにサラッと文体も変えてますよ)。ということで、「EVANGELION: 2.0」(Web 2.0 みたい)の感想も短くして、一行で書いてみました。
一般的な感想として
すごくおもしろかったです(小学生か!)。いや本当に、合計で 256 回は最低でも見たくなりましたね。見どころが いっぱいでサービス満点、詰め込みすぎな気がするくらいでした。上映時間は 108 分(また意味深な数字)なのに、180 分くらいに感じます。まだ見ていない人は、ぜひ劇場に足を運びましょう!
──まだまだ続くよ!(えー)
旧アニメ版のファンとして
これは、自分が見たかったモノじゃないですね。「第拾九話: 男の戰い」という歴史に残すべき完ぺきな話を再構築した勇気は認めます。そして、参号機との戦闘も、見事な変更でした。しかし、何もあんなに悲惨な話にしなくても……。思わず目を覆いたくなる、それでいて一秒も見逃したくない──見たくないモノ(作中の現実)を見せられるという、「これこそエヴァ」という作品でした。なんだかんだ言って、これが見たかっただ!
美少女アニメファンとして
シンジ君がカワイかったです。イヤ、冗談抜きで「素で女性化している」というか、「僕、男ですよ」→「ダウトーーー!!!!」という感じ(?)。「破」のヒロインは、キミだ!
BL ファンとして
シンジ君がカワイかったです。
謎解きマニアとして
「ネブカドネザルの鍵」? 「初めまして、お父さん」!? またエヴァの謎解きでモンモンとする日々が始まるのか……(ニヤつきながら)。
アスカファンとして
まずは、みやむー(声優: 宮村優子さん)で良かった! それだけで満足なのに、シャワーの場面は、死ぬかと思いました。ごちそうさまです! あー、良かった良かった──(参号機戦のあとは、記憶が抹消されている)。
綾波ファンとして
自分も、綾波にポカポカしてほしいです(殴られたりして)。貞本義行版の「紅茶を飲むレイ」でも驚いたのに、もっと人間味が出ていてビックリしました。「私は人形じゃない」とアニメ版と同じセリフを話す彼女は、すでに別人です。でも、もっと綾波が好きになった!
『To Loveる』の(空気が読めない)ファンとして
シンジ君のまわりで To Loveる(トラブル)ありすぎ(笑)。「メガネメガネ」じゃないっつーの! あと、矢吹健太朗さんのご家庭でトラブル起こりすぎ(ノーコメント)。
コスプレファンとして
アスカの「見え過ぎじゃない? ////」なプラグスーツって、夏コミに間に合うのでしょうか……?(ゴクリ……)
体位ファンとして
女性上位(騎乗位)多すぎ。
エセ批評家として
アンノ(庵野秀明氏)は、もうダメだね(第一声がそれか)。ネアミス(王立宇宙軍〜オネアミスの翼)時代から知ってるけど、爆発シーンを書いてたころの熱さがなくなってるよね(──知ってる? 彼ってアニメータ出身なンよ)。なんつーの? いまハヤりの、ほら──「萌え」だっけ? アレに走っちゃってるよね。「萌え~」だっけ?(笑) マリ役がマーヤ(声優: 坂本真綾さん)に決まった時点でイヤな予感がしてたけどさぁ、語尾に「──にゃあ」は無ェよな、「にゃあ」は(←ここ、声マネあり)。だいたい、マーヤのミリョクはさぁ(以下、10 万字略)──ああ、最後に言いたい事はさ、「メチャメチャ面白かったです。庵野カントク、ありがとう!」
まとめ
「asiamoth の内なる 64 の人格によって書かれた一行感想」みたいなコンセプトで書き始めたが、64 人はムリ! 意外と、こういう小ネタを小出しにするほうが難しい……。次回は「Q」だそうですが(未確定?)、それまでには「序」「破」の感想も何度か書く予定です。
コメント
マリの語尾に「にゃ」をつけた犯人は総監督の庵野さんでなく、監督の鶴巻さんだと思われます。
なんでも、(庵野さんが)自分だけではエヴァを壊しきれないとして、マリについてはほとんど鶴巻さんに任せたそうな。
マリ近辺の描写を除くと・・・萌えというより、昭和の少女漫画みたいになります。・・・・総監督様、趣味全開です。
おお、情報をどうもありがとうございます!
「エセ批評家」として語った、というネタなので、そのあたりの真相はワザと無視して書きました。というか、カントクがオーケーを出して公開している以上、全部カントクのせいなのです!(キリッ
個人的には、じつは「エヴァ以降」の「萌え」は、新劇場版の世界観とは合わないのでは、と思っています。
三十路近くのオネエサンが「ちょっちね」とか言っちゃう。普段は無口な女の子が急にヘンなこと(「ぽかぽか」とか)を言い出す。──それに「おおっ!」となる。その古くささが、なんだかエヴァっぽい。
そのあたりの感想は、DVD の発売後に書きます!