『バクマン。』 81 ページ 「冒険と口説き」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 19 号)
今週号のジャンプには、新人作家が描く読み切り作品が載っています。あえて内容には触れませんが(なぜ?)、作者の紹介ページがスゴい!
まず、ジャンプの海賊マークに──、おっぱ■がある !? このさくしゃはあたまがおかしい、と思いました(誉め言葉)。
そして、担当の編集者である「服部哲」氏の、メッセージとイメージ映像(笑)が添えられています。そうか、現実世界の服部は、こんな容姿をしているのか……!
というか、服部(服部ジャン=バティスト哲)氏の顔くらい、調べれば普通に分かる世の中なのでした。
ToLOVEる☆LOVE バクマン。 ジャンプ編集部に『服部哲』は2人いた…だと…?
一番納得いく
港浦は変わったな、とサイコーが感じた。それは、服部の影響を見たから──、ではなかったようです。たんに、港浦が成長したと思っただけのようですね。
ただ、シュージンは、それは 上の判断 だろ!
と言う。たしかに、それはそのとおりなので、現時点で港浦に感心するのは、まだ早いです。シュージンみたいにガッカリするほうが、普通の反応だと思いますね。
じつは、いちばん変わったのは、サイコーなのかもしれません。いくらか余裕が出てきた気がします。
絶対おかしいですよ!
余裕があるのは、山久も同じようですね。──なんだか、一昔前の「とれんでぃどらま」に出てくる人物みたいな服装ですが……。
港浦は、相田に噛みついています。もう終わったことをクドクドと……。そうか、周囲は変わっていくのに、この人は流されなかったか(悪い意味で)。亜城木夢叶だけではなく、読者も「港浦は成長した」と感じられるのは、いつになるのでしょう。
死ぬ気で描かせろ
上では港浦を責めましたが、ある意味では仕方がありません。服部の意図が読めないんですよね。まぁ、意味も分からないまま、服部の指示に従っているだけの港浦が悪いのだけど……。
次は 王道でやれ
、と服部は言う。邪道がダメだったから王道、という展開はなんとなく分かりました。多くの読者も、ここはスンナリと読めたはず。
しかし、亜城木に冒険ファンタジー
を描かせる、というのは予測できません! この場面では、服部はヤケになっているのでは──、とまで思ったほどです。それくらい、服部はムチャを言っている。
ところが、少しは 自分で 考えろ !
と港浦に怒鳴りつける服部を見て、自分も目の覚める思いをしました。そう、港浦が落ち着かなかったのは、服部の考えを理解しようとしていないからです。言われるがままだから、不安になる。
港浦が自分の頭で考えるように、服部はわざとブッキラボウな態度を取っていた。──そう見て間違いないでしょう。どこまでカッコ良すぎなんだ、服部は……!
よくやったよ
編集部ではクールだった山久は、静河流の前では全身で喜びを表現しています。作家の前だとドンと構えているのに、編集部ではオタオタしている、港浦とは正反対ですね。
大丈夫だ 目が 燃えてる
、と山久が思う場面は、これまでの経緯を考えると感動します。しかし──、絵だけを見ると、「子分のヒットマンに命令する、チンピラの親分」みたいだ……。
静河が山久に礼を言うのもイイですね! 山久が努力して教育したおかげです。普通の編集者みたいにビジネスライクに接したり、「アレはダメだ」と切り捨てていたりしたら、『True human』の連載はなかったでしょうね。
──そう、『バクマン。』は、イマドキ珍しい、「友情・努力・勝利」がテーマのマンガなのです!(ババーン!)
何でここで王道なんだ
なんだか、港浦の部屋も見慣れてきました。港浦は、レトロ・アメリカンな雑貨が好きなんでしょうね。頭の中までレトロじゃなくて良かったです(?)。
このシーンでは、港浦と一緒に、服部の指示について考えてみました。その答え(らしきもの)は、あとのページで港浦が語ったとおりだと思います。まさに、このタイミングでしか「王道のファンタジィ物」は描けないでしょう。
ところが、この時点で港浦が服部の考えを読んだのには、ちょっとだけ疑問がありました。それはまた、明日の感想に書きます。
