バクマン。 18 巻 「余裕と修羅場」 オセロと機会

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『バクマン。』 コミックス 18 巻 「余裕と修羅場」

Cebra Voyerista / Voyeur Zebra 白黒付ける機会は──逃すと痛い

なんだか違うマンガのような表紙の第 18 巻です!

内容も表紙のとおりに平丸一也と蒼樹紅が主役なのでは──という後半部分が おもしろい。前半のライバル対決も見どころですね!

また、今後の展開にも つながる重要なアイテムの存在も見逃せません! ──とか書きながら、自分は週刊連載を読んでいる時に すっかり忘れていました(てへぺろ☆)。そうか、ここで手に入れていたのか……。

2012-05-02T14:58:04+09:00 追記

楽天ブックス(というかクロネコ・メール便?)が良い仕事をしてくれて、2012 年 5 月 2 日 (水) の発売日に単行本が届いたため、さっそく感想を追記しました!

18 巻の見どころ

全話が見どころです! ──と言いたくなるくらいに、どの回も読みごたえがありました!

たまに(1 週間に 64 回くらい)「『バクマン。』アンチスレ」出身のコメントを読んだりすると、長々と感想書きを続けてきたのに、ふと、「このマンガって、本当に おもしろいのかな──」なんて迷ったりする。

──おもしろい。おもしろいんだよ!

亜城木夢叶か、新妻エイジか!? というライバル対決を主軸にしながら、とんとん拍子に幸福をつかんでいく平丸一也も描く。そして「存在も不確かなエサ」に釣られながらも、マンガ家として復帰しそうな中井巧朗も忘れていない。

1 話 1 話が濃縮された物語の連続なのに、時の流れが超高速なので のどごしスッキリです! それでいて読み終えると、お腹に しっかりと溜まっている。素晴らしい!


この巻も おまけページのネームが楽しかった。

大場つぐみさんのネームには、顔から はみ出すクチビルの服部や(しかも『すごいよ !! マサルさん』のコスプレ)、「アフロッコリー君」(by. 『いぬまるだしっ』)と頭に書いた雄二郎が出てきます。

とくに注目なのは大場ネームのカヤさんで、人妻なのに万乗パンツ丸出しで喜んでいたり(ごくり……)、「秋人さんとあたしには 何で子供できないのかしら? 少年誌だと生々し過ぎるから」と悩んでいたりする。

──カヤもシュージンも、もしかして お子さまの授かり方を知らないのでは……。読者のためにも、高木夫婦に実践させるべきですよ!!→両先生

小畑健さんのネームも興味深い。大場ネームからの大胆な省略に注目です! 港浦が丸ごとカットされていてワロタ。よっぽど描きたくなかったのかな……。

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