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『HUNTER×HUNTER』 #380 「警報」 感想

HUNTER×HUNTER』 #380「警報」 感想

Sad Shih-Tzu (フードで隠した──本当のキモチ)

明後日の推理

ミザイストムの推理は微妙にズレています。

  • 複数の単独犯による 平行連続殺人
    • いまのところ、ルイーニーひとりだけの犯行では?
  • 幻影旅団〉はクラピカを狙っている
    • ノブナガ以外は忘れていそう……

このことが ものすごく気になりました。
なぜなら、人間は自分が考えたとおりの未来を創り出す。ミザイは暴動が起こることを心配していますが、彼自身が その引き金を引いてしまいそう……。

また、「王子が犯人ならば 問題はないと言い張る犯罪クライムハンター」、というのも問題だらけですよね。
針人間〉で大量殺人を実行したイルミも、ミザイは逮捕する気が ありません。この世界の治安は大丈夫なのでしょうかね。──現実世界と大差なかったりして。

危険な一人旅

フランクリン, フェイタン, マチが単独行動を取っています。
前者の二人は ともかく、マチが一人で出歩いていることが心配で仕方がない。どう考えても「フラグ」だよなぁ……。

ヒソカとマチとの縁からすると、本気で殺し合うとは思えません。
しかし、クロロとヒソカの死闘からは、すでに一線を越えています。あの時、ヒソカがマチを拘束するだけで生かしておいたのは、ただたんに伝言役として使っただけかも……。
今後、ヒソカとマチが顔を合わせたら、いままでのような馴れ合いの関係では終わらないでしょう(「付き合う直前の男女」の話?)。

同じ穴の やぶ蛇

密航者狩りは、ヒソカの いぶり出しにも利用できそうです。
ただ、一般兵程度の検査であれば、ヒソカも旅団員も簡単に すり抜けるはず。あるいは、ヒソカが わざと乗客を混乱させて、暴動を早めるだけなのでは……。

兄弟の狙いは

イルミカルト兄弟の行動は不可思議です。
ヒソカを探し出すことが目的であれば、展望エリアでダラダラしている暇は ありません。また、フランクリンと同じく待ち構えるにしては、人が多すぎるからヒソカが紛れ込みやすい。
さらに、イルミは第3層に残ることに こだわっています。「ヒソカは3層に居る」という情報を手に入れたのでしょうか? それにしては、兄弟そろってノンビリしている。

以上から、現状はイルミの「仕事ビジネス」を優先しているのでしょう。
暗殺を依頼されているとして、標的は誰だろう? 第3層に居る〈十二支ん〉は8名です。現会長のチードルは影響力が大きいから、対抗組織に狙われそうですね。

──が、ここは大穴狙いで、「レオリオが暗殺対象」と予想しておきます。
影響力だけなら彼も充分に大きいため、たしかに目障りに思う勢力は存在しそうです。
ただ、「わざわざゾルディック家に頼むか?」という疑問は残るけれど……。

おわりに

ゴンが復活した!?
──と勘違いしました。最後のコマのフウゲツを見間違えたからです。見間違え、だよなぁ……?

どうしてフウゲツは こんな場所に居たのだろうか?

魔法の抜け道マジック ワーム〉が関係していることは間違いないでしょう。問題は、なぜ元の部屋に戻らなかった(戻れなかった)のか。能力に制約や限界が あるのか、それとも他に原因が あるのかもしれない。
そもそも、あの「扉」がフウゲツ(に憑いている〈守護霊獣〉)の能力とは まだ確定していません。もしかしたら、カチョウが姉妹を思う気持ちから具現化したドアなのかも?

気になる疑問を残したまま、また連載は休載期間に入るのであった……。


推理を外しまくるミザイを見て、「冤罪刑事」というネタを思い出しました。
これは自分が考えた話で、「主人公の刑事が入念な捜査と熟練の推理を積み重ねて犯人を言い当てる──が、すべて誤認逮捕の冤罪」というシリーズ物です。よくある『古畑任三郎』『刑事コロンボ』形式で読者には真犯人が分かる。
まあ、現実世界で冤罪なんて起こったら大問題だし、何度も裁判が やり直されます。しかし、そこは創作の世界と言うことで、逮捕された哀れな被害者は、速攻で人生が「ザ・エンドってね(カチカチッ」で終了です。われながらヒドい話だ。

現実には こんな話は ありえない、よね……!?


『HUNTER×HUNTER』 #379 「共闘」 感想

HUNTER×HUNTER』 #379「共闘コラボ」 感想

Tiger (食事の邪魔は──寿命を縮める)

ミステリィ作品風の出だしが良かった!
ほぼ被害者で怪しくない人物が じつは──という展開はアリガチながら、ミステリィ読みにはゾクゾクします。
ところが、あまりにも使い古された手法であるため、「もっとも怪しくない人物こそが犯人」という法則も よく見かける。と見せかけて──と疑い出すと、それはそれで楽しい。

まあ、そんなことより、「クロロは、ヒソカとの死闘タイマンで団員たちに協力させたのか?」を早く解決してほしい!

残された目撃者

カシューは、充分に疑われる存在でしょう。
なにしろ、犯人に会って唯一 生き残った人物です。彼女(?)が殺されなかった理由も弱い。「嘘を見破る念能力者」に尋問される、という可能性を考えなかったのだろうか。

ミザイストムの〈密室裁判クロス ゲーム〉であれば、嘘をついた人間を〈拘束〉できるのでは?
すでに現時点で、ミザイはカシューのことをそこそこ疑っている。次回の聞き取り調査で、少しでも不審点があれば、迷いなく念能力を使うでしょう。
その前にカシューが逃げないか心配です。あるいは、カシューが念に目覚めるか……。

能力に溺れる者は

ルイーニーが能力に目覚めたのは人の命を奪った後、というのは驚いた。
──いや、前回、モレナの能力の説明を理解していれば、〈能力ギフト〉を授かるのはレベル20から、と分かったはずです。
しかし、それでも、「本当に行き当たりばったりで乗客を殺して回っていた」という事実にビックリしました。能力に目覚める前に強敵に出会ったら──とかは想像しなかったのか。

ルイーニーの舐めた態度、〈幻影旅団〉にケンカを売る愚行、──どう考えても死亡フラグです。このまま、能力名も明かされないうちに消えていきそう……。

ルイーニーの能力は〈密室遊漁インドア フィッシュ〉に条件が少し似ています。
以前にクロロが使っていた念能力ですね。誰から盗んだ能力かは明かされていませんが、この世界には密室を好む念能力者が何人もいるようです。ミステリィ作家だったりして。

不穏な会食

フランクリンの落ち着いた知的な言動が印象的でした。
外見からすると「オデ メシ クウ。ジャマスル ヤツ コロス」とか言い出しそうなのに、実際は団長よりも冷静に行動しています。副組長・イットクとも対等に堂々とフランクリンは話している。
売らなきゃ 買わない」は〈流星街〉の教えです。フランクリンこそ、この言葉が一番 似合いそう。

ヒソカの性格判断によると、〈放出系〉は「短気で大雑把」とのこと。一方、フランクリンは、どちらかと言えば「理屈屋・マイペース」な〈操作系〉っぽい性格です。
──もしかして、〈俺の両手は機関銃ダブル マシンガン〉は、どう見ても放出系の念能力なのに、じつは弾の一発一発が操作できる、とか……!?

嵐の前の静けさ

フィンクスフェイタンノブナガの三人も冷静でした。
好戦的な三人組が知恵を絞って犯人探しをしていています。──よくよく振り返ってみると、三人とも すぐに頭に血が上るだけで、そこまで好戦的でも ないのかな。

今回はノブナガだけではなく、フィンクスも頭が切れるところを見せました。
オウは三人と手を組む──と見せかけて始末するつもりです。しかし、この三人なら騙されないでしょう。フィンクス・ノブナガは機転が利くし、フェイタンは他人を信用しないはず。

シャア・アと三人組が対立し、幻影旅団を巻き込んでの抗争が始まりそうです。そして、その隙をヒソカが逃すはずはない──。

おわりに

オウのフィンクス(幻影旅団)評は、まるでゼパイルゴンに抱いた感想でした。
フィンクスの場合は敵味方に頓着が無く、ゴンは善悪に頓着がない。どちらも、自分の中に絶対的な基準を置いている。ようするに「ワガママ」ですね!
そのワガママさは、ハンターであれば誰でも胸に抱いている。しかし、幻影旅団は他人を巻き込みすぎる。一歩間違えば、ゴンも「そちら側」に傾きそうで恐い。

まあ、このままゴンが念の世界から「引退」したまま、連載自体が終わる可能性も──。


『HUNTER×HUNTER』 #378 「均衡」 感想

HUNTER×HUNTER』 #378「均衡バランス」 感想

Billy Bob & Charlotte (口づけから始まる──故意の歌)

糞溜めみたいな 世界を壊す──。
キメラ・アント編あたりから、この作品の裏テーマのようになりました。「なかったこと」にされそうなジャイロが、今回の新キャラと繋がりを持ってくるかもしれません。

2011年3月11日に起こった東日本大震災に冨樫先生は影響を受けた、という噂があります。
その結果がジャイロでありモレナだとすると、あまりにも悲しいな……。悲しむべきは、腐った政治家が野放しになっていることなのかも。

腐りかけの野菜

「明らかに三下」といった感じの組長ふたりが笑えます。
「ブロッコリィ」と「玉ねぎ」の二人は、普通であれば まっさきに消されるでしょう。懐かしの〈十老頭〉を思わせます。

しかし、若頭は二人とも優秀そうに見える。
若頭の有能さだけで持っている──、そんな組かもしれませんね。部下の多くが「若頭が組長だったらなぁ……」と思っていたりして(どこかの国の縮図かな?)。

可能性の極限

ヒンリギ・ビガンダフノの推測には驚きました。
ヒソカが変装していることまでは、誰でも充分に推測できる。しかし、家族連れに紛れ込むことなど まったく思いつきませんでした。あのヒソカが「おばあちゃん、カバン持とうか?」とか言う姿は──、あ、意外と似合いそう。

不可能からの生還

オウ・ケンイは、ヒソカの経歴にも詳しい。
幻影旅団〉との因縁まで見抜いています。──だったら、「ヒソカは死亡した」情報も知っているはず。それなのに、まったく気にせずに捜索の準備を進めています。
死後の念〉は、念の熟練者には周知の事実でしょう。かといって、「死者の復活」すら想定の範囲内なのかな?

23の唇

モレナ・プルードこそが本命でしょう。
三人の組長の中では別格の存在に見えます。能力の強力さは言うまでもありません。それ以前に、この組長のためなら何でもする(ん?)、という組員が大多数でしょう。

カリスマ性で部下を引っ張るリーダは頼もしい。
その一方で、上の人間が倒れたら一気に終わりそうな危うさもある。その際どさこそが、モレナの魅力だと感じました。
たとえ〈二線者〉だろうと、彼女のドス黒い輝きは本物です。

最凶トリオ

フィンクスフェイタンノブナガは、全員が好戦的でピッタリな三人組です。
そのおかげで、ノブナガが一人で行動する、という完璧な死亡フラグを回避しました。というかノブナガよ、日本刀を手に入れる前にヒソカと出会っていたら、いったい どうするつもりだったんだろう……?

ノブナガは、旅団員の中でも「格下感」がある。
しかし、三人の中で真っ先にチンピラが消えたことを察しました。こんな何でもない状況でも〈〉を張っている。さすがに長年 旅団で生き残っているだけは あります。
まあ、ノブナガの円は半径4m程度だから、一瞬消えたと言われても──という感じですけれど。

「オマージュ」で通る?

前回は『デスノート』、今回は『ジョジョの奇妙な冒険』のパロディをブチ込んできました!
ルイーニーの能力は、ブチャラティの〈スティッキィ・フィンガーズ〉丸出しです。これは まだ許される範囲でしょう。
しかし、「そこにシビれる あこがれるゥゥウ~~~~!!」は第一部の超絶有名なモブのセリフそのままですよ!
冨樫先生の悪戯イタズラで編集者のクビがポロリするかも?(たぶん許可は取っていると思うが)(取ってる──よね?)

1 > 50

モレナの〈恋のエチュード〉(サイキンオセン)は、どう考えてもバランス崩壊の糞ゲーです。
なぜなら、どう考えても、王子一人を消すよりは、一般人50人の方が簡単にレベルが上がる。ルイーニーのように隠密に長けた能力であれば、レベル100くらいは簡単なのでは?
あるいは、イナ■物置に100人を乗せて爆破すれば一瞬です(こらー!)。

おわりに

ケツモチという言葉の意味が分かりませんでした。
困ったときのウィキペディア(「Wiki」と略すな!)頼みをしてみる。──あー そーゆーことね 完全に理解した(←わかってない)。

ケツ持ち – Wikipedia

ようするに、チンピラさんサイドが「やんちゃ」したときに、王子たちの権力や金で「うやむや」にしてもらえる、ということでしょうかね。その対価として、ヤクザは王子に対価を支払っているはず。
地獄絵図のようなWin-Winです。

しかし、これは一般的な企業と構図は変わりませんよね。
肉体的・精神的な暴力か・資本的な暴力か、大企業や国が やるのか・チンピラやヤクザが やるのか、という違いがあるだけです。

弱肉強食な自然界を権力と金でルール付けして出来上がったのが、資本主義の世界なのかも。たしかに、一度ぶっ壊したくなりますね……(大暴落したビットコインを握りしめつつ)(←割とマジで)(割とマジ!)。


『HUNTER×HUNTER』 #377 「画策」 感想

HUNTER×HUNTER』 #377「画策」 感想

i give you my heart for valentines (祝いのケーキは──鉄の味)

いつにも増して盛りだくさんな一話です!

幻影旅団〉が久しぶりに勢ぞろいしました。
人数的には にぎやかな一団ですが、さすがに陽気な表情を浮かべている人物はいません。団員を二名も失った後だから当然でしょう。

とは言え、ウボォーギンの弔い合戦とは大違いです。
あの時は、団長を始めとして、全員が なんだか楽しそうに戦っていました。いや、「戦い」ではなく、一方的にマフィアに腹いせしているだけだったような……。

そして、現・幻影旅団メンバの本名が全員分 明かされました!
さらには新メンバが加入しています! 入団の目的がイカレている彼をそのまま受け入れた旅団もクレイジィすぎる。

偽りの晩餐会

カチョウの努力が涙ぐましい!
自分の母親に対してさえ本心を隠して行動しています。そうとうなストレスを感じながら過ごしていることでしょう。そもそも、この船上はすでに戦場と化している。おそらく戦闘経験のない姉妹には耐えがたい状況なはずです。

すべては姉妹で一緒に船を脱走するために──。
その脱走計画に母親が含まれているかどうかも気になりました。実の親とは言え、父親がアレだからなぁ……。

まだ見ぬ獣

一番の不安材料は、カチョウの〈守護霊獣〉が現れていないことです。
本来は心優しい子なので、戦闘を好む霊獣ではないとは思う。センリツの取り越し苦労で終わるはずです。

しかし、とくに創作の世界では、「イヤな予感」は十中八九が実現する……。

力の源は

また、フウゲツにも不安材料が残っています。

魔法の抜け道〉(マジック ワーム)は、霊獣の力とは限りません。この「どこでもドア」は、フウゲツ自身の念能力かもしれません。そもそも、霊獣は王子本人には見えないはずです。

フウゲツの霊獣は、じつは超・好戦的な化け物だったりして。われらがツェリードニヒ王子も失禁するくらいのエグい怪物が、次々にミンチを量産する、とか……(期待に満ちた目で)。

だまし合いの鬼ごっこ

幻影旅団が身長190cm以上の人間というアバウトな条件でヒソカを探している理由が ようやく分かりました。ヒソカが変装している可能性を考慮しているわけですね。
おそらく、「イルミギタラクル」くらいの変身が出来る人でも、身長ごと変えることは難しいのでしょう。

ただし、われわれはビスケット・クルーガーというバb──お嬢さんを知っている。彼女は、明らかに骨格から作り替えるレベルで伸縮しています(ついでに衣服も)。

そして、今のヒソカは、念で肉体の一部を補っている。
伸縮自在の愛〉(バンジー ガム)と〈薄っぺらな嘘〉(ドッキリ テクスチャー)が「死後に強まる念」で強化されていたら、ビスケくらいの変身がヒソカも可能に なるのでは?

もしかして、変装したヒソカは、すでに「新キャラ」として登場しているのかも……?

温度差が致命的

団長と団員の意識のズレが気になります。
シャルナークコルトピの仇を討ちたい」「ヒソカを始末したい」と心から願っているのは、どうもクロロひとりだけに見えます。

他の団員は「まあ、ケジメを付けなきゃな(893かな?)」とか「団長の言うことには従う」といった感じに思える。なんというか、「任務の一つ」として淡々と参加している、みたいなような。

また、カキン王国の王位継承戦と幻影旅団とは無関係です。
しかし、少なくともフィンクスはカキンの お宝を狙っている。いつかは「幻影旅団 vs. カキン」の戦いになるはずです。
その際に、「団長派」「フィンクス派」に分かれてしまいそう。ヒソカに その隙を突かれて──といった展開になるのでは?

彼女の残影

自分は、ネオン・ノストラードは生きている、と信じています。

たしかに、クロロは〈天使の自動筆記〉(ラブリー ゴーストライター)を使えなくなったようです。〈盗賊の極意〉(スキル ハンター)の条件──「元の持ち主が死ぬと使用不可になる」、を満たした可能性は高い。

「ネオンの父親であるライト・ノストラードが絶望して わが娘を消した」という悲劇は、あり得ないと考えています。
なぜなら、クラピカがノストラード組に まだ所属しているからです(少なくとも〈十二支ん〉に加入前までは)。あのクラピカの性格からして、我が子を殺した父親の元で働き続けるとは思えません(十二支んの加入後に──という場合もあるけど)。

自分の予想──というか希望は、「クラピカが〈除念師〉を雇ってネオンの念能力を封じた」です。
クラピカなら、ネオンが念能力を使えなくなった状況から、クロロ(幻影旅団の誰か)に盗まれた可能性にたどり着くはず。そうであれば、危険な能力を的に奪われたまま放置するとも思えません。

ということで、「ヨークシンで わがまま放題を言ってブランド品を買いあさるネオンの図」が忘れたころに描かれると信じています!

ついでに、ジャイロとかいう黒歴史で終わりそうな人物も忘れないで描いてほしい……。

おわりに

イルミが急に「ハーイ ボクは イルミ」と言い出して笑いました。
ああ、2ページ前にクロロから自己紹介ついでにと頼まれていますね。(〈陰獣〉のニオイがプンプンする)マフィアのコマが間に挟まったため、最初は繋がりが分かりませんでした。

てか、参入の あいさつも済ませていない状態で、イルミは船に乗り込んできたのか。
この自己PRが終わるまで、「(……誰だ こいつ?)」と他のメンバは ずっと思っていたのかも。


『HUNTER×HUNTER』 #376 「決意」 感想

HUNTER×HUNTER』 #376「決意」 感想

les enchaînés (心と心を──繋ぐ扉)

オカマ・キャラ = 強者」はバトル・マンガの鉄則です!
まっ先に思い浮かぶオネエと言えば、『ONE PIECE』のボン・クレーと『銀魂』の西郷 特盛ですね! どちらも信念の人です。

しかし、「性的少数者 = 世間の声に逆らって生きている = だから強い」という流れも、そろそろ古い考えになるかもしれませんね。彼ら・彼女らも、ごく普通に同じ社会で暮らす仲間の一人です。

近い将来、「さらわれて虐待されていたヒロインの男の娘を救出する」といった場面も増えるでしょう。ここで重要なことは、「ギャグ」としてではなく、「ヒロインのバリエーション」として描かれることです。

(そう書きながらも、性の趣向を人物造形に絡めることは、すくなくとも少年マンガでは難しいだろう。『ゆらぎ荘の幽奈さん』の冬空 コガラシが「ちょっぴり──いや、かなり変わった性癖の持ち主」だったら、「週刊少年ジャンプ」では載せられないよ!)

講釈の講釈

とにかく、ベレレインテの「ツワモノ感」がハンパない!

前回、念能力で作られた異空間から、ベレレインテは単身で出て行きました。〈念獣〉の能力次第では、死ぬ──よりも耐えがたい苦痛を味わった可能性がありました。どんな目に会うか分からない状態で、あの思い切りは賞賛し尽くせません。

そして今回、「クラピカ大先生の念能力講座」にベレレインテはサラッと出席しています。何人も犠牲者が出ている この部屋で、じつに堂々と立ち振る舞っている。

さらに、犯人を挑発──というか気にしていないような発言をベレレインテは しています。犯人に目を付けられようが構わない。逆に捕まえて手柄を上げたいような意思も感じました。

メタな視点で見ると、どう考えても「犯人逮捕」はクラピカの役目でしょう。
しかし、その際には「ベレ様が多大な協力が必要不可欠だった」と なりそう。

いまだにベレレインテの実力は未知数です。それでも、現時点では、新規キャラの中では一番の実力派に感じました。

──という登場人物に限って……?

姉妹を隔てる壁

やっぱり、カチョウフウゲツも良い子でした!(当然)
この血のニオイが漂う船内で、姉妹の周りだけは花が咲いているかのよう。──と急にポエムを刻みたくなるくらいに。

センリツと秘密の やり取りをするカチョウの場面は、まるでNHKアニメを見ているようでした。並の成人では聞き取れないモスキート音で信号を送る、という発想も子どもらしくて微笑ましい。

フウゲツの言動も和みます。
自分の「魔法」をなんとか姉妹のために役立てようとしています(どちらが姉だっけ?)。

なんとなく、以前からフウゲツは、すぐに「自己犠牲の精神」を持ち出しそうな性格に見えました。
ところが、今回のモノローグで、カーちんと2人で脱出することを考えています。これには安心しました。

それだけに──どうしても、二人とも「死亡フラグ」を順調に立てているようにしか思えない……。

馬の意のまま

テータちゃん、生きていました!

ただ、テータの顔に出来た傷が気になります! 「『傷物に された』から王子が責任を取るべき」──とかではなく!

テータの読み通り、この傷が王子の 守護霊獣の 必要条件だとすると、「生きていた方が地獄だった」という展開が十分に あり得そう……。

ツェリードニヒ王子が操作系の能力者について話した内容は、今後の伏線かもしれません。つまり、ツェリードニヒの守護霊獣は、傷を負わせた相手を操作できるのでは?
それほど単純な話ではなくとも、この王子の霊獣だから、ろくな目に会わないでしょう。

さらには、ツェリードニヒの念能力は不明です。もしかしたら、キメラ・アントの護衛軍や、王・メルエムすら超える才能の持ち主という可能性もある。
少なくとも、第4王子の性格からして、「人々の役に立って みんなを幸せにする能力」ではないはず。おそらく、王子ひとりが喜ぶような能力でしょう。

おわりに

チョウライに憑いている守護霊獣の能力が謎でした。
霊獣の説明には、具体的なことが何も書かれていません。まさに何もわからんのと 同義だなという王子の台詞どおりの状況です。

これ、作者自身も まだ何一つ決めていないのでは……? ついでにツェリ様の能力も未定だったりして。


『HUNTER×HUNTER』 #375 「説得」 感想

『HUNTER×HUNTER』 #375 「説得」 感想

Angel Bear (愛こそは すべて──を束縛する)

守護霊獣の能力が次々に明かされました!
今回だけで、第2・5・6・7・9王子に憑いた霊獣の能力が判明しています。ただし、読者にだけ明かされた情報です。本人も含めて登場人物たちは まだ知らない。

──このまま知らずに敗退もあり得そうで、あからさまな敗北フラグにしか思えません……。

まだ能力が不確定な霊獣は、第8・10・11・(12・)13王子に憑依しています。
──モモゼの〈念獣〉は、「ヒマ?」の能力が すべてだったのかな……。

そして、第1・3・4・14の霊獣は、どんな能力か不明な ままです。
これまた明らかに勝ち組グループですね!

──第3王子・チョウライの霊獣の能力が「無限にコインを生み出せてメッチャ儲かる(けどアカウント凍結)」という時事ネタでなければ良いけれど(アカウント?)。

ビットコイン2千兆円男がZaifに苦言 「怒りというより呆れています」

タブーの恐怖に震える

第6王子・タイソンは、変わった人には違いない。
本人に悪意が まったくないから、逆に、余計にタチが悪いタイプです。
しかし、せいぜい「金払いが良くてホストに貢ぐ上客」といったところでしょう。

タイソン王子の異常さは、第4王子・ツェリードニヒとは比べ物になりません。
カチョウフウゲツも、本当は仲の良い姉妹といった感じです。
上位の四人の王子だけが異常なのかも しれませんね。

ただし、タイソンの守護霊獣は〈禁忌〉を破ったときが恐ろしそう。
滅多に怒らない人が一度キレると、加減が分からなくて徹底的に攻撃する。──そんな印象を受けました。

相手の行動を強制する能力は、クラピカの〈薬指の鎖〉とよく似ていますね。また、ある意味ではバショウの念能力にも近い。
タイソン王子の場合は教典を渡す必要があるから、強制の度合いで言えば上の二人よりも弱い。このあたりも、「愛の人」です。

──なんで この人、「兄弟姉妹ぶっ■しゲーム」に参加しようと思ったんだろう……。

祈りと羽根

今のところ、第9王子の守護霊獣が最強でしょう。
「部下たちの団結力が必要」という制限は、彼らの結束の前では取るに足らない。

ハルケンブルグ王子を直接 狙うのも難しい。
守護霊獣の守りが堅そうです。まさに完全な防御に見える。

ただし、念能力者同士の戦いでは、何が起こるか分かりません。
鉄壁に思える第9王子の霊獣にも、いくつか付け入る隙がありそうです。

まず、もっとも単純な作戦は、部下たちを王子から離れさせること。
そして、一人一人を確実に消していく。 または、操作系能力で部下たちを操っても良い。

また、守護霊獣は、王子に対して直接は攻撃できません。
ということは、王子同士の決闘では、守護霊獣の能力は無意味になるのでは?
いずれは、王子同士の直接対決が多発するでしょうね。

ジョイント タイプと言えば、ジンたちと一緒にいた連中です。彼らは いつ出てくるのだろう?
そして何より、主人公のゴンは復活できるのだろうか……。

忍術は夢うつつ

ハンゾーの霊体は本体に戻れるのか?」
前回で あれだけ気にしていた問題は、「起きたら戻る」という驚愕の事実でアッサリと解決しました。

──いやいや、1013号室は「外部からは隔離・閉鎖された異空間」であることを実験で確かめたのに!? 今回の後半でタップリとページを使ったのは なんだったのか……。

守護霊獣〉や〈黒ぼっこ〉の「念能力者でも(たとえ〈凝〉を使っても?)見えない問題」と同じく、「そういうこと」で済む話なのかな……。

おわりに

ウェルゲーのキャラ崩壊に笑いました。アンタ、オモロイ奴だったんだな!
彼がツンデレだと気付いた瞬間の、ビスケとハンゾーのアイ・コンタクトも最高でしたね。「あっ…(察し)」という感じで、一瞬で今後も展開を確認し合っている。

近い将来、ウェルゲーがビスケの尻に敷かれる未来図が見えてきました。
そうなったとしたら、彼にとっては本望でしょう。

あと、今週号の『岸部露伴は動かない』と「筋肉大好きマンあるあるネタ」がカブっていて二度美味しい(?)。


『HUNTER×HUNTER』 #374 「能力」 感想

HUNTER×HUNTER』 No.374 「能力」 感想

smoky alien reflection (おぞましいほどに──愛おしい)

自分探しへの不安

ハンゾーが「自分の体に帰れる」と信じていて不思議でした。

現在は、1013号室の居住区 全体が別の場所に 転移させられていると考えられます。どこへ移されたかは不明で、おそらくは〈念獣〉──〈念能力〉の配下にあるのでしょう。
以前に出た能力で言えば、ノヴの〈4次元マンション〉が近いはず(あとはヂートゥの鬼ごっこ)。情報が少ないため憶測ですが、どう考えても簡単に外部から侵入する手段はないでしょう。

そんな状況で、どうやったらハンゾーは元に戻るのだろうか?
「絶対に体と離れたままでは いられない」という幽体の制約が あるのかもしれませんね。
あるいは、次回あたりに戻れなくて焦るハンゾーが見られたりして。

似た者きょうだい?

今回は「似たような念能力の対比」が面白かった。

まずは「壁を無視して移動する能力」の二組です。

  • 魔法の抜け道〉(マジーク ワーム)による空間移動(フウゲツ王子の能力?)
  • ハンゾーの〈幽体〉による壁抜け

次は「口から何かを出す能力」ですね。

  • 煙を吐き出すサレサレの念獣
  • 口からコインを生み出すチョウライの念獣

──ん? どちらも こじつけじゃねぇか! とは書きながら思った。
しかし、このタイミングで わざわざ4つを並べてきたということは、なんらかの関連があるのかも。(ハンゾーは ともかく)それぞれの王子の能力は連動している、とか?

不吉を孕む

リハンの能力は、〈異邦人〉と書いて〈プレデター〉と読む。そして、異邦人の英訳の一つが「alien」です。
──完全に『エイリアン VS. プレデター』ネタですよ!

『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』 ラストは無かったことに | 亜細亜ノ蛾

いや、リハンのお腹に宿っているのは、エイリアンではなくプレデターです。すなわち「プレデター×エイリアン」なのか(異種間ナントカ)。

映画の設定に準ずるなら、リハンは〈異邦人〉を産む際に命を落とすのでしょう。そうなると、彼の能力は〈ベンジャミン・バトン〉によって第1王子の能力となる。
──どんどんベンジャミンに有利な状況になって いきますね!

とは言え、サレサレを倒すために、わざわざリハンが犠牲になる価値はあるのかな? ゼロコンマ何秒で終えられるミッションだと思う。
「王族殺しは家族もろとも処刑」ですが、身寄りのない者を暗殺者として送り込めば良いような気がする。

おわりに

サレサレの念獣が欲しい……!
コミュ障な自分は、「自分への行為の可視化」が できる道具が以前から欲しかった。自分に関心がなかったり、あるいは敵意を抱いている人間に、時間や気力をさくことが面倒だからです。──そんな相手に関わる行為は、ある意味では「時間をかけた自殺」に等しい。

しかし、サレサレ先輩の念獣がいれば、いちいち好感度を見る必要なんてありません!
みんなを「煙に巻いて」、みんなでハッピーになろう!

まあ、「自分の方から嫌いな人間に好かれる」、あるいは「必要以上に同性からウォンチュ! される」、といった別の地獄も待っていそうだけれど。


『HUNTER×HUNTER』 #373 「継承」 感想

HUNTER×HUNTER』 No.373 「継承」 感想

Mother cat caressing her kittens (けがれを知らぬ──新生の白)

第1王子と第2王子の能力が公開されました!
どちらも上位王子らしい強力な念能力です。しかも、両方とも両王子だからこそ使いこなせそうな能力でした。もしクロロが盗んだとしても、王子ほどには扱いきれないのでは?

「死後に発動する〈〉」は、最近になって急に増えてきました。
第1・第2王子の念能力も死が鍵となっている。今後も死者の念が登場し、生者を救ったり苦しめたりするでしょう。
ゴンの念能力の復活も、何かの形で死が絡んでくるのか……?(ナニカが一瞬で治しそう)

ねこのきもち、親は知らず

第2王子・カミーラの能力が明かされました!
しかし、〈百万回生きた猫〉は、どう考えても欠点だらけの能力です。ザッと考えただけでも、次の弱点がある。

  • 命を失わない程度に痛めつけられたら終わり(「くっ、殺せ!」状態)
  • 死後に〈絶〉状態にされたら発動できない可能性あり?
  • そもそも猫に勝てるほどの強者が相手なら復活できない?
  • 相手が複数人だった場合、猫は全員を標的にするのか?

一流──いや二流の念能力者でも、上に挙げた対策くらいは思いつくでしょう。

それなのに、どうしてカミーラは あれほど自信満々だったのか。
おそらく、以前にも この能力で生き返ったことくらいは あるはずです。母親もカミーラの念能力を知っていたようだし、ここまでは間違いない。

ただ、カミーラの戦闘経験は少なかったに違いない。彼女の性格だったら、一・二度 試したら十分、と思っていそう。

あきらかに格上なベンジャミンには、〈百万回生きた猫〉は通用しませんね。
ベンジャミンが「くれぐれも 攻撃するな」と命令した理由は、すでにカミーラの能力を見抜いていた(知っていた)からかも?

もう一つの「親の心 子知らず」

カミーラの母親である第2王妃・ドゥアズルは、いつも沈んだ表情をしています。
なんとなく「能力で生き返る前のカミーラは優しかった」から、と妄想しました。生き返るたびに性格が悪くなっているのでは……?

あるいは、単純に「自分が腹を痛めて産んだ娘が何度も命を落とす」から悲しいのでしょうか。
また、オイト王妃と同じく、きょうだいたちが戦っていること自体も耐えがたいはずです。見るからにドゥアズル王妃は優しそうですからね。

ドゥアズル「だ… 駄目だ まだ笑うな…  こらえるんだ… し… しかし(『デスノート』ネタ)」

経験者は(必要以上に)語る

カミーラが株を下げる一方、ヒュリコフの株は急上昇中です。ただの「イキリ」では なかった。

ただ、ちょっと気になるのは、「ヒュリコフは銃弾をどうやって防いだか」という点です。
最初は〈硬〉で受けたように見えました。しかし、「首を後ろにそらして逃げた」ようにも見えます。懐かしの「『マトリックス』避け」でしょうか。

「銃弾を避けられる」ことは、十分に賞賛されるべき能力でしょう。
しかし、それだけなら『幽☆遊☆白書』の浦飯 幽助でも できるよな、とも思ってしまった。

また、ノストラード・ファミリーの(故・)ダルツォルネは、銃弾を10発くらい食らっても平気、と称されていました。

──ヒュリ先輩はダルニキ未満のザコなのか?

(「銃弾を食らっても平気(無事とは言っていない)」の定義にもよる。撃たれた後は毎回のように入院コースだったりして)

遺志の重み

第1王子の能力名は、元ネタが二つあります。どちらも そのものズバリの作品名が元なので探しやすい。

日本語表記の〈星を継ぐもの〉は、超が256個は付くくらいに有名なSF作品です。
──が、自分はSFは詳しくないため、「あー そーゆーことね 完全に理解した(わかってない)」な感じ(?)。

ベンジャミン バトン〉の大本はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説です。
しかし、映画の方が有名でしょう。この映画は大好きです! 監督: デヴィッド・フィンチャーと主演: ブラッド・ピットと言えば『セブン』でも おなじみですね。どちらも甲乙付けがたい!

ベンジャミン・バトン – 老いていて求めれば若くして豊かな人生 | 亜細亜ノ蛾

ちなみに、タイトルの原題は「The Curious Case of Benjamin Button」です。そう、邦題の「バトン」とは「ボタン」のこと。劇中でも何度か洋服のボタンが出てきます。

一方、第1王子・ベンジャミンの能力は、なんとなく「バトン・タッチ」の印象がある。
これは もちろん、作者は分かった上で言葉遊びをしている──のですよね? まさか、タイトルの語感からテキトーに決めた、なんてことは……(ありそう)。

君の体は。

ハンゾーは1012号室に入れなくて困っています。
──が、アレ? 前回のハンゾーは独房の中へ壁をすり抜けて入っていましたよね? なぜ今回は すり抜けを使わないのだろう?
「吸血鬼が家(部屋)の中へ入るには、その家(部屋)の主の許可を得る必要がある」というルールが あります。ハンゾーの壁抜けも同じような制約があるのかも。

それよりも、ハンゾーの体とビスケたちの行方が気になります。
分身のハンゾーが言うには、明日には本体に戻っている、とのこと。時間制限が あるのかもしれません。問題は、「どういう状態で戻るか」です。まさか……。

ハンゾー「これって もしかして……」
ビスケ「私たち……」
「「入れ替わってる~~~~!?」」

おわりに

カミーラの念能力〈ネコノナマエ〉もまた、欅坂46ネタですね! アルバム『真っ白なものは汚したくなる』に収録されている一曲です。隙あらば けやきってくるなぁ(活用形?)。


『HUNTER×HUNTER』 #372 「消失」 感想

HUNTER×HUNTER』 No.372 「消失」 感想

誤認は命取り

ヒュリコフの読みが ことごとく外れていて笑いました。

「オーラの流れから犯人を見つけた(ドヤァ」ようなことを心の中で語っていましたが、まったく無実の人間をずっと疑っていそう。 その一方で、真の犯人は野放しになる──と見ました。次の犠牲者はヒュリコフか……?

これはやはり、われらが「団長の手刀を見逃さなかった人」のように、アッサリと退場するのでは……(期待に満ちた目で)。

団長の手刀を見逃さなかった人とは (ダンチョウノシュトウヲミノガサナカッタヒトとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

主より巨体

マラヤームの〈念獣〉は なぜ巨大化したのか?

不安・恐怖・ストレスとトラウマが原因だとビスケは考えています。もちろん、そういった精神的な変化も影響するでしょう。念獣も〈〉の一種だからです。

しかし自分は、別の予想も立てました。継承者の候補が死ぬたびに、取り憑いていた念獣のオーラが、生き残った王子に再分配されるのではないか 。

つまり、この「サバイバル・ゲーム」が終盤に近づくにつれて、戦いが激しくなっていく──!

(と この時は予想していた。しかし、次の話になっても、他の王子には影響が出ていない。大外れかな)

分かれる体と意図

ハンゾーの〈分身の術〉が初登場です!

〈ハンゾー スキル4〉ということは、他に最低でも3つの能力が あるのでしょう。他の術が描かれるのは いつの日か……(話的にも、冨樫先生のゲーム消化率的にも)。

忍者のスキルと言えば、「火遁」「風遁」といった具合に系統別に分かれることが多いです。念能力と似ていますね。──となるとゴチャゴチャしそうなので、単純な「変わり身」や「手裏剣」といった忍術になるのかな。

自分の一押しは、何と言っても「目くらまし」──つまりは「太陽拳」です! ハンゾーなら できるはず(なぜかしら?)。

疑惑の元

ただ、以前にも思いましたが、ハンゾーの能力は王子は暗殺した能力と ほぼ同等です。〈幽体離脱〉の情報で それが確定しました。オイト王妃が見た姿も、なんとなく半蔵に似ていました。

もちろん、読者は半蔵が犯人ではないことを知っています。ビスケットやクラピカたちも、ハンゾーのことを信じるでしょう。

しかし、オイト王妃や他の人間は、ハンゾーを疑ってしまうのではないか。その勘違いから、さらなる悲劇が起こりそう……。

おわりに

技名〈幽体離脱〉の読み方は〈ザ タッチ〉──。どうして こんな読み方をするのか、まったく意味が分かりまs(ry

「ザ・たっち 幽体離脱」をGoogleで画像検索


HUNTER×HUNTER 35巻 「念獣」 獣を負う者は目に大陸を見ず

冨樫 義博 『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター) No.35 「念獣」

Autumnal Leaves of Zelkova / ケヤキの紅葉 一人ずつ染まる──朱く、赤く、紅く

新しい概念が盛り込まれた一冊となりました。
単行本の副題になっている〈念獣〉は、念能力の常識を一変します。連載中の最新話でも まだ不透明な部分が多い。

念獣の すべてを理解している人は、現・カキン国王と作者だけでしょう。──いや、(欅坂46に夢中な)作者ですら……?

第35巻の見どころ

  • あまりにも多すぎる登場人物!
  • 増える一方のセリフの文章量!
  • その割には、比較的に絵は安定している

落書き──もとい下書き──もとい「ラフな絵柄」は控え目です。きっと、週刊連載とは思えないほど たっっっぷりと時間をかけて描かれたからですね~(イヤミ)。

クラピカの新能力が発動!

人差し指の鎖の能力が ついに発動します! 最初はチート性能かと思っていました。ところが、使用者であるクラピカの性格を反映してか、「七面倒くさくてリスクばかりを背負う」能力です。

──クラピカの退場も十分に ありえそう……。

印象を変える登場人物たち

第一印象は当てになりません。まずは、オイト王妃と従者・シマヌ(シマノ?)が別人のように変化していて面白かった。

最も大きく印象が変わったのは第1王子・ベンジャミンです。ただの「脳みそ筋肉キャラ」かと思いきや──。あのライオンちゃんは何のために犠牲になったのか……。──あ、よく考えたら第4王子・ツェリードニヒの(かけた電話の)せいだった。

結論: 全部ツェリ様が悪い

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おわりに

タイトルは「獣を逐う者は目に太山を見ず」から借りました。

元の言葉は獣を「逐う(追う)」者への戒めです。が、王子たちは「背負う者」の側ですね。はたして、新大陸や暗黒大陸に少しでも興味を持っている王子は何人いるのだろうか──。

前の巻の感想

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