バクマン。一覧

バクマン。 #168-3 「訂正と宣言」 人気声優と文通

『バクマン。』 168 ページ 「訂正と宣言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 13 号)

Mr. Magoo in Hi-Fi
言葉や声で気持ちを伝えよう──なるべく早めに

果たせなかった夢や目標を、自分の子どもに押しつける親は多い。さまざまな作品の原動力にも なっています。ラスボスの性格が ゆがんでいる原因は、たいていは親の しつけだったりする。

ところが亜豆の母親・美雪は、ミホのことを純粋に同じ女として心配しています。だから、そこには押しつけがましさがない。

亜豆には親友のカヤがいるけれど、恋愛経験の豊富な年上の女性も知人・友人にいたほうが良いと感じていました。母親の美雪が十分にその代わりを果たしていますね。

もっと積極的に亜豆は母親へ相談して欲しいな。そして美雪ママの出番が増えますように!

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バクマン。 #168-2 「訂正と宣言」 さわぎと切腹

『バクマン。』 168 ページ 「訂正と宣言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 13 号)

切腹專用小點
最期の ひとときくらい──派手に騒ごう

さよなら絶望先生』と『よつばと!』・『日常』をほぼ毎日読んでいます。寝る前や歯磨き中にパラパラとめくる。『バクマン。』と『HUNTER×HUNTER』は、感想のために深く読み込むから、さすがに週の半分くらいです。

絶望先生』には、「台風は騒がしいけれど中心は静か」という話がありました(これだけで 1 話を作るのは すごい)。まさに今回のサイコーが、「動かざること台風の目のごとし」です!

シュージンのほうも、冷静なネットの解説者になっている。お前は「兄者」か。

流石兄弟 – Wikipedia

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バクマン。 #168-1 「訂正と宣言」 事実とプリンス

『バクマン。』 168 ページ 「訂正と宣言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 13 号)

星之小王子
多くの夢を与えた──という事実は消えない

今回はたっぷりと「福田節」(ふくだぶし)を味わえました! なんだか干物みたいな語感だけれど、もっと食えないくらい硬くて とがっているぜ……!(あまり格好良くないな)

バクマン。』という作品は、小畑健さんの絵によってスタイリッシュに包装されています。しかし一皮剥くと──、じつはムンムンと男くさい。本当だったら劇画調が似合いそうです。

福田の外見もイケているメンズの 1 人なのですが、彼の性格からすると、背中に「義」と彫ってあり頭は角刈りでも おかしくない。

そんな彼が大暴れするのだから、血の雨が降るで……。

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バクマン。 #167-4 「戯言と一言」 誹謗中傷とリスナー

『バクマン。』 167 ページ 「戯言と一言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 12 号)

FDR's "Fireside Chats" With America
けっして中傷しない──古き良き時代の聴取者

福田真太は、いつの間にかスマートフォンを使ってる! 彼が普通に最新型の携帯電話を操っている姿には、なんだか違和感を覚えます。ちょっと DQN っぽいかも?

サイコーが長年使っていた携帯電話を取り換えた時にも、同じように驚きました。未来にはボタン式のケータイは全滅するようですね。

バクマン。 #131-1 「模倣と無意識」 洞察力とメンタル面 | 亜細亜ノ蛾

福田は──ジュリエットがいないロミオは、いったい誰と会話するのだろう?

福田
「はー またモバマス課金が月 10 万超えたか……」

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バクマン。 #167-3 「戯言と一言」 慎重と清純派

『バクマン。』 167 ページ 「戯言と一言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 12 号)

Mater Dolorosa
慎み深い清純派アイドルも──いつかは母になる

サイコーと亜豆は「交際してます(キリリッ」と言えるのか──。いまさらながら、読者からすると議論の余地は中井の贅肉くらいある。

ただ、「新しい恋愛の形」と言えば それまでです。

なんとかレス・カップル」とか「少子化」と言われて久しいから、結婚までは顔を合わせない・連絡すら ろくに取らない──という「『バクマン。』系恋愛」が流行するかもしれませんね。

答え: 浮気が流行

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バクマン。 #167-2 「戯言と一言」 人気絶頂と原作通り

『バクマン。』 167 ページ 「戯言と一言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 12 号)

銀座通りをぶっ飛ばせ! / Burn on The Ginza Street!
人気の通りを疾走する──絶頂は遠い未来

いま「ジャンプ」本誌で連載中の『めだかボックス』では、強靱な声優・強烈な音楽家・凶悪なアイドル(西尾維新的説明)が登場しました。声優が多い雑誌だなぁ……。

そのアイドルは、自分自身のことを「消費されるコンテンツ」として、誇り高く切り売りしている。すべてはファン──消費者の笑顔のために。

──自分の意志を貫き通す亜豆と、凶悪アイドルとでは、どちらを評価するべきでしょうかね。

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バクマン。 #167-1 「戯言と一言」 騒ぎと演技力

『バクマン。』 167 ページ 「戯言と一言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 12 号)

Roar
この騒ぎは迫真の演技──なのだろうか

自分とインターネットとの付き合いは長いため、いまさら「取扱説明書」は不要です。ネットという大海の泳ぎ方は「言葉」でなく「心」で理解できている。と思う。

だからネット上で自分が好きな作品──『バクマン。』や『HUNTER×HUNTER』・『SKET DANCE』の悪評を見つけても、「やれやれ」と肩をすくめてページを閉じるだけです。

しかし今回の話のように、作品の中で登場人物を傷つける描写を見ると──なんとも やり切れない気持ちになりました。作画担当の小畑健さんも、描いていて心が痛んだのでは? でも──、

大場つぐみさんはノリノリでネームを描いていそう。

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バクマン。 #166-4 「噂と記事」 指名と公私混同

『バクマン。』 166 ページ 「噂と記事」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 11 号)

4 days to go!
プライベートで その格好は──公私混同では?

最近では珍しい「元気な折原」の姿が見られました。彼が生き生きしているのは、ごちそうを食べている時くらいでしたよね。初期のハキハキとした折原は、どこかへ旅立ってしまったのだろうか……。

アップになった折原を見ると、ますます「サッカー選手キャラ」に見える。亜城木の仕事場では さえない彼も、じつは地元の草サッカー界ではプリンスだったりして。

折原がサッカー好きかどうかは不明ですが、スポーツ新聞を読んでいるくらいだから、スポーツに興味があると見て間違いないでしょう。

折原
「(ちぇっ 今回のエ■記事は イマイチだな……)」

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バクマン。 #166-3 「噂と記事」 平気とイタ電

『バクマン。』 166 ページ 「噂と記事」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 11 号)

Tucker, Americat Idol イタズラ電話も──相手しだいで許せる

「ジャンプ」に出てくる登場人物の ほとんどは、主人公に近い人物でも法律の違反者ばかりです。

一番極悪な人物は、最年少ということで『いぬまるだしっ』の いぬまるくんでしょうか(道路交通法違反・器物破損・不法侵入などなど)。将来は どんな札付きのワルになるんだろう……。

一方、われらが『バクマン。』の主役・準主役級は、ほぼ全員が優等生です。シュージンが高校生のころにカヤとキスしていたことが、最大のワルかな。あとは──、

蒼樹紅の美しさと胸囲は罪深い。

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バクマン。 #166-2 「噂と記事」 顔通しと発信源

『バクマン。』 166 ページ 「噂と記事」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 11 号)

R0012481 顔が重要なのは──ソースも同じ?

フィギュアの愛好家は透明なケースに入れて飾っておく──どころか、箱に詰め込んでしまっておく人が多いようです。せっかくの うるわしい造形も、「箱入り娘」では愛でられないだろうに……。

自分の手で人形をもてあそんでいる石沢は、フィギュア好きとして正しい──と個人的には思う。人間としては間違っているけれど。

とくに可動フィギュアである「ねんどろいど」シリーズなどは、絶対にポーズを変えて遊んだほうが楽しい。買って手に入れたら終わり──だったら、ネットで画像でも収集していればいいのです。

あるいは下のリンクから購入だけする──とか!

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