『バクマン。』 163 ページ 「意思確認と承諾」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 08 号)
コミックス 1-2 巻で終わる「打切り」コースか、ダラダラと続ける「引き延ばし」コースか。「ジャンプ」マンガは この二択しかない──という風潮を断ち切らないと、雑誌そのものの寿命が終わってしまいます。
新妻エイジの『CROW』は、人気絶頂のまま終わるという最高のエンディングを迎えました。亜城木夢叶の『REVERSI』も同じような終わり方が できそうだけれど、はたして どうなるか──。
また、最近は「復活」もブームです。倉庫に何年も寝かせておいた食材を取り出すようなもので、調理の仕方を間違えると(初期)山岡士郎に「こんな出来そこない、食べられないよ」と突っ返される。
自分が何度も読み返す過去の作品と言えば、まっ先に『寄生獣』と『銃夢』の名前を挙げます。これらを復活させると どうなるだろう?
すでに『銃夢』は『銃夢 Last Order』として続編が描かれて、作品としてはリニューアルに成功しました(出版社とアレコレあったけれど)。でも、『寄生獣』は そのままで良い気と思う。
人類の英知──それは、永遠に色あせない作品です。