暗殺教室一覧

暗殺教室 第21巻 「ありがとうの時間」 高校恩愛

松井 優征 『暗殺教室』 21 「ありがとうの時間」

THANK YOU
限りない感謝の先にも──人生は続く

これにて『暗殺教室』の本編は終了です……。
うれしいことに本コミックスには「番外編」が4話分も収録されています。冬休み中の話のため、前巻よりも さらに以前の できごとになる。それなのに、まるで「殺せんせーが帰ってきた!」と感激しました。

しかも、まだまだ『暗殺教室』が読めそうです!
単行本の書き下ろしである あとがき松井 優征先生が語っていました。「タコ型超生物や生徒たちが姿を現わすかもしれません」とのこと。つまり、後日談ではなく卒業までの話でしょう。
今から楽しみです!

続きを読む


暗殺教室 第20巻 「卒業の時間」 椚中の蓬

松井 優征 『暗殺教室』 20 「卒業の時間」

Graduation Cap Cupcake
思い出ばかりが甘く──消化しきれない

副題どおりに卒業式が描かれます。
別れには涙が付き物ですが、あまりにも悲しすぎる──。それでも、殺せんせーは幸せだったの だろうか?
死神」として生きてきた人生は、この一年間ちょっとで一変しました。生徒たちに多くのことを教え、逆に教えられている。そこには間違いなく幸福が ありました。
できれば、永遠に続いて欲しかった──。

続きを読む


暗殺教室 番外編 #4 「ありがとうの時間」 子を持って知る師の恩

暗殺教室』 番外編 #4 「ありがとうの時間」

View / 景色(けしき)
生徒たちの待つ──学び舎へ

ついに『暗殺教室』が完結しました!
番外編の最後をセンタ・カラーで飾っています。最後の最後は殺せんせーだけ描かれた「誰得カラー」──では なかった。E組が全員集合していて華やかです!

烏間 惟臣, イリーナ・イェラビッチ
「……」

いやー、めでたい!

続きを読む


暗殺教室 番外編 #3 「素性の時間」 氏素性で争いを止める

暗殺教室』 番外編 #3 「素性の時間」

"Canadian Criminal Law, Review" vols. 2-10
時には法を武器にし──時には法をくぐり抜け

殺し屋たちが人助けのために動く!
なんだか矛盾した話に聞こえます。しかし『暗殺教室』に おいては異常が正常になる。危険な触手生物が教卓に立ち、暗殺者たちが授業を受けてきました。

それでは居酒屋の薄幸な親子の役割は?
──番外編とは言え『暗殺教室』らしく意表を突いた展開が待っている!

続きを読む


暗殺教室 番外編 #2 「居酒屋の時間」 酒は死神を釣る針

暗殺教室』 番外編 #2 「居酒屋の時間」

Bamboo baby
遊戯にも触手を抜かず──破竹の勢い

蛍に似ている生徒」とは潮田 渚でした!
蛍は茅野カエデと似ている、と前回の感想で書いています。さらには雪村あかりあぐりと あずさの名前の類似から「母娘・姉妹説」にまで展開してしまいました。
さすがに考えすぎだったか(いつものこと)。

続きを読む


暗殺教室 第19巻 「登校の時間」 戦闘員多くして皆山に登る

松井 優征 『暗殺教室』 19 「登校の時間」

石門山日出
刻々と変わる山の表情より──数多い思い出

とうとう殺せんせーすら描かれなくなった表紙です!
いや、見えないだけで「真っ黒な殺せんせー」が いるはずですよね?(自分が読んだKindle版だと分からないが、紙のコミックスだと先生が見分けられるのかな)

本編でも暗闇の中に殺せんせーが囚われます。
あの無敵の先生をどうやって閉じ込めたのか? 脱出する方法は存在する? すべての答えは次の巻で明かされる──。
まるで そんな展開を感じさせない前半も楽しかった!

続きを読む


暗殺教室 番外編 #1 「自宅の時間」 家貧しくして教師あさる

暗殺教室』 番外編 #1 「自宅の時間」

Talking.....
熱心に見つめる目が──雪原にも

殺せんせーが「誰得カラー」で復活しました!
「カワイイ・格好良いキャラが山ほど いるのに、殺せんせーメインのカラー」は、『暗殺教室』では おなじみです。

ああ、このまま番外編が続いてほしい!
たった4回では物足りないから、単行本まるごと一冊分くらいは読みたいです。
──などと言っていて、本当に『暗殺教室2』が始まったら それはそれで冷めそうかも。「新たなる暗殺対象」「追加された新ルール」とか。実写映画化されてジャニーズやアイドルが出演し──。
わあ とっても おもしろそう(ぼう)。

続きを読む


暗殺教室 第180話 「殺しの時間」 不良 懐に入れば教師も殺さず

暗殺教室』 第180話 「殺しの時間」

RAINBOW
虹の架け橋は──先生の所まで届く

最終回は華やかなセンタ・カラーを飾りました!
このブログで さんざんに言い続けてきた「殺せんせーがメインの誰得カラー」です。しかし、今となっては殺せんせーの姿は貴重になりました。あれだけ前面に出てヌルヌルしていたのに……。

「先生は心のなかで生き続けている」
──とくに創作の世界ではよく聞く話です。E組を卒業した生徒たちは、じつにこの言葉通りの人生を歩んでいる。この一年で、一生忘れられないくらいの経験をしました。

ただ、これが本来の彼らの資質でも あります。
浅野 學峯(元)理事長が作ったままのE組だったら、生徒たちは生き生きと飛び立てただろうか? いや、雪村あぐりであれば、いつかは成し遂げたかもしれない。
その答えは、「三代目」が出すでしょう!

最終回は、この作品らしい物騒なタイトルでした。
「殺す」という言葉が現代ほど安っぽくなった時代は ありません。そして、今後も軽く扱われるでしょう。それは平和な証拠です。

続きを読む


暗殺教室 第179話 「去りゆく時間」 去る時は日に日に愛しい

暗殺教室』 第179話 「去りゆく時間」

Untitled
優しく ゆれる花は──先生にも似て

学生時代は変化の連続です!
日々、心も体も成長する。良くも悪くも まわりの影響を受けます。そのような環境の中、自分で自分の道を選べる人は幸せだ。もちろん、3年E組の生徒は良い方向へ進んでいくはず。
いつまでも変わらないのは、イリーナ・イェラビッチ烏間 惟臣の「夫婦マンザイ」くらいです。──あ、でも、ビッチ先生の名字は変わっているのかな……?

続きを読む


暗殺教室 第178話 「涙の時間」 泣く子は巣立つ

暗殺教室』 第178話 「涙の時間」

パンダのリーリー
恩師の最初の教えは──タケノコ

殺せんせーの残してくれたモノは大きくて多い。
そのことが視覚的に分かりやすい回でした。ここまで生徒一人一人を思いやる先生は貴重です。すべての教師が殺せんせーみたいに教えられたら良いけれど、その理想にはマッハ20でも追いつけない。
とくに最近の教師や校長の不祥事を見ると、理想像どころか せめて最低基準を満たして欲しい、と願う ばかりです。そうした報道は「ごくごくごく一部で例外中の例外」と考えたい……。

あと、殺せんせーがムリならビッチ先生を!(台無し)

続きを読む