『HUNTER×HUNTER』 No.349 「蠱毒」
ホイコーロ王子たちの姿が明かされました。
「14 人 14 色」といった感じで、きょうだいたちは似ているようで似ていない。ツェリードニヒのほかにも、「いい趣味」をした王子が何人か いるのでしょうかね。
ベンジャミンは「王子様」という印象は薄い。
彼以外にも、「王子」には思えないような人物が多かった。血の つながった者同士で王位を争うような、そんな過酷な運命は似合わなそうです。
それでも──戦いは避けられないのか。
好きな漫画の感想、便利なアプリ・おすすめ商品の紹介
ホイコーロ王子たちの姿が明かされました。
「14 人 14 色」といった感じで、きょうだいたちは似ているようで似ていない。ツェリードニヒのほかにも、「いい趣味」をした王子が何人か いるのでしょうかね。
ベンジャミンは「王子様」という印象は薄い。
彼以外にも、「王子」には思えないような人物が多かった。血の つながった者同士で王位を争うような、そんな過酷な運命は似合わなそうです。
それでも──戦いは避けられないのか。
見事に予想が当たってしまった……!
ビヨンドの内通者に ついて前々回の感想でテキトーに書いています。あまり「意外な犯人」な気がしないけれど(十二支んの多くが悪人顔だから?)。
HUNTER×HUNTER #346 「選択」 会議×懐疑×快技 | 亜細亜ノ蛾
今回は、ついにビヨンド側の人間が判明します。
ところが、「背信者は敵! 即・排除!」──とは ならなさそう。そこが事態を複雑にしていて、面白いところでも あります。
またもや「容量(メモリ)の ムダ使い
問題」です!
本来は強化系の能力者だが「分身を具現化」するカストロに向けて、ヒソカが上記の発言をしました。
そこから戦いは始まっていたのだ──。
今回は、この問題を解決する手段も描かれています。
コロンブスの卵というか目から鱗というか、あまりにもシンプルすぎて(作者も?)思いつかない盲点でした。
ゴンの不調も、「足のツボが効く」みたいに解決しないかな……。
ようやくゴンが主人公らしく目立っていました!
彼の年代に合った「子どもらしい笑顔」を見せていたし、積極的に家事手伝いをする「良い子」の一面も見られました。
でも、そんなに喜ばしい復帰でもありません……。
カキンの 第四王子の動く姿も描かれています。
こちらは、第一印象から変わらない「やっぱりな」という好みの持ち主でした。やはり、クラピカの悲願達成は困難を極めそうです。
懐かしい人物が再登場しました!
作中の時間ではなく現実時間で何年ぶりかの人物が出ています。過去の回想シーンでは、ある意味「新登場」と言っても良いくらいに若い姿が描かれている。
主人公が不在の状態も終わりを迎えつつありますが──、予想もしていなかった事件に度肝を抜かれました!
「暗黒大陸」の「厄災」も驚異を見せ始めている。
不安は つのる一方ですが、それ以上に期待して先の展開を待っています! 今回は みんな座って話しているばかりだけれど、それでも面白いんだよなー。
懐かしい人物が 2 人(3 人?)も再登場です!
あまりにも久しぶりすぎるし、もう舞台が大きく変わるから、今後は当分 出てこないかと あきらめていました。とくに そのうちの一人は、最後にしゃべったのは いつだったっけ?
ヒントは、ゴレイn …… ゼパイr …… モタリk ……!(じゃないことだけは確実だ)
現在の「ジャンプ」には冒険ものが多い。
おおざっぱに言えば「新大陸を目指す話」が、『ONE PIECE』・『トリコ』・本作品の 3 本も連載しています。
この「話カブりすぎ」(※)の状況は──非常に望ましいと思う。やはり少年マンガは、少年に夢──まだ見ぬ未来の新天地に挑む志──を見せて欲しい。
(※→船のデザインは、「羊」「タコ」「クジラ」──とカブってなくて良かったなー!)
個人的には『ステルス交境曲』のドロドロしたダーク展開は大好物ですが、こればっかり載っていたら「ジャンプ」じゃないからね!
さて、そんなタワゴトや某アイドル・グループとも関係なく(棒)、今回も先が気になる面白さです!
久しぶりに本作品がセンタ・カラーを飾りました!
──まがまがしいオーラをまとったオッサンのイラストは、「飾る」とは言いにくいけれど。そこがまた『H×H』らしいし、冨樫 義博らしいところです。
内容も冨樫先生らしく、「描かないで魅せる表現力」が素晴らしい! なにしろ 2 年以上も作品を描かなかったから──というわけでは(以下略)。
なんと新キャラも登場(※)して、盛り上がっていく「暗黒大陸編」です!
『H×H』ファン必見の劇場アニメですよ!
「ヨークシンのオークション編(幻影旅団編)」よりも後・「グリードアイランド編」の前を描いています。とくに物語の中心人物であるクラピカやキルア・幻影旅団のファンは大いに楽しめるはず!
「クラピカ追憶編」の場面もチラッと出てきました!
「クラピカの緋の眼が奪われた? どうやってだよ!」「ウボォーギンやパクノダも出演? はぁ!?」
──と「週刊少年ジャンプ」で情報を見るたびに幻滅してたし、アニメ版の『HUNTER×HUNTER』は初めてです。ところが納得できる展開で観て良かった!
少年の繊細な心を描く しんみりしたシーンや派手なバトルのメリハリが良く、「冨樫 義博作品らしさ」を感じます。
劇場版オリジナルのオモカゲ(声: 藤木直人)とレツ(平野綾)も良かった! とくにレツの演技が『H×H』世界に なじんでいましたね。