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MigemoでAZIK!(「mpxo」で「猛暑」を検索)

MigemoでAZIKって?

脳を鍛える大人のAZIK : 亜細亜ノ蛾で紹介したAZIKを常用するようになると、Migemoでの検索もAZIKで入力したくなります。──よね?
(Migemoってなに?というひとはMigemo: ローマ字のまま日本語をインクリメンタル検索をどうぞ)
今回は、かなり便利な「Migemo + AZIK」の使い方を書いてみます。
ただし、今回の方法は「Xyzzy」などの「C/Migemo」を利用するツールのみです。

実装方法

  1. Migemoの辞書ファイルのあるディレクトリを開く
  2. “roma2hira.dat”を待避(拡張子を.bakに変えるなど)
  3. 私がroma2hira.datを編集したファイルをダウンロード(リンクをクリック→右上の「…」→ダウンロード)
  4. 上記ファイルを“roma2hira.dat”に改名し、Migemoの辞書ファイルの場所に移動

以上です。
XyzzyのMigemo.lを使っている場合は、ダンプファイルの作り直しが必要かな?


Migemo辞書について

Migemo検索で使う辞書ファイルは、単なるテキストファイルです。
辞書ファイルの一つ、“roma2hira.dat”をテキストエディタで開くと、こう書いてあります。

こいつをカスタマイズすることでローマ字の入力方式が変わります。
現在はMS-IME2000を参考に決定しています。
漢字コードの違いを吸収する役割も果たします。

ということで、“roma2hira.dat”をカスタマイズしました。
──といっても、「AZIK for ATOK 2006 for Windows」(リンク切れ: http://www.onflow.jp/blog/archives/2006/07/azik_for_atok_2_2.html)をテキストファイルに落としてゴニョっただけです。制作者のkatzさん、ありがとう!

で、AZIKを導入すると どうなるの?

たとえば、「侵入者」という文字を検索する手順を考えます。通常は、

  1. 日本語入力モードに変更
  2. sinnnyuusyaと入力
  3. 変換
  4. 確定

──と面倒くさい手順になります。
Migemo + AZIKの場合は、
1. sknvxaと入力(~終わり~)

これだけで検索できますよ!
ちなみに、asiamothの好みで:(colon)で「ー(長音)」が入力できるようにしました。

おわりに

C/Migemoを利用するアプリケーションは、かなり快適になりました。この記事を公開した2006年から編集している2018年の現在まで、migemoを使い続けていますよ!

とくに「Paper Plane xUI」という便利ツール集で大活躍しています。日本語名のファイルを探すには、migemoなしには考えられない……!