『インセプション』(Inception)
昨日、劇場で観た『インセプション』は、最ッ高に面白かったです!! ──終わり──
──と終わっても良いのですが、この素晴らしい映画について、自分らしい感想を書いていきます。
他人の夢の中に侵入して──という「よくある題材」のようですが、一味も二味も違う。主人公が夢の中に侵入する目的は、ある考えを他人に「植え付ける(インセプション)」こと。
その目的のために、夢を無秩序なままで放置するのではなく、理論的に夢を構築していくところが新しい。「多重構造になった夢」が出てくるので、頭が混乱しそうですが、上手に分かりやすく表現していました。
そうかと思えば、逆に物の道理を壊すような、「凄い、ビルが生えてく!」──ならぬ、「ビルごと街が折りたたまれていく」場面は必見です。
迫力あるアクションも良かった!
無重力の状態で戦う場面があって、「どうやって撮っているんだ?」と思わず首をひねります(二重の意味で)。そのあとには、笑えるシーンも待っていますよ。カーチェイスでは、観客にまで痛みが伝わってくる感じです。
そして、『インセプション』で誰もが気になる──、
ラストはどうなったのかの考察も最後に書きました。