ジェームズ・フォーリー一覧

パーフェクト・ストレンジャー – 不幸な日の連続だけは我慢できない

パーフェクト・ストレンジャー (Perfect Stranger)

The swallowed man by the Golden Sand
(見ず知らずの人──水知らずの土地)

なかなか良くできたミステリィ映画です。

あらすじは──。仕事熱心で美人な記者であるロウィーナ・プライス(ハル・ベリー)は、特ダネを権力者にツブされて、新聞社を辞めてしまう。さらにロウィーナは、幼馴染みが殺されたことを知る。犯人の目星をつけた彼女は、友人のため・記事のために潜入調査を開始する──。

ロウィーナの標的となったのは、「広告王」のハリソン・ヒル(ブルース・ウィリス)です。『ダイ・ハード』シリーズとは異なるシブくて(スケベで)キザな演技が見ものですよ。

『ダイ・ハード 4.0』 非道な主人公が武士の情けを : 亜細亜ノ蛾

公式サイトを見ると、ラスト 7 分 11 秒まで、真犯人は 絶対わからない──などと書かれています。自分も分かりませんでした。ネットでは「こんなのすぐに犯人が分かる」なんて書き込む人が多いですが、半数以上は観たあとの感想でしょう。

パーフェクトストレンジャー | PERFECT STRANGER

じつを言うとこの映画は、マジメに事件の真相を追って推理するよりは、フンイキを楽しむ映画ですね。こう書くと「ムードのある映画」に聞こえますが、違います。「ヘンテコなフンイキ」を味わう映画ですね。どいつもこいつも、変人すぎる。

日本で言うと、ちょっと謎に力を入れた「火曜サスペンス劇場」というところです。

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『コンフィデンス』 やっぱり騙されるラスト

『コンフィデンス』

コンフィデンス 公式サイト

コンフィデンス – allcinema

『コンフィデンス』は、主人公のジェイク(エドワード・バーンズ)が詐欺師のサスペンス映画です。

仲間四人グループで詐偽を働き大金を手に入れるのですが、うっかり大物悪党(ダスティン・ホフマン)の金を盗んでしまい、トラブルに巻き込まれる。さらに FBI 捜査官(アンディ・ガルシア)にも追われ──といった話。

もう、始めから終わりまでトリックだらけで、騙されること請け合い。

映画の冒頭はすでに事件が起こった後で、その顛末を主人公が話す、というスタイルになっています。

これは、『ユージュアル・サスペクツ』を思い出す人も多いでしょう。

『ユージュアル・サスペクツ』 “カイザー・ソゼ”とは誰か? : 亜細亜ノ蛾

最後に驚きの展開になるところも同じで、『ユージュアル~』が好きな人、サスペンス好きな人は見て損はないですよ!

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コンフィデンス
エドワード・バーンズ ダスティン・ホフマン レイチェル・ワイズ
日活 2004-08-06
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