レオナルド・ディカプリオ一覧

タイタニック – 豪華客船を沈めたのは──本当は誰?

『タイタニック』(Titanic)

Titanic-11
(「空を飛んでいる」のは──二度目だったりする)

あまりにも有名すぎる映画です。すくなくとも、映画好きを自称する人ならば、観ていないと おかしい。でも、自分は最近になってようやく手を出しました。

観てみると、やはり面白かったですね。さすが、興行収入の記録でギネスブックに載っただけのことはあります。しかも、『タイタニック』の記録を塗り替えたのは、同じジェームズ・キャメロン監督なのがすごい。

参考: タイタニック (1997年の映画) – Wikipedia

さて、この映画は、あらゆる角度から語り尽くされている。いまさら「ここが良かったね」を書いても面白くない。そこで、アマノジャクな自分の目から見た感想を書いてみました。

今回の大きなテーマは、下記の 2 点です:

  1. 『タイタニック』の致命的な欠点とは?
  2. だれがタイタニック号を沈めたのか?

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インセプション – 回り続けるコマ・倒れる現実

『インセプション』(Inception)

Inception - Cobb's Totem
(それは本当に──信じて良いのか?)

昨日、劇場で観た『インセプション』は、最ッ高に面白かったです!! ──終わり──

──と終わっても良いのですが、この素晴らしい映画について、自分らしい感想を書いていきます。

他人の夢の中に侵入して──という「よくある題材」のようですが、一味も二味も違う。主人公が夢の中に侵入する目的は、ある考えを他人に「植え付ける(インセプション)」こと。

その目的のために、夢を無秩序なままで放置するのではなく、理論的に夢を構築していくところが新しい。「多重構造になった夢」が出てくるので、頭が混乱しそうですが、上手に分かりやすく表現していました。

そうかと思えば、逆に物の道理を壊すような、「凄い、ビルが生えてく!」──ならぬ、「ビルごと街が折りたたまれていく」場面は必見です。

迫力あるアクションも良かった!

無重力の状態で戦う場面があって、「どうやって撮っているんだ?」と思わず首をひねります(二重の意味で)。そのあとには、笑えるシーンも待っていますよ。カーチェイスでは、観客にまで痛みが伝わってくる感じです。

そして、『インセプション』で誰もが気になる──、

ラストはどうなったのかの考察も最後に書きました。

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