『最後の恋のはじめ方』 (Hitch)
最高に面白い恋愛映画です! 絶対のおすすめ!!
ウィル・スミスが主人公のラブ・コメディ──と聞いただけで、「ちょ→格好いい彼が、ステキな恋を楽しむ映画」だと思いますよね? 違うよ。全然違うよ。
こんなに不格好なウィル・スミスは、見たことがない!
ウィル・スミスが演じているアレックス・ヒッチは、「デート・ドクタ」です。──何それ?
最近になって、「○○歳になっても女性と付き合ったことのない男」が主役の映画をよく目にしますが、ヒッチはそんな男性をサポートする立場にいる。モテない男のために、恋のきっかけを演出して、報酬を得る仕事です。
その演出の仕方が面白い!
たとえば、女性の飼い犬を危機から救った──かのように見せかけて、出会いを劇的にするのです。
「えっ、そんなことで!?」と思うかもしれません。そんな時には、『さよなら絶望先生』で有名になった下の言葉を覚えておきましょう。
恋が始まるには、ほんの少しの希望があれば十分です。
Stendhal(スタンダール)
「家族そろって安心して観られる」(気まずくならない)内容だし、舞台も映像も美しい。
音楽も最高にスタイリッシュなのですが、2005 年当時の流行歌ばかりなので、いま聴くと懐かしい感じですね。久しぶりに再開した友人と観るのにも向いています!