篠原健太一覧

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 32 巻 感想・2

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 32 巻 「ラストダンス」

Air Traffic Control
旅立ちの日に──未知の世界へ飛び立つ

いよいよ最後の感想です。──いまのところは。
自分が感想を書いている作品は、どれも思い入れが深い。そのなかでも『SKET DANCE』は、第一話を読んだ時から「これは すごい!」と感じました。とても新人が描いたとは思えない。
そのまま最後まで好きな作品で いてくれて、本当に ありがたかった。作中の言葉を借りると、「この作品を 誇りに思う」と言いたい。
作者に感謝します! ありがとう!

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 32 巻 感想・1

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 32 巻 「ラストダンス」

Vegetables 思い出は いつでも──不揃いで みずみずしく

いつもの 3 人が表紙を飾りました!
しかし、「スケット団の 3 人が笑っている表紙」は初めてです。いくつもの「初めて」が詰まった最終巻に なりました。

──そう、この物語も終わりなんですよね……。
最後まで湿っぽくならずに、作者が描きたいことを描ききった作品だと思うので、自分も笑いながら(は怖いので無表情で)感想を書きます!

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 31 巻 感想・2

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 31 巻 「Inherit the Twin Stars」

Twin soul 空に輝く 2 つの星を──まわりの星が支える

ついに彼女が自分の気持ちに向き合います!
読者だけではなく登場人物の 99.98%(残りは某・生徒会長)が知り抜いている恋心なのに、本人と相手だけが気づいていない。
──それこそ、純粋な恋心です!
はたして、向き合った末の結果は──。

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 31 巻 感想・1

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 31 巻 「Inherit the Twin Stars」

i loved this cafe! the cakes were delicious! おかしくって──ほほえましい事件

いよいよ生徒たちの卒業を思わせる展開です!
スケダン』はギャグ・マンガに近いわりに、意外と等身大なキャラクタが多い。だから「将来どうするんだよ……」という生徒が ほとんどいません。
それだけに、旅立ちの時がリアルで切ない……。

這いよれ!ニャル子さん』のような表紙──と思った世代も増えていると思いますが、『仮面ライダー』という作品がありまして(以下略)。

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 30 巻 感想・2

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 30 巻 「夏祭りグラフィティ」

Bon Odori 盆踊り
楽しい思い出は──闇を照らす光のように

ヒロインたちの水着姿がカラーで見られます!
この裏表紙の折り返しが、第 30 巻の見どころの 1 つですね! 絵柄自体は『SKET DANCE (23)』にもモノクロで出てきたけれど、やはりカラーの威力は桁違いです!
ミモリン・コマちゃん・ヒメコなどの巨ny ──豊かな女性陣(何が?)や、「こんがり肉」な高橋キャプテン、クエッチョンの謎ポーズに注目してしまう! サーヤだけがポツンと ひとりだけで切りとられているオビは、本編と合わせると「(意味深)」ですね……。

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 23 巻 感想・1 | 亜細亜ノ蛾

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 30 巻 感想・1

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 30 巻 「夏祭りグラフィティ」

扇風機
身も凍るほど──涼しい風を

「夏 真っ盛り!」な表紙の第 30 巻です!
なんだか不思議なポーズのスケット団ですが、よく見るとボッスンがタイトルを手に持っている。それでも謎ですけどね!

表紙の折り返しにも注目です!
作者である篠原 健太先生の写真つきコメントによると、「最近はネームを iPad でやってます」とのこと。
下の「iPad でブログを書く」記事にも刺激されました。頭の中のアイデアを形にしやすい「進化したノート」なのでしょうね。自分も欲しい!

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 29 巻 感想・2

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 29 巻 「バードマン」

Dreams
いつか飛び立つ日を──夢見て

第 29 巻の後半は熱い展開から始まります!
しかし、真剣味のある話だからという以上に、とある理由から話に のめり込めなかった。だって、この空気は、もう──ねぇ?

ところが そんな読者の気持ちを裏切るかのように、その後はギャグの話を連発してくる。ホンマ、この作者だけは食えやんわぁ……!
最高に笑える 1 冊でした!

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 29 巻 感想・1

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 29 巻 「バードマン」

Going Home
なにもかも不思議な──黄金の体験

第 29 巻は、伝説の『SKET DANCE (27)』並に買いにくい表紙でした!
これほど本編の内容を表わした表紙は初めてですが、コミックス派の人は意味不明にもホドがあるでしょうね。
中身も初めての組み合わせや展開が多く、30 巻を手前にして まだまだ新鮮に楽しめました!
あと 971 巻くらいは続けて欲しい!

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 28 巻 感想・2

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 28 巻 「スイッチ・オン」

Cat Scanning
いつか窓は開かれ──光が差し込む

第 28 巻の後半は、「スイッチ・オン」を最後まで描きました。重苦しい話だったけれど、スケット団が存在する意義をあらためて示す重要なエピソードです。

後日談(前日談?)の「その頃の」は、軽い息抜きになって いました。無関係なギャグ回を持ってくるよりは、後味の良い余韻が残りますね。

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 28 巻 感想・1

SKET DANCEスケット・ダンス)』 第 28 巻 「スイッチ・オン」

lens 2 のぞいているのは──いったい誰だ?

笛吹 和義の過去編である「スイッチ・オン」は、前巻の後半から続いています。「学校 裏サイト」や引きこもり・イジメといった重い主題を描きながら、『スケダン』らしい推理要素も楽しめる。

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 27 巻 感想・2 | 亜細亜ノ蛾

第 28 巻の表紙は、固く口を閉ざしている笛吹の表情でした。「いつものスイッチ」といわれれば その通りだけれど、内容を知ると直視しがたい──。

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