貞本義行一覧

貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン』 13 巻 感想

貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン

Evangelion Mass Production Type その身に宿るは──天使か悪魔か

新世紀エヴァンゲリオン (13) 【プレミアム限定版】』が届きました! 特典が すごい!

  • 限定版だけの描きおろしカバー
  • 3D カード(カバーと同じ絵柄)
  • 「ORIGINAL ARTWORKS」(扉絵の画集)
  • 描きおろしのポストカード 6 枚組

とくに「ポストカード」が素晴らしかった! シンジ・レイ・アスカ・カヲルたちチルドレンに加えて、ミサトさんが「サービス サービスぅ!」な格好をしています!

──でも、そのサービス精神は 2 巻ほど前で見たかったな……。この殺伐とした空気の中では、綾波の■を見ても うれしくありません(賢者モードで)。──ふぅ。

3D カード」も素晴らしい! Nintendo 3DS みたいに綾波とアスカが「飛び出して」見えます!(ニシ君に凸られるでェ) やっぱり、レイもアスカもこの世に存在したんだ……!(?)

──などと現実世界から逃避しつつ、感想を書きます。

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貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン』 9~12 巻 感想

貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン

Tagged! - Metas para 2012 似ているようでいて──大きく異なっている

物語も後半に入り、「お気楽な萌えマンガ」などという側面は皆無になりました。そもそも『エヴァ』に萌えなんてなかったんや……(そうか?)。

──その一方で、セーラ服を着た綾波レイなどという罪深い扉絵を投入してくるから、油断もスキもありません! (第 9 巻・149 ページ)

第 9 巻と言えば、綾波レイのアクション・フィギュア付き『新世紀エヴァンゲリオン (9) 綾波レイ スペシャル BOX』版も出ていました。自分も持っているレアモノだけれど、いまだにネットで普通に見つかる……。

では、いろいろと大変な展開の感想をお送りします!

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貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン』 5~8 巻 感想

貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン

EVA-03 戦いで何を得て──何を失ったのか

自分は「萌え」という概念をテレビアニメ版の『エヴァ』で知りました。旧・劇場版を 7 回も足を運んだり、フィギュア展を名古屋まで見に行ったり、ガレージ・キットやプラモデルに同人誌も買いあさったりする。

マンガ版も熱狂的に楽しんでいたはずですが──、いま読み返してみると、萌え要素なんて全体の 2% も見あたりません。なんだったら「硬派なマンガ」としても読めます。

まだ第 5 巻までは気楽に読めるけれど、第 6 巻からは重くて重くて──。少年時代に『エヴァ』と出会っていたら、もっとトラウマ的に影響を受けていたでしょう。良かったような、残念なような気がする。

さて、感想までドンヨリしては おもしろくない。シンジ君みたいに「誰かに認めて欲しかった僕」を語ることは ほかの人に任せて、いつものように お気楽な感想を書きました!

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貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン』 1~4 巻 感想

貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン

What is Your Heart For?
ただ乗るしかなく──吠えるしかない

新世紀エヴァンゲリオン (13)』の発売ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開が目前です! Kindle 版の コミックス 13 巻まで登場する!

どうやら「時に、西暦 2015 年」までには、エヴァンゲリオンという物語を締めくくれそう──かな……? というタイミングで、「貞本版『エヴァ』」の感想を書いていきますね。

マンガ版では まだ旧型のスクール水着を着ていたり(素晴らしい!)、電子機器も古かったりするけれど、内容や絵柄は十分に現在でも通用します。

とくにモノクロの絵は ほぼ完成されている。最初のほうこそ絵に固さがあるけれど、第 1 巻が 1995 年の発行(!)とは思えません。とくに 5 巻からはカラーもデジタル彩色になり、もう誰も追いつけないほどの領域に達しています。

さて、初めて読んだ当時の感動を思い出しながら、現在の自分が感じている素直な気持ちを書きました! 単行本を読み直しながら(あるいは下のリンクから手に入れて)、気軽に お楽しみください!

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サマーウォーズ – 旧家の居間からセカイを救う!

サマーウォーズ

Sunflower (by mrhayata) (by mrhayata)

「ニッポンの夏、サマーウォーズ」という感じの映画でした。見ていて恥ずかしくなるくらいに、「ニッポンのアニメ」感が全開なんですよね。だがそれがいい!

ヒロインと主人公は、これまた典型的な「アッケラカンとした天真爛漫な彼女と、礼儀正しくて気弱なボク」という、和製アニメ・マンガ作品ではオナジミです。海外にも多い村上春樹の読者にも安心ですね。

いわゆる「セカイ系」に属する作品ですが、舞台は古式ゆかしい田舎の家です。「世界」が相手なのに、この家の中──しかも居間だけでほとんど物語が完結してしまう。

そう、この『サマーウォーズ』は、いい意味で「日本的コヂンマリ」な作品です。ムズカシイことを考えず、ビールでも片手に、またはスイカでもかじりながら、夏場に見たい映画でした。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 破 – テーマは破壊と「ありがとう」

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

PhotoFunia Evangelion 2.0 Asuka (by gordon (TK8316)) (by gordon (TK8316))

現在、このブログでは、記事のダイエットを行なっています(ついでにサラッと文体も変えてますよ)。ということで、「EVANGELION: 2.0」(Web 2.0 みたい)の感想も短くして、一行で書いてみました。

一般的な感想として

すごくおもしろかったです(小学生か!)。いや本当に、合計で 256 回は最低でも見たくなりましたね。見どころが いっぱいでサービス満点、詰め込みすぎな気がするくらいでした。上映時間は 108 分(また意味深な数字)なのに、180 分くらいに感じます。まだ見ていない人は、ぜひ劇場に足を運びましょう

──まだまだ続くよ!(えー)

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貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン Volume 11』

『新世紀エヴァンゲリオン Volume 11』

ということで(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 序』に向けてエヴァ情報 : 亜細亜ノ蛾 参照)、エヴァンゲリオンのコミックを買ってきました。

コミック 11 巻の内容はアニメの「第弐拾四話: 最後のシ者」の後半と、劇場版「Air」の冒頭あたり。サブタイトルは「手のひらの記憶」。第弐拾四話をご存じの方なら、なんとなく意味するところはわかるかと思います。

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