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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 3 巻 – 2011/06/22 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Ballerina
(踊る踊る少女たち──誰の手のひらで?)

「ほのぼのとした日常風景を描いた作品」のようなジャケットが特徴的で、眺めていると何とも不思議な気持ちになる第 3 巻です。もちろん、内容は──。

第 6 話で語られる「ソウルジェムの真実」が衝撃的でした。第 3 話でも「魔法少女になるということ」について、壮絶な場面で暁美ほむらが語っていたけれど──、あれでもまだ生ぬるかった

このブログの感想記事

以前に書いた感想の記事は、こちらをどうぞ:

魔法少女まどか☆マギカ 第 5・6 話 – 後悔よりもお菓子を食うかい? : 亜細亜ノ蛾

最高に格好良かった第 5 話の戦闘シーンに修正が入るかどうか、注目です。テレビ放送のままでも見応えは十分だけれど、BD/DVD でのお楽しみが あったらいいな──と思ってしまうのでした。

キュゥべえがソウルジェムを取り出すポーズは、第 5 話だけ違う──。その点にも、個人的には大注目です。以降に出てくる ほかの少女の時とは、胸囲的な差があるからかな……(巴マミの時は、どうだったんだろう?)。

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ニコニコ動画から『魔法少女まどか☆マギカ』の動画を紹介

ニコニコ動画

iPiano
(音楽のカタチも──時代で変わる)

まだまだ『魔法少女まどか☆マギカ』が面白いです。何度も何度も観ているけれど、そのたびに楽しめる。

それに、まだ BD/DVD も出そろっていません。関連グッズも、これから増えてくるはずです。オレたちの戦いは、これからだッ!(?)

今回は、ニコニコ動画で公開されている、『まど☆マギ』を題材にした動画を紹介します。第 1 弾として、「音楽が主体の動画」という縛りで まとめました。

良いイヤホン・ヘッドホンで お楽しみください。

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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 2 巻 – 2011/05/25 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

My First Cheddar
(チーズを用意しよう──「彼女」のために)

この作品の方向性が早くも見えてくる──運命の第 3 話がやってきます。良くも悪くも、『まど☆マギ』の印象で一番語られることが多いのは、第 3 話の「あのシーン」ではないでしょうか……。

もしも事前になんの情報も知らず、今回のディスクを初めて再生させる人がいたら、心の底からうらやましい! アナタの頭と自分の頭とを、取り換えたいくらいです!!

すでに本編を(何十回と)観た人も、修正・変更点が気になるところですね。これまた第 3 話で、魔女の手下を格好良く(銃で殴って)巴マミが倒す場面は、加筆されるのでしょうか?

参考: 【3話マミさんのスタイリッシュガンアクションの詳細】 ? Ciao! I am a harsh thug.

あとは、第 4 話の「腹パン」とか──ね。

このブログの感想記事

過去に自分が書いた感想は、下記のページからどうぞ:

魔法少女まどか☆マギカ 第 3・4 話 – 奇跡と魔法には恐怖が付き物 : 亜細亜ノ蛾

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魔法少女まどか☆マギカ 第 12 話 – 最高の出会いと別れ

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Renee's "Moon Bridge" Goodbye Cake
(地球も宇宙も──ケーキにするしかないじゃない!)

この作品は、「かわいらしいデコレーション・ケーキ」のようなアニメでした。ときどき、すっぱかったり苦かったりする部分(第 3・6・9 話)があるけれど、食べ終わった人は、皿に残ったクリーム(謎の白い液体?)を見て、「あー、おいしかった!」と言う。

ところが、甘いお菓子には、遅効性の毒が盛られていたのです──。違和感を覚えつつ、何度も何度も食べていると、ようやく その毒に気がつく。

一見すると、まだまだ先があるような、可能性を感じる終わり方に感動しますが──、この上ない悲劇だと自分は思いました。ちりばめられた毒を寄せ集めてみると、致死量を十二分に満たしています。それに気がつかないほうが、幸せなのかも。

とはいえ──、作品を楽しむためには、「物語を正しく解釈すること」は それほど重要ではありません。自分の目で見て感じたことと、自分の頭で考えたことが、何よりも大事だと思う。

「『まど☆マギ』の最終話を、自分はこう観た」という感想を、以下に書きました。どうぞ、ご覧ください。

じつは、昨日の第 11 話の感想から気をつけたことは、「ほかの作品の名前を出さないこと」でした。「あの作品に似ている」という事例を挙げることは、その作品を知っていれば誰でもできるけれど、何かが違う。

たとえるならば──、子どもに「恋って何?」と聞かれて、「古くは、異性に限らず、植物・土地・古都・季節・過去の時など、目の前にない対象を慕う心にいう」と答えるようなもので、ちょっと恥ずかしいぞ。自分の心から出てきた気持ちと言葉を大切にしたいです。

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魔法少女まどか☆マギカ 第 11 話 – 最後まで残る思い

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Metzis Tasty Takeaway Hamburger
(誰を責めるでもなく──豊かさに感謝しよう)

最後の 2 話は、劇場版の品質だと断言できます。一足先にブルーレイ版を観たような感じでした。はたして、当初の予定でこれが完成できていたのか──と疑問に思うほどです。

今回の話が放送される直前に、いまわしい地震が起こり、放送が 1 か月ほど延期されました。「テレビ・アニメーションと震災に、何の関連があるのか」と思ったのですが──、たしかに、これはムリだ!

日本中が「不謹慎ムード」に包まれていた中で、この内容を放送したら、不名誉な形で祭り上げられたでしょうね。

正直なところ──、前回を見終わったあとで、「これで終わっても良かったのでは」と思っていました。もう十分すぎるくらいに面白いし、話として まとまっている。

──でも、それは違う。

全 12 話を合わせて 1 つの作品であることが、いまでは分かります。最後の 2 話はとても悲しくて・つらくて・切ないけれど、それでもやっぱり観て良かった。

『まど☆マギ』を世に送り出してくれた すべての人に、この作品と巡りあえた幸運に、感謝します。

「あー、面白かった!」とこのまま終わっても良いけれど、長々とした感想をどうぞ──。

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魔法少女まどか☆マギカ BD/DVD 第 1 巻 – 2011/04/27 (水) 発売

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Dress on Hanger (Stained Glass)
(ピンクのリボンとバラの花──女の子の夢と戦い)

いよいよ、『魔法少女まどか☆マギカ』の BD と DVD の発売日が近づいて来ました! 来週の水曜日・2011/04/27 が冒険の始まりです。

BD/DVD|魔法少女まどか☆マギカ
BD/DVD|魔法少女まどか☆マギカ

今年一番の──いや、2010 年度で最高傑作のテレビアニメという呼び名も高い(と asiamoth は思っている)本作品を、ぜひお手元に置いてください。

下の記事は、過去に自分が書いた感想です。内容に触れている部分が多いため、作品を見終わったあとに、ぜひお読みください。

魔法少女まどか☆マギカ 第 1・2 話 – それは夢にも見るような…… : 亜細亜ノ蛾

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魔法少女まどか☆マギカ 第 10 話 – 頼らない、倒れない

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Blueberry
(ブルーベリーよりも──目に良いモノとは)

今回は、再生して 3 秒で「え!!!?」と本当に声を出してしまいました。以降、8 回くらいは叫んだ。

最初に観た時には、何が起こっているのかが分かりませんでした。目には映っているけれど、頭がついてこない感じです。もしかして、これまでの話をぶち壊しているのでは──とも思ったりして。

ところが! 見終わったあとは、とても感動しました。これまで以上に、魔法少女たちのことが好きになりましたね。ああ、良い作品と巡りあえたな──と実感できる ひとときです。

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魔法少女まどか☆マギカ 第 9 話 – 魔女が許さない存在

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

高尾山 おだんご
(これが──ヴァルプルギスの夜なのか)

第 9 話も すさまじい展開でした! 次回の第 10 話が 10 点満点で 1024 点だとすると、今回は 768 点くらいです(?)。

いままで 2 話分の感想をまとめて書いてきましたが、これからは 1 話ずつしか書けません。1 話だけでも半日がかりです。これだけ冷静に観られない作品に出会えて、とてもうれしい。

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魔法少女まどか☆マギカ 第 7・8 話 – 本当に向き合うべきは

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

Big Cheese
(とても おいしそう──に見えないのはなぜ?)

美樹さやかは、ソウルジェムの正体を知った上で、それを無造作に放り投げる──。とてもリアルな描写です。普通であれば もっと大事に扱うべき物であるだけに、自暴自虐になっている彼女の やり切れない気持ちがよく出ている。

こういう何気ない場面が自分は好きです。

ハデにぬるぬる動く場面のすごさは、誰でも見ればすぐに分かる(「最近のアニメはすごいね」と)。作画監督が誰か──といった情報も自分には興味がない。

もっと、細部と中身を観て欲しいですね。

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魔法少女まどか☆マギカ 第 5・6 話 – 後悔よりもお菓子を食うかい?

『魔法少女まどか☆マギカ』 (PUELLA MAGI MADOKA MAGICA)

バウムポッキー刺し Baumkuchen with Pocky (Animated GIF/wiggle 3D)
(魔法少女が三人集まれば──かんたんには折れない)

前回、魔女に操られていた志筑仁美を、美樹さやかが助けました。今回は、お互いに軽くあの夜のことを話し合っている──。

この場面は、さやかの優しさを描いているわけです。ヘタに心配するフリをすると、逆に友だちを不安にさせてしまいます(普通だったら、「集団催眠中に暴力を振るわれたのでは?」と思ってしまう)。

ところが、自分には さやかが恐ろしかった。彼女は何があっても、強がって普通の態度を演じてしまいます。巴マミの時もそうだった。おそらく、鹿目まどかに もしものことがあっても同じでしょう。

──いや、現在の自分が さやかの立場でも、同じように振る舞うとは思いますよ。しかし、それは、彼女たちの●倍ほど長く生きているからできることです。中学生のころ、人一倍おバカさんだった自分には、とても彼女のマネはできなかった。

さやかも まどかも、優しすぎる。それがキュゥべえに認められる条件なのでは──と思える描写でした。

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