HUNTER×HUNTER一覧

HUNTER×HUNTER #342 「布告」 どちらが囚われた?

HUNTER×HUNTER』 No.342 「布告」

Whale 20 万人の夢は──浮かぶか沈むか

現在の「ジャンプ」には冒険ものが多い。
おおざっぱに言えば「新大陸を目指す話」が、『ONE PIECE』・『トリコ』・本作品の 3 本も連載しています。
この「話カブりすぎ」(※)の状況は──非常に望ましいと思う。やはり少年マンガは、少年に夢──まだ見ぬ未来の新天地に挑む志──を見せて欲しい。
(※→船のデザインは、「羊」「タコ」「クジラ」──とカブってなくて良かったなー!)

個人的には『ステルス交境曲』のドロドロしたダーク展開は大好物ですが、こればっかり載っていたら「ジャンプ」じゃないからね!

さて、そんなタワゴトや某アイドル・グループとも関係なく(棒)、今回も先が気になる面白さです!

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HUNTER×HUNTER #341 「厄災」 狩るか狩られるか

HUNTER×HUNTER』 No.341 「厄災」

The Black Gate of Mordor
開かずの門は──誰が見張る?

久しぶりに本作品がセンタ・カラーを飾りました!
──まがまがしいオーラをまとったオッサンのイラストは、「飾る」とは言いにくいけれど。そこがまた『H×H』らしいし、冨樫 義博らしいところです。

内容も冨樫先生らしく、「描かないで魅せる表現力」が素晴らしい! なにしろ 2 年以上も作品を描かなかったから──というわけでは(以下略)。
なんと新キャラも登場(※)して、盛り上がっていく「暗黒大陸編」です!

前回の感想: HUNTER×HUNTER #340 「特命」 200 年ぶりの故郷 | 亜細亜ノ蛾

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劇場版『HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』 幻影旅団の面影

劇場版 『HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』

Neo Blythe “Meowsy Wowsy” Final Design すべては彼女のため──本当に?

H×H』ファン必見の劇場アニメですよ!
「ヨークシンのオークション編(幻影旅団編)」よりも後・「グリードアイランド編」の前を描いています。とくに物語の中心人物であるクラピカキルア幻影旅団のファンは大いに楽しめるはず!
クラピカ追憶編」の場面もチラッと出てきました!

クラピカの緋の眼が奪われた? どうやってだよ!」「ウボォーギンやパクノダも出演? はぁ!?」
──と「週刊少年ジャンプ」で情報を見るたびに幻滅してたし、アニメ版の『HUNTER×HUNTER』は初めてです。ところが納得できる展開で観て良かった!
少年の繊細な心を描く しんみりしたシーン派手なバトルのメリハリが良く、「冨樫 義博作品らしさ」を感じます

劇場版オリジナルのオモカゲ(声: 藤木直人)とレツ平野綾)も良かった! とくにレツの演技が『H×H』世界に なじんでいましたね。

「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」公式サイト 「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」公式サイト

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HUNTER×HUNTER 32 巻 「完敗」 謝っても誤らない

HUNTER×HUNTERハンター×ハンター)』 No.32 「完敗」

回鍋肉とこてつ #cat
いまだ かつて──味わったことのない世界へ

第 32 巻も激動の展開新しい世界も見えました!
とうとう「選挙編」にも終わりが見え始めて、キルアもゴンの近くまで来ています。しかし、どんな想定外の出来事が待っているか読めません。

冨樫義博作品に限っては、まだ油断はできないぞ──。
──作者のコメントが もっとも予定外だったけれど。

なぜかネコのイメージの重なっているジンが表紙でした。
ジンは「亥(い / イノシシ)」だけれど、たしかに猪突猛進する性格では ありませんね。気まぐれなネコが似合っています。ヒゲが生えているし(そこォ!?)。

しかし、ネコは気ままに旅に出ることは少ないでしょう。ウチの歴代猫たちは「この世で一番高いところ」へ旅立ったけれど、それ以外では帰ってくることが多い。
この連載も戻ってくるはずです! ──たぶん。

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HUNTER×HUNTER 「クラピカ追憶編 後編」 目の色を変えて怒る彼女

HUNTER×HUNTERハンター×ハンター)』 「クラピカ追憶編 後編」

Summer's over
物を落としても──品性は落とさないように

劇場版アニメ・『緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』や本編に直結する重要な物語は、今回の後編で終了です。
子ども時代のクラピカと親友のパイロは、いよいよ村の外へと飛び出しました! 試験は無事に合格できるのでしょうか? それとも──。

「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」公式サイト 「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」公式サイト

前編はワクワク感があったけれど、この冒険の「先」を知っているから、なかなか気軽には楽しめなかった。
ところが、読み切りの結末は興味深い! もしかしたら、「クルタ族の眼球を奪ったのは幻影旅団」という前提が崩れるかも しれません!

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HUNTER×HUNTER 「クラピカ追憶編 前編」 彼女が目指した世界

HUNTER×HUNTERハンター×ハンター)』 「クラピカ追憶編 前編」

ダンボー × 目薬
そのままでは──手の届かない世界へ

劇場版アニメ・『緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』に つながるH×H』の読切「週刊少年ジャンプ」に掲載されました!
クラピカが子どもだったころの話です。さぞかしクソ生意気な おガキ様──かと思いきや……?

「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」公式サイト 「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」公式サイト

クラピカが「外の世界」へ冒険に出る話のため、どことなく本編の第 1 話と ふんいきが似ています。ちょうど『HUNTER×HUNTER (31)』が出たばかりだし、この機会に最初から読み始めても良いでしょうね。
お気軽に楽しめる作品とは言えないけれど、多くの人に『HUNTER×HUNTER』の素晴らしさを知って欲しい! それが感想を書き続けている理由です。

HUNTER×HUNTER 31 巻 「参戦」 きょうだいで離れられない | 亜細亜ノ蛾

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HUNTER×HUNTER 31 巻 「参戦」 きょうだいで離れられない

HUNTER×HUNTERハンター×ハンター)』 No.31 「参戦」

Fist on Black
時には──こぶしで語る

前巻では「キメラアント編」が終わり、そろそろ連載も──と思う間もなく「選挙編」が始まりました。

HUNTER×HUNTER 30 巻 「返答」 ありがとう おやすみなさい | 亜細亜ノ蛾

総選挙の主役である「十二支ん」たちは、十二分にキャラは立っている。──けれども正直なところ、それほど思い入れを持ちようもない登場人物だと最初は感じました。
ところが! 「冨樫マジック」によって、この 31 巻からは「十二支ん」に──というか(いぬ)ちゃんに熱い視線を送り続けました!

ハンター協会の会長を決める大事な選挙のため、ハンターは原則として全員が参加します。どこぞの国民的アイドル・グループの選挙とは規模が違う。
ということで、「あの人物」も再登場しました! あいかわらず、出てきて そうそうに目立ちまくりィ!

一方、『H×H』読者なら誰もが目撃しているはずでいて、それなのに誰も知らない(冨樫先生も知らなかった?)人物も現われました。
この人物は、文字どおりに『ハンター』世界を塗り替える危険性がある──。

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HUNTER×HUNTER 25 巻 「突入」 2 – 愛は盲目に

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.25 「突入」

If God Will Send His Angels
見ずとも見える──それが愛

いよいよ王と討伐隊の待つ宮殿へ突入!

──するまでに前半を丸ごと費やした上に、後半も数秒間の場面しか描かれていません。でも、その分だけ おもしろさが凝縮されています!

ミリ秒単位で状況が変わり、それぞれの心理も揺れ動くなかで、なぜか一心不乱に踊り狂う者もいたりして──。

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HUNTER×HUNTER 25 巻 「突入」 1 – 光り輝く龍と暗く沈む瞳

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.25 「突入」

1000 Arms
感謝する心が──世界を変える

「鼻水を垂らした少女」が題材という、ハナバナしくもミズミズしい第 25 巻の表紙です。たとえ この先どれほど CG の技術が進んでも、『HUNTER×HUNTER』の実写化はコムギのおかげで激ムズですね!!

さて、この作品が「10 週連続で掲載される」というだけで、当時は大ニュースだった。冗談と誇張抜きで。そして しばらくは、「コミックスの分だけ連載する」スタイルが定着する。でも、それだけでも十分に ありがたい。

ここで皆さまには強く言いたいことがある。

──あんな、冨樫せんせー待つなんて楽勝やで?

貞本義行版は ようやく『新世紀エヴァンゲリオン (13)』(予約受け付けは 2012/07/09 まで!)が出るくらいだし、『クリスタル☆ドラゴン』シリーズは 1982 年発行の第 1 巻から楽しみに読み続けている。

そして、映画版の原作として有名になった『ヘルタースケルター』の作者である岡崎京子先生を待つことに比べたら、冨樫先生の休載なんて のほほんとした小春日和です(?)。

岡崎京子 – Wikipedia

冨樫先生のインタビュー記事も最近はチラホラ見るようになったし、むしろ「もう ちょっと休んだほうが……」などと思ったり、しない(えー)。

【画像あり】H×H 冨樫「僕の場合はバトル漫画を描いているというのもあるんですが、『いつでも主人公を殺してやるぞ』という気構えですね(笑)」

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HUNTER×HUNTER 24 巻 「1-4」 2 – 生まれ変わる者たち

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.24 「1-4」

a dense mosaic of tiny individually colored scales
目覚める者と──眠らされる者

第 24 巻の後半は、女性たちの活躍に注目です!

野郎どもも戦っているけれど、なんだか のんきに見えるんですよね。それに比べると、彼女たちは命がけで戦っている。

これまた いつもの口調で、「冨樫先生は緩急の付け方が上手です!!!1」と言いたくなる対比でした。みんなノンビリだったら気が抜けるし、全員が緊張していたら肩がこる。

とくに、ほかの「ジャンプ」マンガでは絶対に見られないような「女ならではの戦い」に注目ですよ!

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