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jQuery でファイルの一部を読み込む(jQuery.fn.inc プラグイン)

jQuery.fn.inc プラグイン

祝・jQuery 1.3 リリース!

Release:jQuery 1.3 – jQuery JavaScript Library

それを記念して──というわけでもないが、自作した jQuery のプラグインを紹介する。名前は「jQuery.fn.inc」。そのままのネーミングだ。

http://asiamoth.com/download/js/jquery.fn.inc.js

指定したファイルを任意の場所に読み込むという、よくあるインクルード系のスクリプトである。しかし、読み込んだファイルは任意の部分だけを表示できる、というのが特徴だ。

インクルードするファイルは 1 つにまとめて、そこから複数の場所を読み込む、という使い方ができる。ファイルの管理が楽になるだろう。

完全に自分の創作ではなく、いつも読んでいる「かたつむりくんのWWW」からスクリプトをパク──参考にした。

jQuery でファイルをインクルードする ( jQuery によるモジュール化) – かたつむりくんのWWW

元のスクリプトを jQuery プラグイン化して、(X)HTML を変更しなくても使えるようにした、だけである。エンジンは元のままになっている。もう少し自分好みに仕上げたかったが、自分への宿題にしておいた。

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Templets プラグインは MT4 のテンプレートセットを変える!

Templets プラグイン

Ogawa さんがとんでもないものを盗んでいきました。MT の弱点です。

──どこかで聞いたようなフレーズはさておき。

MT4 のテンプレートセットはテンプレートセットの一部をプラグインとして配布・再利用・共有する目的に使えない、という仕様を改善するプラグインを、半日ででっち上げた(ちょ w)そうです。

Pluggableなテンプレートセットを実現するTempletsフレームワーク – Ogawa::Memoranda

その実態は、テンプレット(pluggableな部分テンプレートセット)を実現するフレームワークとのことで、テンプレートセットの一部だけを追加できるプラグインです。。

この発想は、言われてみると「ああ、あったら便利だね」と気がつくのですが、初めに形にするのがすごい──!

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foobar2000 でヘッドホンの頭内定位(脳内で鳴る)を解消

頭内定位(脳内定位)

「頭の中で音が鳴っている」

──いや、時節柄、「すわ怪談か」と思われたかもしれませんが……。

ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くときの話です。頭の中で音がする、ように聞こえませんか?

これは、「頭内定位」とか「脳内定位」と呼ばれる現象ですね。スピーカと違って、ヘッドホンは耳との距離が近すぎる、というのが原因です。

頭内定位を解消するためのヘッドホンやアンプもあるようですが──、わざわざお金を出さずに、いまある環境でなんとかしたい!

今回は、Windows 用の音楽プレイヤ・foobar2000 で頭内定位を解消するプラグインを、いくつか紹介します。

foobar2000 とは? – foobar2000 Wiki

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MTOS 4.2 RC1 リリース!/ テンプレートセットで不具合?

Movable Type 4.2 RC1

ついに、Movable Type 4.2 が発表されました!(まだベータだけど)

Movable Type 4.2 を発表しました | MovableType.jp

さっそく「裏サイト」(学校の、じゃなくて自分の非公開ブログ)で試しました。MT4.15 に慣れているので、変化は そこまで感じないのですが──、上記の記事によれば、MT4.1 と比較しても、これだけの差があるそうです。

──速すぎ(笑)。これも、キャッシュ機能のおかげですね。

テンプレートモジュールのキャッシュ | Movable Type 4 ドキュメント

まぁ、みなさんが知りたい MT4.2 の情報は、「小粋空間」さんで書かれると思うので、そちらに丸投げするとして──。

小粋空間

この記事では、マニアックでニッチな話題、もしくは「ひょっとしたら自分だけかもしれない」という、「テンプレートセット」の不具合について書きます。

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KeyCached プラグインを Cache::FileCache で超高速化!

KeyCached プラグインを改造

KeyCached プラグインで再構築の高速化! : 亜細亜ノ蛾 で紹介した、KeyCached プラグインを愛用しています。

キャッシュを利用して再構築を高速化するプラグイン KeyCached – Open MagicVox.net

ちょっとコードを見てみると、このプラグインは、Perl モジュールの「Cache::File」を利用しています。

Cache::File – Filesystem based implementation of the Cache interface – search.cpan.org

──が、どうも、同じ用途で同じような名前の「Cache::FileCache」のほうが何倍も速い、という噂をよく聞きます。

Cache::FileCache — implements the Cache interface. – search.cpan.org

パッチを書いてみた

どちらもモジュールも、使い方はほとんど同じなので、ちゃちゃっとパッチを書いてみました。

KeyCached.diff.txt

元のプラグインファイルを「KeyCached.orig」にリネームし、パッチを当てると、Cache::FileCache 版の「KeyCached.pl」ができる、はず。

パッチの当て方は、下記を参照ください。

Windows環境で「ファイルにパッチ(patch)を当てる」 : 亜細亜ノ蛾

さて、Cache::FileCache 版の実力は?

(結論: 超超超~速くなった、けど……)

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KeyCached プラグインで再構築の高速化!

KeyCached プラグイン

ぴろりさんのところで、面白い MT プラグインがリリースされていました。

キャッシュを利用して再構築を高速化するプラグイン KeyCached – Open MagicVox.net

「キャッシュ」とか「再構築」とか「高速化」、それに MT プラグインに目がない自分は、さっそく導入してみました。

これ、かなり通好みでおもしろいですよ。

使い方

個別記事のテンプレートの場合、このような使い方ができます。

<html>
<head>
<!-- 記事の更新日と ID を key にする -->
<MTKeyCachedKey>
<MTEntryModifiedDate>:<MTEntryID>
</MTKeyCachedKey>
<!-- タイトルをキャッシュから生成 -->
<MTKeyCachedValue>
<title>
<MTEntryTitle encode_html="1"> : <MTBlogName encode_html="1">
</title>
</MTKeyCachedValue>
</head>
<body>
<!-- 本文もキャッシュ -->
<MTKeyCachedValue>
<MTEntryBody>
</MTKeyCachedValue>
<!-- 追記も同じ こうやって複数のキャッシュが使える -->
<MTKeyCachedValue>
<MTEntryIfExtended>
<MTEntryMore>
</MTEntryIfExtended>
</MTKeyCachedValue>
</body>
</html>

2007-09-22T09:55:10+09:00 追記

初めの例だと <MTEntryModifiedDate> だけを Key にしていましたが、そうすると「検索・置換」などで一度に更新した場合、同じ内容になってしまいます。そこで、<MTEntryModifiedDate> と <MTEntryID> をKey にしました。

上記の例だと、「タイトル」と「本文」、そして「追記」をキャッシュしています。これらは、記事を更新するまで、つまり <MTEntryModifiedDate>(と <MTEntryID>) が変化するまでは内容が変わらないので、キャッシュする価値が大いにあります。

「通好み」な点

初め、何もわからずに「テンプレート全体を <MTKeyCachedValue> タグで囲む」という無意味なことをやっていました。そんなことしたら、新しく記事を投稿しても「次へ」のリンクが出なくなったり、いろいろ不具合が起こるので注意が必要です。

また、保存されたキャッシュの有効期間はexpireオプションで指定することができます、とのこと。個別記事のキャッシュはともかく、検索結果のキャッシュは有効期間を設けたほうがいいですね。

──というように、事細かにキャッシュする対象を選べる、逆に言うと「どこをキャッシュするか」の知識やセンスが問われる、というところが通好みですね。

実際に使ってみると、かなり再構築が早くなりました。やはり、データベースからデータを持ってきて (X)HTML 化する、という部分がネックになっているようですね。

マニュアル

詳しくはマニュアルをどうぞ。

KeyCached – MovableType Plugins – Trac

特に気をつけるべき点は、ここですね。

MTKeyCachedKeyの内容と構築前のMTKeyCachedValueの内容が全く同じであれば, 一つのMTでテンプレートやブログに関係なく同じキャッシュが使用される点に注意してください。

KeyCached – MovableType Plugins – Trac


Movable Type 4 の 「頭スカスカ問題」に効くプラグイン

Movable Type 4 の問題点

これまでのあらすじ──

Movable Type 4 正式リリース! インストールと雑感 : 亜細亜ノ蛾 で書いた MT4 の残念なところとして、

「頭(header)スカスカ問題」

というのを挙げました(ここ、試験に出るよー)。

これがまた、header だけに頭の痛い問題で、Valid な (X)HTML にこだわる Movable Typer(造語)は、「MT4 てきテンプレート」を忌むべき存在として、後の世まで語り継がれることになりました(たぶん)。

一方、「そんなことは、ドーデモイー」という一般的なピープルは、「面白いページは無ェかー」とナマハゲの如く(もちろんソースコードを覗いたり lint ったりせず)mixi やはてダを漁るのでした──。

ApplyModifier プラグイン

それはそれとして。

頭スカスカ問題を軽やかに解決する、スマートなプラグインがあります!

The blog of H.Fujimoto:ページ先頭の改行を削除するで紹介されている、MTApplyModifier プラグインです。

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Movable Type 4 で初めにやっておきたいこと

Movable Type 4 への移行作業(途中)

週末なので軽めに行こうぜ!(挨拶)

ということで、今回は思いっきり手抜きで、他人様の記事を丸パクリです(なんだ、いつもと一緒か)。

下記の記事が素晴らしかったので、さっそく真似っこしてみました。Movable Typer(造語)必見の記事ですよ!

MovableTypeプラグインのコードを書く準備を40秒で済ませる – blog.aklaswad.com

この記事は「MT プラグイン開発の準備」という視点で書かれているので、

「あ、わたし関係ない。パス」

と飛ばしてしまう人がいるかもしれませんが、普通に MT を使っている人にも役立ちます。

MT はバージョンアップのたびに「ファイルのお引っ越し」が大変。なので、勢い「全部上書き」にした後で途方に暮れたり──。

そういった手間を減らし、安全にバージョンアップする方法、としても読める記事です。

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Movable Type についてマーク副社長が分かりやすく解説します。

久々に「はセリ」

ついカッとなって(ry

はてなセリフ: Movable Type についてマーク副社長が分かりやすく解説します。 「Movable Type って遅くないの?」 「なんで?遅くないよ」 「だって再構築ばかりでしょ?」 「もちろん再構築ばかりだよ」 「なんで?再構築でエラー出まくりでしょ?」 「違うよ。ぜんぜん違うよ。」 「でも、遅いんでしょ?」 「そ う だ よ」

意味なしフォロー

えっと、亜細亜ノ蛾 の中の人がたまによく MT の再構築ネタ(遅いしエラー出るし)を書くのは、「愛ゆえに」ということだと思います。たぶん。

あと、環境が許せば(自鯖など)、こちらの記事が ウマー です。

MT3.34, FastCGI+BackgroundRebuilderプラグイン。 (Junnama Online (Mirror))

ちゅ、ちゅごい……。


MT 標準の動的生成は「改行設定」がポイント

【常識】MT の動的生成は Smarty を使ってる【今更】 : 亜細亜ノ蛾 に引き続き、PHP 版のダイナミックパブリッシング(動的生成)について。

動的生成に移行する場合に障害となるのは、やはりプラグインを使っている場合です。PHP に対応したプラグインを使っているの場合は、テンプレートの変更なしでもそのまま移行できます。mt_dir/php/plugins をざっくり見て、使っているプラグインの名前があれば、大丈夫でしょう(それでいいのか)。もし、PHP 非対応だった場合はテンプレートの書き直しが必要です。

──だがしかし。ちょっと落とし穴なのが、「改行設定」──いわゆるテキストフォーマットを変更するプラグインを使って記事を書いていた場合。このせいで自分は PHP 版の動的生成に移行できなかった、のをいま思い出しました。

いくつか抜け道があるので紹介します。

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