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「虚構新聞」の騒動で「だまされた人」は存在するのか?

「虚構新聞」騒動

Lies
うそはうそであると見抜ける人には──楽しい

先日、「虚構新聞社」にて下の記事が公開されました。

橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化
橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化

そして、この記事を読んだ「デマッター」──もとい「何も考えずに RT ッター」──もとい Twitter で、この(小中学生でも分かるだろ……な)ウソのニュース事実として「【拡散希望】」したのです。

さまざまな意見がインターネット上に飛び交う大問題となり、「虚構新聞社」の社主である UK 氏が ツイッターで「はいはい、サーセンしたー(てへぺろ☆」と お詫びする事態にまで発展しました。

山本一郎氏が各サイトの見解をまとめています。

試される虚構新聞: やまもといちろうBLOG(ブログ)
試される虚構新聞: やまもといちろうBLOG(ブログ)

これらの意見に共通する点は、「だました側・だまされた側」に分ける視点です。ここが自分には引っかかりました。どういうことかと言うと──。

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『進撃の巨人』の作者・諫山創氏と山本一郎氏が城外で戦闘を開始!?

『進撃の巨人』をめぐる論争

gentle-giant 愛さえあれば──種すら超える

元・「切込隊長」こと山本一郎氏が、ご自身のブログ・「やまもといちろうBLOG(ブログ)」に書いた『進撃の巨人』の記事から発展して、興味深い展開を見せていました。

前回までの あらすじ:

  1. 山本一郎氏が記事を書く: 『進撃の巨人』の「調査兵団」による偵察作戦が酷すぎる件(抽象的ネタバレあり): やまもといちろうBLOG(ブログ)
  2. なんと、作者からの返答: 現在進行中の黒歴史 : 今から最高にみっともないことをする
  3. さらに山本一郎氏が返答: 『進撃の巨人』の作者の方からまさかのマジレスを頂戴したので: やまもといちろうBLOG(ブログ)

この熱い やり取りについて、思ったことを書きます。

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2008 年の私的まとめ

今年のまとめ

すでに年末年始の気分が抜けている自分だ。おめでたくも何ともない。

なぜかというと、休みは 12/29 ~ 12/31 までで、1/1 から通常のシフト(週休 2 日)だからだ。ここ数年、この繰り返しである。普通の会社員はもっと長く休めるのだろうが、しょせん自分のような派遣社員には数日の有給休暇しか取れない。ばボーナスすらないのだ。よく暴動を起こさないものだ、と自分で自分に感心する。

泣き言はこれくらいにして、毎年恒例となっている今年中に書いた記事のまとめを書く。昨年までは二部構成だったが、今回は一気に書く。

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2008 年 11 月に書いた記事の まとめ

先月のまとめ

今年があと一か月しかないなんて、信じられない。あと半月くらいは疑うべきだろう。2008 年って何があったっけ……?

そうそう、それを言うなら、あと 2 年で 2010 年だ。その頃には「10 年代」などと言うのだろうか。「90 年代」が終わってから今まで「00 年代」だったわけだが、誰もそんな呼び方をしない。このまま中途半端な 10 年間で終わりそうだ。

こうやって何も変わらない日々が続いていくのだろうか。ゲーテの言葉が頭に浮かぶ……。

Goethe:ゲーテの名言「今日をだらだらと無為に過ごす。明日も同じこと。そして次の日はもっとぐずぐずする。」

明日からを有意義に過ごすために、まずは過去を整理しよう。ということで、先月に書いた記事を振り返る。

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フレッツ回線の移設工事はプロバイダだけではなく NTT へも連絡する

引っ越しと移設工事

今回は、タイトルがすべてを物語っている。当たり前のことかもしれないが、回線工事は NTT へ連絡するべきだ。自分の苦労話を語るので、参考になると うれしい。

開通まで

耐え難きを耐え、忍び難きを忍び──というほどツラくもなかったが、引越した先でインターネット回線が開通した(え、なんのこと? という人は気にしないように)。根っからのTo LOVEる体質のせいか、開通の工事は すんなりと終わらなかった。タイヘンだったんじゃよ~(急にキャラ作り)。

まず──そもそも、引っ越しの日が決まってからすぐに移設工事を申し込んだのに、当初は工事がかなり後になる予定だった。クソ N×T めー! ──ではなくて、NTT さんは、しっかり仕事をしてくれた。工事の日程も、最初よりは早くしてくれたようだ。

じつは、筋を通すためにプロバイダへ移設を申し出たのだが、そこから NTT への連絡が遅れていたのだ。自分から NTT へ確認してなければ、いまだにインターネットができなかった可能性が高い。@Ni×ty めー !!

ということで、嫌がらせに黒歴史のリンクを張ることにした。ほれっ:

あー、スッキリ。けけけ。

フレッツ回線を使っている人は、プロバイダへ移設などを申し込んだあと、すぐに NTT へ連絡すると良いようだ。覚えておいて、損はない。

いろいろと問題あり

工事のあとも、まだ受難が続く。

インターネットの機械(回線終端装置と CTU)が、自分の部屋から離れた居間しか置けない。借りているアパートの構造上、そこ意外は無理だ。

そこで、長い LAN ケーブルを用意した。自室と居間とを つなぐ距離を測ってみると、ケーブルの長さは 10m ほど必要だ。部屋の中を通ってドアを抜ける。ケーブルは、床か壁に沿わせるしかない。そこで、厚みの薄い LAN ケーブルを購入した。

これが大当たりだった。ケーブルの厚さは 1.4mm で、ドアのスキマにも問題なく通せる。転送速度は 10GBASE-T まで対応している。──インターネットの回線速度が、この単位を使うようになるのは、どれくらい先だろうか……。案外、もうすぐだったりして。

ケーブルが片付いたと思ったら、CTU の設定をするための ID 情報が見当たらない。気が付いたのは、20 時 58 分。NTT の電話受付時間があと 2 分で終了するところだった。あわてて問い合わせて、なんとか ID とパスワードを教えてもらった(セキュリティ的に問題ありそうな……)。

ようやくインターネットが使えるようになった。ダイアルアップ時代を振り返ると、もっと苦労したはずだ。しかし、いつの間にかネットがあることを当たり前に感じていた。ほんの数日ネットにつながらないだけで、かなり不便に感じる。もう、この感覚は一生続きそうだ。

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2008 年 10 月に書いた記事の まとめ

先月のまとめ

先月はゲームで遊んでばかり、マンガを読んで感想を書いてばかりだった。感想書きはともかく、中高生からハタチくらいのころに戻ったようだ。あの時分に、こんな大人になることは想像できなかった……。

さて、そんなことは置いておいて、先月のまとめを書く。

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2008 年 9 月に書いた記事の まとめ

先月のまとめ

先月の初めに、このようなことを書いた。

title="一日には先月のまとめ記事を書く、ということを今年から始めた。そういった継続していることと、変化することとがあると面白いものだ。そこで、唐突だが「です・ます」調から「だ・である」調に変えて、ブログへの意気込みを語った。">

突然ですが、この 9 月からブログ記事の書き方を変えていきます。「リニューアル」というほど大げさではありません。上の段落のように「です・ます」口調から「だ・である」口調に変えたり、すぐに読み終われるような短文の記事を書いたり、あるいは更新を毎日から「気が向いたとき」にしたり──。

2008 年 8 月に書いた記事の まとめ : 亜細亜ノ蛾

──結果は、「だ・である」口調に変えただけで終わった。せめて、更新を毎日から「気が向いたとき」にしたかったのに……。ブログを書くことが好きだということを再認識できた。まぁ、あんまり根を詰めないように、自分のペースでやっていこう。

それにしても、何年もサイト運営をやっているのに、いまだに「訪問者がこのブログに何を求めているのか」が分からない。何も求めてないのかも、と思うとちょっと寂しい。検索サイトからの「一見さん」が 9 割以上という当ブログは、どこへ向かえばいいのだろうか……。

めげることなく、先月に書いた中からおすすめの記事を紹介する。

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ウェブログのデザインとは何をデザインすることか

ウェブログとは何か

ウェブログそのものについての考察は、とっくに語り尽くされた。そう思っていたし、自分の中でも「漠然としながらも揺るぎない存在」になっている。──人生とか自分・世界・猫のかわいさと同じで、わざわざ定義したり他人に説明したりしなくても(できなくても)、「そういうものが在る」と胸を張って言える存在だ。

しかし、明確にウェブログを定義した記事を見た。一文を引用しよう。

ユーザにとってウェブログはハイパーテキストアプリケーションの一種だ。

position:fixed大嫌い (agenda)

「ハイパーテキストアプリケーション」とは何だろう?

World Wide Webはハイパーテキストという概念を応用した「ハイパーテキストアプリケーション」で、ブラウザはハイパーテキストアプリケーションのビューワー。当然ウェブログもハイパーテキストアプリケーション。

position:fixed大嫌い (agenda)

「これだ!」と膝を打ちたくなった。ウェブログというものをこれほど分かりやすく示した言葉はない──とは言い難いが、自分にはしっくり来た。

さて、ウェブログがハイパーテキストの応用ならば、目指すべきデザインというのも見えてくる。不要な装飾は削ぎ落とすべきだ。どこまでをブラウザの機能に任せ、どこからがデザインの腕の見せ所か──。じっくり考えると、使いやすく見やすいウェブログができそうだ。

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ウェブ上で見つけた面白い人に会いたいかどうか

ネットの人と会うことについて

今日は「やられた!」という記事を読んだので 1 回休み柴田亜美さんの『ドキばぐ』ネタだが、分からない人は無視しよう)。

id:kowagari ことテラヤマアニさんの記事に、自分が前から温めていた(温めすぎて腐っていた)思いが書かれていた。

自分の好みの文章を書いてたり、度を超して面白いことを書き続けてたりする人だと、だんだん「いったいこの人はどんな人なのだろう」と思い始める。そしてそれが高じて、「なんかちょっと、一回会ってみたい。飲んでみたい」みたいなね。

ないんです。ない。基本的に会いたいとかビタイチ思ったことない。ずーっと書き続けてほしい、ずーっと面白いものを読ませてほしい、とは思うけど、会いたいと思わない。

ネットの人と会うことについて – おれはおまえのパパじゃない

「はてブ」での反響も大きい。世間的には少数派と思われる意見も、ウェブ──というか「はてなブックマーク」のユーザという狭い範囲では、賛同者が多いようだ。

はてなブックマーク – ネットの人と会うことについて – おれはおまえのパパじゃない

「会ってみる」と「友達になる」(継続的に交流が続く)は別

id:kanose さんのアンサーソングも良かった(ソング?)。

(……)小説でも漫画でも何でもいいけど、作者から直接話を聞くという経験は非常に面白い。それほど好きではない作品だって、作者に話を聞いてみると、なるほど、そんな背景があったのか…などいろいろなことがわかる。でも、その作者とずっと交流が続くのか?と言ったら、当然そんなことはない。よほど、何かお互いに通じることでもない限り、交流が続く訳ではない。

「会ってみる」と「友達になる」(継続的に交流が続く)は別 – ARTIFACT@ハテナ系

はてぶコメントの広がりも見て欲しい。

はてなブックマーク – 「会ってみる」と「友達になる」(継続的に交流が続く)は別 – ARTIFACT@ハテナ系

オフラインで合うことについて、2 人の見解の違いが非常に面白い。

この 2 人の違いは何なのか。

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2008 年 8 月に書いた記事の まとめ

先月のまとめ記事

毎月毎月、月初には先月のまとめ記事を書いている。元はといえば、年末に毎年書いているまとめ記事と、毎日のネタ探しの労力を減らすために始めた。その割には、まとめ記事を書く時間はいつもと変わりないけれど……。

それはそれとして。突然ですが、この 9 月からブログ記事の書き方を変えていきます。「リニューアル」というほど大げさではありません。上の段落のように「です・ます」口調から「だ・である」口調に変えたり、すぐに読み終われるような短文の記事を書いたり、あるいは更新を毎日から「気が向いたとき」にしたり──。

──ようするに、読者にとってはどうでもいいことばかり。「それだけはやめてくれ!」という熱狂的なファン(重複した表現)もいないだろう。ウェブでもリアルでも……。できれば、生涯でひとりくらい・一度くらいはそのような熱い思いを受けたいものである(缶詰を開けて欲しい猫からくらいか)。

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