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『暗闇の中で子供』に手も足も出ない

*感想が書きにくい*シリーズ第二弾! ミステリィ読み泣かせの作品でもあります。
前作の感想は[『煙か土か食い物』か石けん(ブラックジョーク)](https://asiamoth.com/200609072342/ “『煙か土か食い物』か石けん(ブラックジョーク) : 亜細亜ノ蛾”)で書きましたが、前作はまだミステリィの骨格を持っている作品でした。ギリギリ、ミステリィとして読めた。
『暗闇──』は、ミステリィとして読もうとすると、あっさりと*グーで殴られます*ね。『──ネウロ』を*推理物*として読むような、『スティール・ボール・ラン』を*スポ根物*として読むような(あ、それは読めるか)ものです。
しかし、物語に仕組まれた《ある仕掛け》について悩まされ、読了後に残る「してやられた感」、オチの突き抜けている感じは、ミステリィ的でしたね。

暗闇の中で子供―The Childish Darkness

  • 舞城 王太郎
  • 講談社
  • 2001-09
  • ¥ 1,334
  • Book


#### え!? なんで!?
誰にでも判るような、*話の食い違い*が出てきます。誤植? と思って読み進めると、また話の食い違いが。その《謎》は、最後に「判りやすい答え合わせ」で解かれることを期待していたら、ラストでグシャッと踏みつぶされました。
必死になって「何故?」を考えて考えて──
──なるほど。これが、舞城王太郎作品か──(意味不明)。
読み返すと、作中で主人公が語った「ある種の真実は、嘘でしか語れないのだ」というのが作者からの強いメッセージと感じました。
──うーん、やられた! 次も読みたい!
#### この記事のタグ(偽)
[またやられた!][ラストのイラストはやり過ぎ][ユリオ可愛いよゆr(ry]

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