『バクマン。』 139 ページ 「最終話とコメント」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 31 号)
今回も、雄二郎は輝いています……! 最近の「アフロ美化運動」は目に余るというか、作者が雄二郎をどこへ持っていこうとしているのか、分かりません。「有終の美を飾る」ということ──なのかな。
新妻エイジは自由にやらせた方が
良い──と雄二郎は思っている。しかし、作品のことで建設的な意見を彼が言ったことは、これまでの描写では──なかった気がします。福田の文句を「編集者の模範解答」で ねじ伏せたくらい?
おそらく、それは意図的な演出でしょうね。「雄二郎はテキトーな人物」という位置づけのため、作品について提案する場面・業務的な話などは、カットしてあるはず。毎週、彼とエイジは打合せをしていますからね。
だから、自分のような感想書きは、えんりょせずにアフロたたきに精を出せば良いのです! 「おパンなんとかをチラリする係」のキャラクタがいたら、読者はモンモンとする──のと同じだと思う(自己弁護)。
「休め」と言ったって
あの新妻エイジが取材旅行に興味を示すとは、意外でした。「ずっとヒキコモってマンガを描いていたい」という願望がある──わけではないようです。実家の青森から出て、東京へやって来る・転校もするという「大冒険」も楽しんでいましたね。
天下の「週刊少年ジャンプ」で大ヒット作を手がけてから、そのあとで引き出しを増やす・視野を広げるというのも、ぜいたくな話です。創作に必要なモノは、人生経験ではない──ということか。
旅行先に挙げた中で、現実味があり・誰もが行きたがる場所は、ルーヴル美術館です。おそらく、エイジのこの圧倒的に有名な美術館へ行くことになるでしょう。同じようなスペック(?)の某・マンガ家とバッタリ会ったりして !?
ただ、変わり者のエイジのことだから、まさかの「新妻エイジ・南極大陸を横断する編」が始まる可能性もある──かなぁ。アフロはタロとジロ
最終回シビレたぜーっ !!
福田真太から、派手な祝電が来ました。目次コメントを忘れていたとはいえ、礼を欠かさないところが、いかにも福田らしい。一方、可能な限り形式的な文面で済ませるのが、亜城木☆クオリティです。
そう言えば、福田が見ている見本誌は、誰が持ってきたんだろう? 雄二郎はエイジのところにいるけど……。
- 雄二郎:
- 「だれが 雄二郎は 1 人 だ と言った……?」
- 福田:
- 「なん……だと…… !?」
──よく見たら すでに夜だから、福田の所へは先に寄っただけでしょうね。
「お疲れ様」
ねぎらいのコメントが並ぶ目次を見て、エイジも感動して──いるような感じではなかった。あくまでもクールなエイジです。電話中に目次ページを用意していた雄二郎も、ちょっと期待はずれな顔をしている。まるで、カエルのおもちゃみたい。
平丸一也のコメントは、読者が嫌悪感を示すのでは? 某・数字が呼び名の掲示板で、「平丸一也アンチスレ」が乱立しそう……。その手の掲示板では、「作家は読者に敬意を示すものだ」・「オレたちが続けさせてやっている」が常識です。やれやれ……。
『CROW』が終わった以上、エイジと雄二郎との つながりも切れてしまいました。取材の旅で同行するかどうかも分からないけれど、一緒に行くとしても、それが最後になるはずです。
「雄二郎のおかげで『CROW』を立ち上げられた」わけでもないから、エイジの新連載は、別の担当者がつく可能性も高い。
それはとても残念だけれど──、たとえば、吉田とエイジの やり取りも見てみたいです! でも、吉田からしたら、エイジは「操縦」のしがいがありませんね。
エイジと組んで面白そうな編集者は、けっきょく雄二郎になりそうです。「面白い作品が生み出せそうな担当者」なら、服部や吉田・山久あたりだけれど、マジメな打合せになりそう。
ぶっちぎりの 1 位だろうな…
亜城木夢叶の仕事場に、新妻エイジがやってきた! ──というだけで大事件になるのも、おかしな話ですけどね。しかし、エイジが ひとりで出かけるのは、ものすごく珍しい(タクシーで雄二郎が待っているのかも)。
以心伝心のように周波数がピッタリのサイコーとエイジだけれど、直接会った回数は、たかが知れている。サイコーと亜豆美保も同じような関係──という点が、何だか興味深い。ある意味では、三角関係?
待望の「新妻(エイジ)と新妻(のカヤ)との対面」が実現しました。結婚式の時に会って以来──ですかね? ただ、当然のように、とくにドラマも会話もありません。
珍しいついでに、カヤの衣装も変わっています。カヤ自身も作者も忘れていた「女性らしさ」を、これから取り戻すのでしょうか──。それならうれしい。
放っておくと誌面が男であふれて、アフロや福田がプリティさを発揮しますからね!
おかげで燃えられ
エイジは わざわざ会いに来て、亜城木にお礼を言いました。普段は意外と冷たいエイジだけれど、礼儀正しい一面もあります。
それなのに、サイコーもシュージンも──なぜか あきれたような顔をしている。なんという無礼な 2 人でしょうか──。
この 2 組の距離感と温度差は、初対面のころを思い出します。あの時も、エイジは一方的に親しげだったけれど、亜城木コンビは「なに こいつ──」みたいな態度でした。
バクマン。 #18-2 「ライバルと友達」 エイジの離れ業と仲間意識 : 亜細亜ノ蛾
エイジはいつも ていねい語だから、それに合わせているだけかもしれないけれど、サイコーたちはタメ語で良いのでは? 必要以上に距離を開けなくても──と思いました。それは、なれ合いとは違う。