X

暗殺教室 第 32 話 「絆の時間」 シリアスは一生の恥

暗殺教室』 第 32 話 「絆の時間」


数奇な縁で──つながる人々

殺せんせー堀部イトナの戦いは延長戦に突入です!
前回のラストで「キレた中学生」になったイトナは、校内暴力の嵐と化しそうでした。おそらく、ひとりで校庭を整備した殺せんせーくらいの威力は持っているでしょう。
茅野カエデあたりが巻き込まれてリタイヤ──か!?

殺せんせーの正体も明かされました!
まさか──そんな存在だったとは!

黒の衝撃

堀部イトナの殺意が凄まじい!
この黒い触手は、暴走すると発動する仕掛けなのでしょうか。かなりの破壊力を秘めていそうです。

しかし、そのわりに対する殺せんせーは、(いつもの)余裕の表情を見せている。先ほどまでの訓練されたイトナの動きよりも、行動が読みやすいからでしょう。
殺せんせーも黒の触手を使えるのかな──というか、先生はコロコロと全身の色が変わっていますね。ただ、黒色は なかったはず。

白い理由

シロも かなりの腕前です。
暴走したイトナを一撃で仕留めるなんて、彼(?)も並の人間ではない。イトナとは別に改造を受けた人間なのかも しれません。

そしてシロは、白装束にまで用意周到です!
対先生繊維で衣服を作る」というアイデアは、第 4 話の時点で自分は思いつきました。えっへん! ──って、誰でもすぐに考えますよね。

暗殺教室 第 4 話 「基礎の時間」 握手は悪手じゃない | 亜細亜ノ蛾

ただ、「触手一本 触れられない」なんて余裕を見せているけれど、シロを捕まえる方法は いくらでもある。
めだかボックス』で「音速を超える」描写や「空気を使う」武器が登場しました。殺せんせーなら造作もなく同じことができるはずです。
いや、それ以前に、普段から殺せんせーがナイフを持つ時のように、布で触手を覆えば良い。たった それだけで、対先生の素材は無効化に されてしまう。
たとえば、イリーナ・イェラビッチの服を使うとか!

触手の真実

殺せんせーは自分のことを「人工的に 造り出された 生物」と告白しました。彼のことだから生徒にウソはつかないでしょう。
しかし、第 1 話の回想からすると、かなり印象が異なります。どちらかと言えば「実験を失敗して触手生物になってしまった・あるいは改造された」ようなイメージ映像でした。

その前に、殺せんせーは元々は人間だった──と少なくとも烏間 惟臣は考えている。自分も そう思っていました。ところが──、
殺せんせー自身は元・人間だったとは言っていません

「殺せんせーはゼロから産み出された生命体」と今回の告白からは受け取れました。真実は どうなのだろう……。

E 組の絆

先生と生徒を結びつけた絆は──暗殺でした。
いつものように「良いこと言っているようでいて、殺伐」な盛り上げ方が おもしろい。文字どおりに命を懸けて教育する先生なんて、殺せんせーひとりだけです!

しかし──、本当に「殺せんせーを暗殺して終わり」な物語なのだろうか? それで先生も生徒も納得できるのかな。
まさか そこから「100 億円を得た生徒たちの その後」を描くわけもないし……。

おわりに

狭間 綺羅々がヤった!
ずっと沈黙を貫いてきた彼女は、(見た目どおりに)陰湿な言葉責めで精神を攻撃する戦術が得意です。
赤羽カルマと彼女が組んだら強そう! 毒物・薬物のサポート要員に奥田 愛美を加えた 3 人パーティで天下を目指せるかも?

asiamoth:
関連する記事