『暗殺教室』 第 67 話 「武器の時間」
今回の扉絵は、さわやかな朝の一場面でした。
生徒たちにナイフで切りつけられたり銃を発砲される先生──というグンマーでは「あるある」な日常風景ですね!(?)
この作品、アニメ化して本当に大丈夫かな……。
仲良し(意味深)な男子たち
磯貝 悠馬が潮田 渚に女装を勧める……だと……!?
赤羽カルマも「とる
」ことを助言しています。一般的な男子中学生とは思えない その知識は、普段から念入りに調べていたのでは? というか、渚には何も「ついて」いませんよ!(!?)
さりげなく手慣れた様子(意味深)で磯貝の肩に手を置く烏間 惟臣や、潮田の脱いだ衣装を預かる茅野カエデにも注目です! 元の場所へ返す──前にクンカクンカしたに違いない!
個性を生かす
そう言えば木村 正義は、E 組で一番の俊足でした!
普段は あまりにも目立たないだけに、「彼が黒幕なのでは?」と疑い続けていますが、ここに来て活躍の場が与えられましたね。どんなに足が速くても、マッハ 20 には追いつけないし……。
寺坂 竜馬が木村を指名したことも良かった。
スタン・ガンの存在さえ知っていれば、今回の作戦はカルマなら瞬時に思いついたはずです。しかし、その情報は なかった。
不良グループ以外とは距離を置いていた寺坂が、ちゃんと同級生の特性を覚えていた──という事実が ほほえましい。木村の無個性っぷりも、おとりにはピッタリです。
調べてみると、スタン・ガンでの気絶は難しいらしい。
まさに今回のように、頸動脈に当てて電流を流さない限りは倒れないそうです。エ■マンガみたいには いかへんで!
タックルで倒して直後に急所を狙うなんて、普段から鍛えていないと不可能でしょう。吉田 大成も寺坂も、マジメに体育の授業を受けていたのですね!
カルマが考えたあおり文句も素晴らしい!
効率よく相手を怒らせる言葉責めを、カルマ(作者)は普段から何十もストックしているのでしょうね。
実弾に立ち向かう
とうとう本物の 銃
で武装している相手の登場です!
その前の見張り──どころかホテルの敷地に侵入した時点で、警備員や雇い兵が実銃を持っていたはず。殺せんせー(と烏間)は、当然のように その事態を想定していたでしょう。
やはり、いくら何でもムチャな作戦です。
千葉 龍之介と速水 凛香の夫婦コンビは責任重大だ!
『るろうに剣心』のマネをして「不殺
」(ころさず)を気軽に指導していますが──、弾丸が「外れて」しまい「頭に命中」する可能性が高かった。もしも それで「倒して」いたら、ずっと後悔し続ける人生でしょう。
よく見ると、速水しか銃を撃っていません。千葉はライフル系の大きな銃に慣れているため、小型銃が得意な速水が先に仕掛けたのでしょう。それでも、致命的なくらいに外してしまう……。
プロの油断
「ガストロ
」は、布袋 寅泰さんを思わせます。
ロックなノリで「意外と美味ぇ 仕事
」を味わおうとするガストロは、「暗殺の 訓練を受けた 中学生
」をまだ甘く見ている。下手をすれば速水の一撃で終わっていたはずなのに、機材の後ろに隠れようともしない。
このスキに つけ込めるかどうかが焦点です!
『BLEACH』みたいに、「ガストロ」が戦闘中に銃の説明を延々と語り出さないと良いな……。
おわりに
ギャグが多めの教育マンガ的な面を持ちながら、「ボス」の凶暴な狂気をサラッと入れてくるところが松井 優征先生らしい!
中学生
をたくさん買
う なんて──(128 分間の妄想)──そんなこと許されませんよ! こらー(ぼう)。