『バクマン。』 150 ページ 「我儘と贔屓」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 44 号)
「マシリト」こと鳥嶋氏は、「鳥嶋取締役」という早口言葉のような呼び名が面白いのに、今回は鳥嶋専務
と呼ばれていました。
いつの間にか役職が変わったのかな──と思ったら、集英社専務取締役、小学館集英社プロダクション取締役
とのこと。「名は体を表す」ですね。
先日、惜しくも亡くなったスティーブ・ジョブズ (Steven Paul Jobs) は、その仕事術や発言に注目されています。──ネタのように話すのは不謹慎ですけれど。
また、世界中から有益なウェブ・ページを集めている Google の創業者が、ラリー・ページ (Lawrence Edward “Larry” Page) というのも、できすぎているよなぁ……。
一方、日本人は我が子に珍名を名付けていた。
大きな声で 言うなって
スキャンダルが三度のメシくらい好き! な港浦です(ご飯のランキングは譲らないだろう)。でも、彼のような人間がいるおかげで、周りの人間も聞きにくいことが耳に入る。
──何でも素直に聞くという点では、『HUNTER×HUNTER
「必勝ジャンプ」
なる架空の雑誌が出て来ました。話の流れからして、『最強ジャンプ』のことだと思われます。
気になることは、この時点でフィクションの雑誌を作りだしたことでした。現実世界での佐々木の動向が つかめない点も気になる──。
作中では 2015 年でも佐々木が「週刊少年ジャンプ」の編集長でしたが、実際には異なるから、設定を合わせただけでしょうね。
編集長が 役員室に
まるで、郵政民営化を推し進めた元・首相のような貫禄の鳥嶋氏です。『さよなら絶望先生』では、2 人の顔は「同じ」というネタが出てきたくらい、似ている。
ここでツッコミを入れられているように、「偉いさん」が自分で呼びに来るのも妙ですね。内線で呼び出せばいいのに。
なるべく編集部にも顔を出して、「現場の空気」を確認する意図が、鳥嶋には あったのかもしれません。いろいろな効果を狙って行動していそうですよね、この人は。
まさか 次の編集長
瓶子副編集長が、立ち上げた連載も 歴代編集で 1 番 多い
とは知りませんでした。さらには、『遊☆戯☆王』の担当者も彼だったとは! そりゃ、編集長になっても おかしくないですね。
とはいえ──、『遊☆戯☆王』って何年前の作品だよ! という気がします。もっと早くに功績を認められたら良かったですよね。──ん? いや、それは逆で、『遊☆戯☆王』の成功があったから、副編集長に なれたのかな。
いずれにせよ、『バクマン。』を読んでいる限りでは、「山ほど実績を積んでも昇進しない編集部」という印象です。現実世界でも、大差なかったりして。
結局 大きく動いたのは
とうとう雄二郎が班長に なりました!
新妻エイジの『CROW』が伝説的な終わり方をして、それほど時間が経っていません。瓶子と比べると、雄二郎の出世は早い気もします。班長くらいなら、比較的すぐに昇進できるのかな。
雄二郎は、エイジの電話を取った──という幸運だけで ここまで来たイメージしかありません。編集者としての彼は、評価されるだけの仕事をしているのでしょうかね。
それよりなにより、班長として活躍する雄二郎を想像できません。班員を まとめたり、会議に出たり、部下を従えたり──。ちゃんと務まるのだろうか。これからは、上の人間に文句を言う立場では ありませんね。
班長の中で有能な人物と言えば、まっ先に吉田の名前が頭に浮かびます。
『+NATURAL』が連載会議に出された時に、編集長ですら見抜けなかったエイジの偽名を指摘したのは、吉田でした。そのほか、するどい発言が目立ちます。
バクマン。 #71-3 「才能とプライド」 運命の日と次期班長 | 亜細亜ノ蛾
吉田と比べると、相田には優秀さを感じません。
相田は、いつも当たり障りのないことしか意見していない。──ああ、だから昇進できたのかも……。
今日は もう 上がり ですか?
瓶子副編集長のことを、山久はクール
だと評しています。たしかにこのページでは、ダンディな大人の男──という描かれ方をしている。
『幕張』に登場した鬼瓶久吉とは大違いですね!
本人と同様に(?)、すぐに化けの皮が剥がれたけれど。でも、すぐに帰宅して夫婦 2 人きりで祝うのは、大☆正☆解です! 奥さまを大事にされているのだな──と よく分かる一場面でした。