Panasonic LUMIX DMC-GX1
国内外のニュースを伝える GIGAZINE 編集部でも DMC-GX1 を導入しています! サンプル画像が多めの紹介記事をご覧ください。
ミラーレス一眼デジカメ「GX1」の実際の使い勝手をムービー&実写レビュー – GIGAZINE
まず、歩きながら撮影しているのに手ブレが皆無なことに度肝を抜かれました。この 1 点だけでも GX1 の紹介は十分かもしれませんね。
撮影した場所の色味を見事に再現していることも素晴らしい。料理の写真を見ると分かるとおり、「より美味しそうな色合い」へ加工することも簡単です。
パナソニックは「ハイアマチュア用」として GX1 を開発・宣伝していますが、オートが異様なほど優秀
であることから、むしろ初心者が使うと良いですね。
Yahoo! ショッピング: Panasonic LUMIX GX1
Reviewer: あじもす @asiamoth,
ここから先は、GX1 の特徴と使いこなし方を見ていきます。前のモデルよりも画質は良いのでしょうか?
高感度撮影でも強い
海外のデジカメ情報に強い「デジカメ info」で、GX1 のレビューが翻訳されていました。
画質が気になる人も、ご安心ください! 高感度を使った撮影でも、GX1 は十分に画質を保つそうです。ISO6400までは十分に実用になる
なんて、DMC-G1 の時代から考えると夢のように思える。
パナソニックGX1の高感度ノイズはG3よりも改善している – デジカメinfo
DMC-G1 は ISO800 ですら使いにくかったことを考えると、格段の進歩ですね! それでも、「次世代のカメラ」として写真機の未来を見せてくれた G1 は、これからも良い思い出として心に残ります。おもしろい体験でした。
- Panasonic LUMIX DMC-G1 を連れて三重県桑名市の街なかを散策する | 亜細亜ノ蛾
- 三重県の御在所岳を登山しながら Panasonic LUMIX DMC-G1 で撮る | 亜細亜ノ蛾
ポートレイトを上手に撮るコツ
せっかく良いカメラを手に入れたのなら、GIGAZINE の中の人も皆さんも、次の点を意識して撮影に挑んで欲しいです。
女性の立ちポーズは、自分が中腰になって撮る。
なぜなら、ボケっと突っ立ったまま女の子を撮ると、頭でっかちに写るからです。下の記事でも、素晴らしい被写体の皆さんのうち何人か、なんだか頭身が低く見える……。
怒濤の枚数で魅せる、「コミケ80」を全身で楽しんでいたコスプレ女子たち – GIGAZINE
ミニブログで取り上げた下の写真を、多くの人がギャグだと思っています。とんでもない。写真を撮る時には、最大限の工夫と努力がムダになりません。撮影者がこの世を去っても永久に残る写真には、それくらいの熱意をそそぎたい。
これはナイス角度ですね!… — Ciao! I am a harsh thug.
勝利のカギは DMW-LVF2
GX1 純正のライブビュー・ファインダを使うと、ローライフレックスなどの二眼レフカメラみたいに「カメラを上から覗いて」撮影できます。つまり、自分の顔は地面を向くことになる。ファインダを 90 度 垂直に動かせるからですね。
この DMW-LVF2 を使って「ローライフレックス・スタイル」で撮ると、自動的に「中腰で撮る」時と同じ高さで撮影できます! 長々と書いた理論なんか何も考えずに撮るだけで、女の子も自分も「頭でっかち状態」から卒業できますよ!
新しくて懐かしい色・形
「デジカメ Watch」では GX1 のことを、レンジファインダーカメラを想起させるカメラらしいデザイン
と紹介しています。
パナソニック、ハイアマチュア向けマイクロフォーサーズ機「LUMIX DMC-GX1」 – デジカメWatch
とくにシルバが、「昔のカメラ」のように見えますね!
オリンパスのペン・シリーズとも違ったラインで面白い。銀色ボディ・黒グリップは同じなのに、メーカによって顔が変わってくる。
OLYMPUS PEN E-P3 – 世界最速のオート・フォーカスにタッチする | 亜細亜ノ蛾
ついでに言えば、オリンパスとパナソニックのマイクロフォーサーズ機は、同じレンズが使えます! 両方とも手に入れておきましょう!
未来に生きている形
往年のカメラをイメージさせる DMC-GX1 と、未来的なデザインの DMC-GF3X とでは、同じメーカなのに まるで対照的です。個人的には、GX1 も白モデルを用意したら良いと思う。
世界初の電動ズーム DMC-GF3X が登場! 白い G3・GF3 も同時発売! | 亜細亜ノ蛾
おわりに: ミラーレスの強み
ミラーレス・カメラの利点は、ミラーがないことです。
いくら手ブレを止めても、ミラーが動くことによって、カメラ自身が微妙に振動してしまう。写真機や撮影の技術が進歩しても、物理法則には勝てません。
自分は、上記の DMC-G1 を触る前後から、「いつかパナソニックがカメラ業界のトップに立つかもしれない」という予感がしていました。その「いつか」は来ていないけれど、そう遠くではなかったりして。
ニコンも Nikon 1 シリーズでミラーレス業界へ参入してきたし、キヤノンも追いかけてくるでしょう(いつものように後出しで)。その流れに応戦するため、パナソニックやオリンパスも進化を続けるに違いない。
今後のカメラ業界も楽しくなりそうです!