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『シャーロック・ホームズ』は最高傑作のアクション映画!

シャーロック・ホームズ』 (Sherlock Holmes)

名探偵と名助手は──今後も謎を求める

すでに次回作のシャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が DVD/Blu-ray 化されますが、ようやく 1 作目の『シャーロック・ホームズ』を観ました! 最高に楽しかったです!

ガイ・リッチー監督と主演のロバート・ダウニー・Jr が作り上げた「新しいシャーロック・ホームズ」に まず注目しましょう! 本作品のホームズは「鹿撃ち帽」なんて かぶっていないし、気取り屋さんでも ありません。

ヴァイオリンと冒険が大好きで、ボクシングも強くて活動的なシャーロック・ホームズは、じつは原作に近かったりする。シャーロキアンも納得のホームズ像なのでは?

シャーロック・ホームズ – Wikipedia

さらにジュード・ロウの演じるジョン・ワトソンが斬新でした! 「ワトソン役」と言えば助手役──というよりは、日本では「『水戸黄門』の うっかり八兵衛的な存在」ですよね。

ところが今回のワトソンは、「女性は君の領分だ」(『第二の汚点』)とホームズに言われるのも当然な美男子です! ──まぁ、この映画でワトソンともっとも「お熱い関係」だったのは、ホームズですけどもォ……

ジュード・ロウ出演: クローサー – 涙とともに味わわなければ、恋の味は分からない | 亜細亜ノ蛾

推理はホームズとワトソンにまかせて、古き良きロンドンの街並み派手なアクションに専念できる映画です! 友だちや恋人・家族とワイワイと観るのにピッタリで、「あまり気まずくならない程度の お色気」も好印象でした!

シャーロック・ホームズ (2009年の映画) – Wikipedia

アクションの魅力

己の肉体で戦うシャーロック・ホームズの姿に冒頭から魅了されました。格闘ゲームの「コンボ技」のような爽快さと精密さが、スローモーションを多用した映像で味わえます。

この「まず どのように戦うかを頭で組み立ててから実戦する」映像が 2 度登場し、両方とも圧倒的に おもしろい!

一瞬で相手の弱点を見抜く頭脳の優秀さと、確実に攻撃を成功させる鍛え上げられた体──、その両方を持ったホームズらしい場面です。

ここまで「戦うホームズ」が強調されたのは──、じつは『ミルキィホームズ』くらいかも。

1分半でわかるミルキィホームズ – YouTube

監督について

ちなみにガイ・リッチー監督は、イングランド王・エドワード 1 世の子孫で、歌手のマドンナさんと結婚して子ども までいます! (すでに離婚済み)

王の末裔であり、聖母の夫でも あった──。最強すぎるでしょ! さらに本人は ものすごく気さくな方らしく、DVD 収録のメイキングでは お茶目な姿が見られます。性格まで良いなんて、まるでスキが ありませんね!

ガイ・リッチー – Wikipedia

おわりに

DVD に収録されているメイキングが最高に面白い

ロバート・ダウニー・Jr とガイ・リッチーのユーモアが そこら中に落ちている収録現場を見られたり、劇中の広大な風景は(当然ながら)スタジオのセットであることが分かったり、見どころが たくさんある。

とくに良かったのは、ちゃんとホームズが「バリツ」の使い手であると言っていることです! 元の音声でも字幕でも「バリツ」なんですよね。「ホームズ映画」なので当然ではありますが、この配慮は素晴らしい!

バリツ – Wikipedia

続編も期待できますね! 劇場で観たかった!

asiamoth:
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