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ニセコイ』 Vol 17 「オジョウ」

Angel wings 芽生えた羽は──あなたのために

表紙の思い出にふける つぐみんが愛らしい!
「お嬢には──振り回されっぱなしだったなー」と言っているようにも見えるけれど。
桐崎も つぐみも、子どものころから かわいかった。普通であれば、近所の人からも好かれたでしょうね。マフィアやヒットマンと無関係であれば……。

一条とユイも振り回されています。
その原因は見てのとおりですが、イエが最初は「人の形」に見えなかった。逆さを向いていることに気付かなかったわけです。
いや、そもそもイエは人間なのか……!?

第 144 話 「オトマリ」

なんと、前回の続きが始まります!
てっきり、あんなラストだったから「チャンチャン♪」というオチで、今回は日常かと思いました。「まさか 万里花が突撃してくるとはな……」「ホントにねー(チッ」みたいな会話を想像していたのに。

いよいよ小野寺 小咲の本領を発揮する……か!?
トリ大好き小野寺さんだから、全く異性として 見ていない──と思わせて、知らぬ間に「そういうこと」へと事を運ぶと見た!
案の定、小咲さんは おおらか過ぎる一面も見せて、徐々に一条の思考を塗り替えていく……!


温泉イベントもキッチリと描かれました!
小咲からすると「初めての混浴」ですが、もう とっくに体験済みです。第 3 巻の林間学校編は楽しかった。まだ桐崎 千棘もヒロインだったし(今は!?)。

──ん? いや、違いました!
そう言えば、オール・カラーの特別編で、小野寺を含む全ヒロインと一条は混浴しています! モノクロでも十分に破壊力がすさまじい 3P(ヘンな意味では無くページ数)だったと思うけれど、コミックスには収録されませんでした。
週間派のオレ、完全勝利!


私お風呂で 働いた事 なかったから
──この小野寺のセリフを違う意味に取った人はフケツです! フケツだから、みんなで そのお店に行ってキレイに してもらおう!
お金は落としても、心の汚れは落とせないけれども。


初コイの相手の話は回収ならず!
思い返してみると、すでに第 4 巻で「鍵と錠」の話も決着が付きそうな感じでした。それなのに、今の今まで核心に迫っていません(週刊連載で また進展があるけど、単行本では まだ先)。
そもそも、この回でも書いているように、「今は良い 友達」とグッサリ言われています。冒頭でも「私達恋人とかじゃ ないから!!」と叫ばれている。

それでも、一条のプッシュは良かった!
いまさらだろうとドサクサまぎれだろうでも、「なぜ初コイ相手が自分だと良い、と思ったのか」を小野寺に聞く勇気は評価したい。──もっとハッキリ「好きだ!」と言って欲しい場面ですが。


のぼせた小野寺」イベントがスゴい!
一条は「見てない」と言うけれど、現役女子高校生全裸ワキ素手で掴むなんて、もう犯罪級ですよ!
これは あきらかに小咲トラップですね! 「見た」と答えたら「責任を取って!」となったはず。そうでなくても、もんもんとさせる効果はバツグンだ!
帰りのバスでも良い感じの二人は、一段と仲が深まったでしょう。──そう簡単にいかない所が『ニセコイ』だけれど。

第 145 話 「タイイク」

上記のような事は知らず、今日も元気な桐崎です。
でも、恋に悩んでモヤモヤしているよりも暴れ回っているほうが千棘らしくて良いですね。「お嬢」と一緒に盛り上がっている鶫 誠士郎も かわいらしい。
──この巻から読み始めた人がいたら、小野寺だけが完全無欠なヒロインで、桐崎と鶫は「クラスの元気な人」にしか思えないかも(98 割は正解!?)。


小野寺サービス回」は続いていた!
口に入りきらないほど大きくてユラユラ揺れているモノ赤面しながら ほおばろうと している! 露出に頼らなくても魅力を出せる小咲の強みでした!
ただ、イマドキのパン食い競争は、袋入りのままのパンを出すことが多いそうです。むき出しのパンだと不衛生という理由らしい。だったら、そこまでして競技に出さなくても良いような……。


借り物競走の結果が不思議でした。
一見すると順当な終わり方のようでいて、橘 万里花本田さんを選んだ理由が分かりません。──いや、学園内で ほかに親しい人がいないマリーだから、選択肢は無いのだけれど……。
楽に断わられたあと、万里花は「はた」と何を思いついたのだろう? 「本田を見た」のだとは思うけれど、それで泣き止んだ意味が分からなかった。

昔からマリーには謎の描写が多い。
「病弱」という設定も、しっかりと生きていたり あやふやだったりする。今回だって、「もっと一条と絡んでいたかったが、気分が悪くなりそうなので早めに切り上げた」可能性も あります。
千葉県の Y さんなら、マリーの気持ちが分かるのだろうか……。

第 146 話 「カンペキ」

久しぶりの奏倉 羽メイン回です!
何でも一人でできるパーフェクトな人と言うと、近くにいると疲れる印象が強い。千棘の母である桐崎 華が典型的な例ですね。本当は思いやりのある母親なのに、家族ですら なかなか深い所まで立ち入れない。

ところが、ユイは みんなが慕っています。
おまけに家ではドジっ娘の属性(半分以上は計算?)まで持ってる。羽は、ヒロインとしての完全体を超えた何かへ進化している……!


読者からすると、ラストの展開は誰でも読めます。
あれだけ一人で がんばっていたら、いつかは倒れてしまうだろう。(イエ)の忠告は、鈍感な楽だからこそ気がつかなかった。──と感じた人が多いはずです。
しかし、ユイのスゴい所は、自分がムリをしていると思わせない点に ある。「ユイ先生だったら大丈夫!」と全員に安心させてしまう。それこそが、ユイの能力です。
強いからこそ支えが必要、という人もいる。

第 147 話 「ユイネエ」

イエが一条より年上……だと……!?
たしかに、「見た目と年齢が少し違う」ことは以前から知っています。しかし、楽とイエは同い年くらいかと思っていました。
とは言え、同じく年上の奏倉のことも「羽姉ちゃん」と呼んでいます。だから、「夜ちゃん」でも良いような気がする。ひょっとして、イエは「10 万 18 歳だ(閣下!?)」という設定なのかも!?


笑うイエは、かわいくも恐くも見えました。
でもお前 鈍感だからな」と笑いかけるイエは、言葉どおりのイヤミに聞こえます。本当に安心出来る相手は楽しかいないのに気付いてあげられなかった。その点を責めている。
その一方では、一条に感謝も しているでしょう。今後への期待も込められているはずです。
そして、歯がゆさもイエは味わっていそう。「自分ではユイを救えない」と。いつもユイの近くにいるのはイエなのに、「ユイは一人」と言わなければならない くやしさがある。

桐崎と鶫とは、また事情が異なります。
千棘と つぐみは仲良しで信頼し合っている。つぐみと同じく主のことを守ろうとイエも必死です。
しかし、ユイがイエについて何かを語った事は ありません。「守られて当然」というようにも見えてしまった。
おそらく、今後はユイとイエとの会話も出てくるでしょう。心の底から優しい羽が、自分の面倒を見てくれる人をないがしろにするはずが ありません。


今回も楽が男らしかった!
ラブコメもののドンカン男と言えば、「ナチュラル・ボーン・レディ・キラー」が標準の能力です。一条にも「女殺し」の血が流れている(オヤジ譲り?)。
頭ポンからの「家族 なんだから」コンボは、ユイが一番して欲しかったことでした! ごく自然に こなすとは、やはり楽は「首領(ドン)の首領」の器を持つ男です(?)。
本人が望まずとも、「一条家の二代目」は安泰ですね!

第 148 話 「アトツギ」

描きおろしの万里花に笑いました!
前後編 仕立ての 2 コマで、 Y さんを始めとする読者の代弁をマリー自身がしています! しかも、絵的に「浮いている」扉絵の万里花が、いつもの彼女の立ち位置まで示している……。

扉絵の橘は素晴らしいファッション・センスでした!
馬車型のバッグという珍しいアイテムを含めて、よく見ると一品一品は子どもっぽい洋服です。ところが、全体を見ると しっとりと落ち着いている。まさに お嬢様が着る衣装です!


じっとりと教室を監視するイエが不気味でした!
これまでのイエは、「なにを考えているのか分からない」人物に見えます。今回の前半部分でも、その気味悪さを十分に押し出している。

ところが、イエほど単純な思考の人物はいません。
ようするに、叉焼会の存続──血のつながりを保つために、ユイと楽をくっつけたい。その一心だけでイエは動いています。
宮本るり舞子 集とイエの方向性は似ている。ただ、イエは「説明キャラ」という立場らしく、彼女自身を掘り下げる展開は なさそうです。クロードのほうが近いのかも。

そう言えば、クロードは何をしているのだろう?
とつぜんのユイの出現は、桐崎と一条の仲を引き裂くには好都合です。いちおうはクロードとイエの利害は一致している。イエは、ビーハイブなど歯牙にもかけていませんが。
その前に、クロードもイエも、同じ教室を覗いているのだから、ばったりと鉢合わせしているのでしょうか。もしかして、本田さんも含めて 3 人が 3 人とも お互いを意識しながら無視し合っているのかも。


ユイに恥ずかしがり属性まで付きました!
この照れた表情は──イイネ! これまでは「きょうだいだから」と あっけらかんとした性格で一条と接していました。ところが、急に赤面しだしたら、ドンカンな一条でも気になります。効果的なアタックとも言える。
元から「桐崎のスペック + 小野寺の外見 + 橘の強引さ + 鶫の胸部」を足したようなユイなのに、まだパワー・アップするのか……!
そのうちユイは、マリーの「ダメばい……!」とか千棘の「楽の腰にチュッ!」まで吸収してしまいそう!(?)

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