エドワード・ノートン一覧

幻影師アイゼンハイム – 皇太子も奇術師も家庭に平和を求めるべし

『幻影師アイゼンハイム』 (The Illusionist)

The Odyssey of Mission 9
(平和な日常にも──不吉を見る者がいる)

ふんいきが素晴らしいサスペンス映画です。

19 世紀末のオーストリア・ウィーンを舞台にしていて、歴史を感じさせるムードがたまりません。セットや映像・衣装にもこだわりを感じました。

カメラ好きならすぐに気がつく、面白い点があります。古い設計のレンズ使った時に生じる「周辺減光」(画面の四隅が暗く写る)を映像で再現している。これが見事に古都の重厚さを表現しています。


物語の主役はエドゥアルド(エドワード・ノートン)で、子どものころに淡い恋心と──つらい別れを体験したあと、あるきっかけで奇術師になり、「アイゼンハイム」と名乗り始めました。

彼の恋する相手・ソフィ(ジェシカ・ビール)は公爵令嬢です。家具職人の家に生まれたアイゼンハイムとは、身分が違いすぎる。簡単には会えません。

ところが、ソフィの婚約相手である皇太子・レオポルド(ルーファス・シーウェル)に見せたマジックが気に入られて、アイゼンハイムはソフィに近づく機会ができて──という展開です。


「身分違いの恋」と「三角関係」という、物語にするには絶好の題材がそろっている! メロドラマとして見ても面白いですね。

肝心のマジックのほうは、「トンデモ奇術」と呼ぶべき VFX 全開で、「──え? いまのはどうやったんだ!?」といちいち驚かなくて済みます。

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『25 時』 怒りのニューヨーカ、牢獄へ

『25 時』

25 時 公式サイト

25時 – Wikipedia

麻薬の売人・モンティ(エドワード・ノートン)が、刑務所に入れられるまでの 25 時間を描いた映画です。

彼は 7 年も服役することになるのですが、なにしろ、主人公を演じるのは「グッドルッキングガイ」のエドワード・ノートン。刑務所でどんな仕打ちを受けるか、誰の目にも明らか……(え、わからない? ──「カマトト」って知ってる?)。

そんな地獄へ旅立つ前に、旧友と恋人、そして父親と過ごした時間を、丁寧に描写しています。

自分が同じ状況だったら──と考えると、重いですね……。

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