パーフェクト・ストレンジャー (Perfect Stranger)
なかなか良くできたミステリィ映画です。
あらすじは──。仕事熱心で美人な記者であるロウィーナ・プライス(ハル・ベリー)は、特ダネを権力者にツブされて、新聞社を辞めてしまう。さらにロウィーナは、幼馴染みが殺されたことを知る。犯人の目星をつけた彼女は、友人のため・記事のために潜入調査を開始する──。
ロウィーナの標的となったのは、「広告王」のハリソン・ヒル(ブルース・ウィリス)です。『ダイ・ハード』シリーズとは異なるシブくて(スケベで)キザな演技が見ものですよ。
『ダイ・ハード 4.0』 非道な主人公が武士の情けを : 亜細亜ノ蛾
公式サイトを見ると、ラスト 7 分 11 秒まで、真犯人は 絶対わからない──
などと書かれています。自分も分かりませんでした。ネットでは「こんなのすぐに犯人が分かる」なんて書き込む人が多いですが、半数以上は観たあとの感想でしょう。
パーフェクトストレンジャー | PERFECT STRANGER
じつを言うとこの映画は、マジメに事件の真相を追って推理するよりは、フンイキを楽しむ映画ですね。こう書くと「ムードのある映画」に聞こえますが、違います。「ヘンテコなフンイキ」を味わう映画ですね。どいつもこいつも、変人すぎる。
日本で言うと、ちょっと謎に力を入れた「火曜サスペンス劇場」というところです。