ファン・カルロス・フレスナディージョ一覧

『28週後…』 悲惨な父母、美しすぎる姉、空気読め■軍

『28週後…』(28 Weeks Later)

「これは面白い!」と(心の中で)叫びながら、映画館から帰ってきました。これ、良いですよー。劇場公開中に、映画館で見ることを強くオススメします。

監督は、地味な演出が好印象な『10 億分の 1 の男』を撮ったファン・カルロス・フレスナディージョ(ファン・カルロス・フレナディージョ?)。本作でも、要所要所の渋い演出が味わい深いです。

『10 億分の 1 の男』 ゲームの勝者が得たものは? : 亜細亜ノ蛾

ジャンル的には「ゾンビ物」になるのでしょうか。最近のゾンビは「走る」し「すぐ仲間が増える」(血ィ流してるヤツは 大体友達)。なにより「知能が残ったヤツがいる」のがタチが悪い! さらに、本作のゾンビは「日光が平気」なので、昼間もオチオチ外を出歩けません。

切ない映画・悲しい物語が好きな自分も満足できるストーリィで、アクションも凄い。そして何より、「いかにも英国」な皮肉に思わずニヤリ。

それより何より、姉役のイモージェン・プーツが美しすぎる! まだ映画デビュー二作目で、あまり名前を聞かないですが、彼女を見に行くだけでも、この映画館に足を運ぶ価値がある──と思う。父親をじっと見つめるシーンなどでカメラ目線になると、直視できないほど神々しい……。弟役のマッキントッシュ・マッグルトンが うらやましかったです。本作を きっかけに、メジャな存在になりそうですね。

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『10 億分の 1 の男』 ゲームの勝者が得たものは?

『10 億分の 1 の男』

10億分の1の男 – Wikipedia

Yahoo!映画 – 10億分の1の男

世界一と言っても過言ではないほど強運な、カジノ経営者が登場します。彼は、ある生死を賭けた「ゲーム」で、30 年間無敗という。

さて、このゲームは(トーナメント制なのかリーグ制なのかはっきりしないが)何週間もかけて何度も行われ、内容も毎回ちがうのですが、「一番、運が強い者が勝つ」ということに(映画上では)なっています。

さらに、下記のようなルールでゲームが進んでいきます。

  1. ゲームの参加者たちはそれぞれ、他人から運を奪う術を知っている
  2. ゲームの参加者たちは、自分に親しい者の写真と、自分自身の写真を賭けて戦う
  3. 写真を奪われると、生死に関わるほど、運をなくす
  4. 最後までゲームに勝ち残った者は、命と名誉を賭けて、カジノ王と戦う権利を得る

ここまで読んで、実にハリウッド的な演出が似合いそうな設定、と思いませんか? 派手なキャスティングで映画を作ったらそこそこ当たりそうだし、いまだと

『10億分の1の男 ~シーズン 4 ~』

みたいな感じで、TV ドラマにしても良さそう。

しかし、本作は、ものすごく渋い演出の映画です。言葉を選ばなければ、「地味」と言ってもいいかも。とくに派手な演出もなく、ラブシーンなども皆無です。

さらに、あんまり映画らしい、わかりやすい説明も少ないので、想像力が要求されます。上記のルールも、ボンヤリ見ているとわからないかも。

『10 億分の 1 の男』は、そういう意味で、多くの映画を見てきたひとに勧めたいですね。「わかりやすい演出」ばかりを見慣れた、歯ごたえのある映画を見たいファンに。あまり映画を見ない人には、本作は肩すかしを食らうかもしれません。

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