『セルラー(CELLULAR)』
これは見事なサスペンス映画です。
緊張感たっぷりの展開と、笑える要素のバランスが絶妙で、途中のカーアクションも迫力がある、という「映画の見本」のような作品で、どなたでも楽しめる映画です。
ストーリィ
ヒロインのジェシカ(キム・ベイシンガー)は子供思いの教師で、ある日、突然 誘拐されます。監禁された部屋は二階で脱出できず、設置されている電話機も、誘拐犯のイーサン(ジェイソン・ステイサム)に壊されてしまう。絶体絶命の状況ですが、なんとか電話機を通話可能な状態まで復元。しかし、ダイアル先は選べず、運任せ──。
全くの偶然で、主人公・ライアン(クリス・エヴァンス)の携帯電話に繋がりましたが、いかにもイマドキのワカモノという感じで、初めはジェシカの話を信じません。
そんな彼が、なぜジェシカの話を信じ、行動を起こしたのか。普段の彼であれば、すぐに切ってしまうはずなのに、なぜ? ──このあたりの脚本も見事です(ある程度の「ご都合主義」には目をつぶろう)。
このあとの展開も、ハラハラドキドキの連続で、まったく飽きさせません。オススメの映画です。
- セルラー
- キム・ベイシンガー クリス・エバンス ジェイソン・ステイサム
- アミューズソフトエンタテインメント 2005-08-26
- 楽天ブックス: セルラー
by G-Tools , 2007/11/26