『バクマン。』 53 ページ 「18 と 40」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 42 号)
まだまだ、先週分の感想を書いています。来週の月曜日までには、先週・今週分を書き上げたい……(希望)。
今回、パソコンが壊れて分かったことは、自分とパソコンが切っても切れない関係になっている、ということです。「関係」というのは大げさで、片思いに近いですが。
車がなくても(行くところがない)、電話がなくても(かかってこない)、パソコンだけは手放せない。
さて、では、「これから一生、パソコンが使えないのと、マンガが読めないのとでは、どっちを取る?」と聞かれたら、どうしよう。うーん……。
『バクマン。』に出てくるマンガ家たちなら、マンガと何を天秤に載せられても、即答するでしょうね。
もう 1 本は
無慈悲にも、『疑探偵 TRAP』の終了が、編集長の口から告げられました……。
前回、『怪盗チーター』の作者である響恭太郎と編集者が「仲良くケンカ」しているのを見て、イヤな予感がしていたんですよね。これを機会にして、響が化けるのではないか、と。ひょっとしたら、今後、『チーター』は人気作品になるかもしれませんね。ライバルも消えたし……。
同時に『hideout door』も終了しました。意外なことに、編集長が言うには中井くんの 絵はいい
とのこと。編集長は、蒼樹よりも中井の実力を評価しているようです。けっきょく、蒼樹はジャンプのカラーには合わなかった、ということでしょう。
サイコーの根性を編集長は認めている。亜城木夢叶の次回作に期待しているようですね。川口たろう先生の事もあって、佐々木は個人的にサイコーのことを気にかけていると思いますが、連載会議での決定は別なのです。
週刊少年ジャンプなのに、編集部はオトナの世界なんですね……。
他誌でとか
連載の終了を言い渡された作家が、モチベーションを 落とさず
に描けるのだろうか。ちょっと、想像できないですね。どんな気分なんだろう。
自分の班から 2 本も連載が終わり、さすがの相田も元気がない。ただ──彼は、『ハイドア』が終わっても痛くない、と言っていたからなぁ……。同情する気には、なれません。それに、ツラいのは編集者よりも作家です。
結論から 言う
『TRAP』の終了を聞いた、港浦の反応が薄い。それほど驚いているように見えませんね。
そういえば以前から、言動は熱い──というか「勢いだけ」という感じなのに、港浦は芯が冷めているように見えます。何に対しても、のめり込むことが(でき)ない感じ。
ちょうど、服部やサイコーとは逆です。この 2 人は、表面上は冷め切っているように見えて、根っこは熱い。熱すぎるぜ!
ジャンプの主人公たちには、性格が反対のコンビが多いです。そういう意味では、サイコー・シュージンと港浦は良いコンビ──に、なれるのかなぁ……。今回の終了で、かなり不安になりました。
ほかの相田班メンバは、港浦・服部を置いて話が進んでいます。これは、さびしい。ほかの編集者にとって『TRAP』は、「数ある終わった作品の 1 つ」でしかないのです。
残念だが ……
港浦からの電話を受けた、2 人の何とも言えない表情が、悲しい。冷静に絵だけを見ると、面白い表情で笑えるのですが、それが逆に悲しさを誘うのです。ショックで無防備になっている。
どんな作品にも(『こち亀』でも)、いつかは終わりが来ます。作者にとって満足な終わり方だろうと、不本意であろうと……。ちゃんと受け止める必要がある。しかし、この若い 2 人にとっては、なかなか厳しいでしょうね。
きついな ……
さて、『TRAP』の終了──打切りは決まりましたが、まだ残りの分を載せる必要があります。そのための打合せにも出なければならない。──これがキツいですね。
高校の部活動と違って、「じゃあ、やめます」と簡単には いかないのです。
──そりゃ、力でねーよな
。
完全に脱力しきっている 2 人と、慰めようとする見吉を見て──それでも、やり直しができる年齢なんだよな、と思いました(自分と違って)。まだまだ、これからです!
