『ブラザーズ・グリム』
どんな話?
グリム兄弟が、じつはペテン師だったら? というワン・アイデアで作られたような作品。
舞台となる 18 世紀のドイツは、魔法や魔物、魔女のたぐいはすで迷信として、都会では信じられていない。しかし、田舎の村ではまだ魔物の存在が信じられているので、グリム兄弟が「魔物退治」を法外な値段で買って出る、というアイデアが面白い。
後半に、本物の魔物達が棲む森が登場。ひょんなことからグリム兄弟が、この森に消えた少女達を助けることになります。
はたして、少女達が消えた原因は?
エンディングに期待
なにしろ監督は『未来世紀ブラジル』のテリー・ギリアム。
そして重要な「鏡の女王」役が『アレックス』のモニカ・ベルッチ。
『アレックス』 悪意と悪趣味の固まりのような超暴力映画 : 亜細亜ノ蛾
そして、そもそも『グリム童話』といえば、最近は「本当は恐ろしい」という枕詞で語られることが多くなってきました。
それなら、どんな悲惨な、後味の悪い、目を覆いたくなるようなエンディングが待っているのか──、と wktk、もといガクブルしながら見ました。
──と思ったら、意外にも(?)ハッピィ・エンディングで少々拍子抜けしました。まぁ、細部に目をこらすと、けっこう脇役はスパスパ死んでますが。
タイトルに不満
お箸の国、ゲームの国、ニッポンでは『(スーパー)グリムブラザーズ』でよくね?
- ブラザーズ・グリム
- マット・デイモン ヒース・レジャー モニカ・ベルッチ
- ハピネット 2007-02-09
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- Yahoo! ショッピング: ブラザーズ・グリム
by G-Tools , 2007/09/05