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手元に置いておきたい一冊

まず、絵本のような可愛らしい表紙と、コンパクトで独特なサイズが特徴です。これは、本棚にしまうことを許さずに、テーブルの隅やベッドの側に置いておくことを考えてデザインした、と想像します。

アイデア・ブック スウェーデン式

アイデア・ブック スウェーデン式

  • フレドリック・ヘレーン
  • ダイヤモンド社
  • 2005-03-11
  • ¥ 1,050
  • Book

もちろん、表紙だけではなく中身も素晴らしい。

著名人の言葉や事例から、アイデアを出す発想法を提案しています。魅力的なエピソードがいくつも載っていて、ページ数が少なくても大満足でした。何度も読み返したい一冊です。

さまざまなアイデア・ブック

発想力、つまりは、アイデアを出す方法を扱った書籍は、かなり数が多いです。自分も何冊か読みました。発想法というのは、大昔から全世界で考えられて来たため、そろそろ煮詰まった感があります(《煮詰まる》というのは結論が出る段階になった、ということ。《行き詰まる》に非ず)。

どの本でも、「一度出たアイデアをしばらく寝かせて、客観的な視点から見直す」ことが書いてあります。『スウェーデン式』でも書いてありました。

この本の初めに、アインシュタインの言葉が引用されています。彼が、他人と自分の差は何か質問された時に答えた言葉で、「干し草の山に落ちた針を探す必要がある場合。他の人は針が一本見つかったら探すのをやめる。自分なら針を全部探す」という意味合いのことを話したそうです。

そのアインシュタインの言葉から、「一つのアイデアが思い浮かんでも、あと五つは考えてみる」という発想法を提案しています。

面白いのが「レンガ一個の使い道を15分で50個考えてみる」(!)という提案がありました。自分はせいぜい10くらいしか発想できませんでした……。

発想力が一番

自分は普段から、人間で一番価値があるのは発想力だと思っています。

──いまだに、「計算が速い」とか「記憶力がよい」ひとのことを「頭がいい」などといって褒め称える──というか思考を止める傾向があります。しかし、それらは何世代も前のPDAでも持ち歩けば事足ります。

マンガと発想力

たとえば、マンガや小説で「宇宙最強の男」なんかは簡単に創造できます。「俺なら小指一本で地球を破壊できる」とか「な、なにいぃぃぃぃ!! あいつ、片手で(ナントカカントカ)を倒したぜ!!」とか何とか、キャラクタにしゃべらせればいいわけです。見開きの白紙ページに必殺技の名前だけ書く、とか。

しかし、「監禁された密室内に、帯刀した居合いの達人が見張っています。どうやって脱出しますか?」とか「宇宙に一つしかない、お姫様との結婚の儀に必要な指輪を、盗賊に盗まれました。バカ王子のあなたならどうしますか?」とか「世界は一巡し、仲間は全員死にました。運命には逆らえません。敵である神父が迫ってきます。どうしますか?」とか「魔人モードの虎眼先生が来ました。どうしますか?(あなたが六朗兵衛の場合)」とか──

──そういった、読者を「え!? どうするの?」とwktkさせるのは、発想力! な訳です。

この記事のタグ(偽)

[アイデアは量][マンガと発想力からが一番書きたかった][六朗兵衛逃げてえぇぇー!]

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